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なかなか活動が思うようにいかない事もある今日この頃でしたが、
久しぶりの晴れ舞台。
しかも朗読会でコラボです。
フリーペーパー「ナッセ」にもちゃっかり掲載されました。
～音楽と共に詩・物語を楽しもう～ 朗読会
●日程／９月２２日（日）14:00～15:30
●料金／無料 飲食可
●会場／あき工房ｋｉｍａｍａ（小倉北区大畠３丁目３-４８）
《演目》
●「たみたろうの一日」
朗読 たみたろう(田中みゆ）【詩人】
●（ミニライブ）
けいちゃん・たみちゃんとゆかいな仲間たち【オカリナ奏者】
●「鶴の笛」 林 芙美子 著
読み手 有光 ?季 【ラジオパーソナリティ】
リコーダー 笛田 千裕【リコーダー奏者】
こんな内容でした☆
私は五行詩を作っていてもう６０篇ほどになっているので、
やっぱりポエムはいいなぁと思ったり、オカリナに癒されたり。
そして、朗読は私のワンマンライブとはまた違って、
物語を引き立てられるように音をつけなきゃいけませんから、
結構ドキドキ。
その時の感性を大事にしたいので、作りこまずに完全に即興です。
２回ほどリハーサルしましたが、結局、リハ、本番、それぞれ
全く違う音になりましたし 笑
朗読の中に一曲ソロで演奏する場面があったのも面白かった。
そのあと、２曲ほどソロライブ。
今年作ったオリジナルも演奏しましたよ。
そして、やはりきちんと自己紹介も。
暑い寒いもなにもわからないマヒ状態で、５歳までと言われたこと。
命があっても一生脳性まひ状態でそれがよくなった方だったこと。
とりあえず大人になったけど、
発達の遅れで身体が思うように動かないこと。
男性でもない、女性でもない身体であること。
自分らしい生き方として、障害とも素直に向き合い、そして、
リコーダーのお姉さんとして生きる事を決めたこと。
色々抱えてはいるけど、できないことがいっぱいな中に、
それでも私にできる事を探して、それが、
リコーダー演奏と共に命、優しさとか、
いじめなどがはびこっている今の世の中で、
リコーダーの音色と共に伝えたいこと。
よく「やさしい笛のお兄さんですね」と言われて、
優しいはいいんだけど、本当は「笛のお姉さん」なので、
まだまだ知って頂かないと…
来年で３０代も半ばで、
嫁入り前の娘としては微妙な年齢でしょう？！
と話すとお客さんからどっと笑いが。
こんな感じで、伝えられるといいですよね…。
なかなか販売の機会がなく、家で眠っちゃってる
リコーダーのオリジナルアルバムは
２枚お買い上げ頂いて、感謝。
活動のチラシと、３冊目となる本の注文欄付きチラシも
ほとんどはけていて、これまた感謝。
こうして、リコーダー演奏とともに命について語っている
お姉さん、というのが伝わると嬉しいわ。
イベント花盛りの秋。街角で、ステージにスポットライトを
浴びて、というスタイルはリコーダーの音色は繊細なので
雑踏に音が散ったりして、 大観衆の注目を浴びる事は
難しいのですが、きょうのようなこじんまりとした
スペースでお茶でも頂きながらまったり聞いて頂けるのが、
リコーダーの醍醐味だと思うので、
どんどん演奏の場が広がってほしいです。
五行詩のポストカードも持っていけばよかったわ。
とはいえ、やはり、障害と向き合って、性別とも向き合って、
矛盾した体ではあるけど、女性として生きるというのは
並大抵のことではありません。
正直、悪あがきしてるだけだと自分を責めることもしばしばです。
でも、あきらめることはもう自分の中では「死ぬこと」ですから、
ありのままの私で生きていきたいと思います。
完全な女性にはなれなくても、
腹の中ではこの人本当は男性だと思ってもらっても
もう仕方ないのでせめて
「だけどこの人は女性として扱ってほしいんだな」
ってのが伝わるだけでいいような気もするんですよね。
生きる気力を補給しないといけない状態ですから、
今日のライブをまたきっかけにして立ち直っていきたいわ。
私はやはりリコーダーを演奏することが好きで、
何より人に語りかけていくことが、おしゃべりすることが
好きなんですよね。
ラジオでもしゃべって行けたらいいけどね…。
一見重たいと思われる人権などのテーマをいかにリコーダーと
共に明るく楽しく伝えられるか。
美容室選び、トイレ、インナー、ファッション、靴選び
などなど困っていることは山ほどあるので、
つるんで下さる方いつでも大歓迎です 笑
それにしても、時々、
「わたし、ちひろちゃんと一緒にトイレ行けるわよ」
と声かけられることがあって、結構慰められてます。
「一緒に連れションする？」には爆笑でしたが。
乙女が「連れション」などと口走っては・・・・汗汗
でも嬉しいわ 笑
自分を偽らずに等身大で生きたいだけ。
これからもふつつかな娘ではありますが、
可愛がって頂ければありがたいです。
まずは生きる気力を補給しないとですね。
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