
これ、よく見かけていて気になっていたのです。
なぜかと言いますと、クレンジングなのに美容成分を惜しみなく配合しているところ。
なかでもアムラ(アンマロク果実エキス)なんかが気になっていました。
しかもW洗顔不要で、日常の洗顔にも使えちゃうとか。
1つで5役の多機能クレンジングです。
★24種類の植物エキス★
D.U.O. ザ クレンジングバームは、薬用植物がたくさん入っています。
まず最初に上げたアムラ。
トウダイグサ科コミカンソウ属の小高木で、熱帯から亜熱帯に分布しています。
インド伝承医学アーユルヴェーダでは全木が薬として利用されていて、果実は日常的に食されています。
果実にはビタミンCやフラボノイド、ポリフェノール、タンニン、没食子酸を含み、抗酸化作用やキレート機能に優れています。
アンマロク果実エキスは、免疫機能の向上や肝機能保護、コラゲナーゼ阻害によるコラーゲン分解抑制のデータがあり、ここ数年ヘアケアからサプリメントに至るまで幅広く利用されてきています。
お肌では、
・活性酸素除去による肌老化防止
・コラーゲンの保護と生成促進
・美白、色素沈着予防
などが期待できます。
ぱっと見るとビタミンCと似たような効果ですが、持続的で熱にも強いのが特徴です。
次に、クリサンテルムインジクムエキスです。
ゴールデンカモミールと呼ばれる植物のエキスで、こちらも南米やアフリカでは民間療法で親しまれてきたものです。
サポニンやポリフェノールを含み、抗酸化や抗炎症、血流促進に働きます。
デトックス効果を持ち脂肪の分解を促す事から、スリミング用品で良く見かけます。
それからトルメンチラ根エキスは、バラ科の薬用植物、トルメンチラの抽出物。
エラスターゼの働きを阻害し、エラスチンを保護します。
お肌では引き締めや、ハリを保つ効果があります。
乳酸桿菌/セイヨウナシ果汁発酵液や、乳酸桿菌/ブドウ果汁発酵液は、穏やかに角質を緩める作用があり、肌を柔軟にし弾力を高めます。
他にもプロアントシアニジンを含むビルベリー葉エキスなど、エイジング肌に嬉しい成分がいっぱい。
油溶性ビタミンC誘導体なんかも入ってますし、クレンジングとしては豪華な印象です。
油剤は植物由来の安定性の良いものを使用。
乳化剤は刺激の少ないノニオン界面活性剤の組合せです。
こちらに使われている乳化剤は油分をゲル化するのですが、摩擦を与える事でオイル状に変わります。
カプセル構造との事なので、これが美容成分を抱え込んでいるのでしょう。
メイクを浮かせながら潤いを与える工夫が見えます。
★使ってみた★

バームというか、見た目はシャーベットのよう。
肌で馴染ませるとじんわりと溶け広がっていき、ノバラ油が香ります。
メイクとの馴染みも良く、落ちにくいアイメイクもすんなり浮いてきました。

洗い流したあとは以外にスッキリ。
もっとヌルヌル残るのかと思ったのですが、そういう事ではありません。
ちなみに私は吹き出物肌ですので、夜は洗顔石鹸を併用しました。
W洗顔してもつっぱらず、肌への負担は感じません。
マッサージと朝の洗顔にも使用、透明感が出てふっくらふわふわした手触りです。
これ、クレンジングが負担になってしまう肌に向いているでしょうね。
乾燥に悩む肌、過剰なお手入れで弱った肌にオススメします。
プレミアアンチエイジング株式会社様に製品の提供を頂きました。ありがとうございます。
