マスカラはもちろん水だけで落ちるフィルムタイプ。
アイラインは「いかに滲まず、落ちにくいか」ということが、普通だったら評価ポイントになるところですが、私の場合は「いかに簡単に落とせるか」ということが大事。
滲まず落ちにくいことが売りのアイライナーでは困るのです。
それと、私はぼんやりした地味な顔立ちなのですが、「ぼんやりした目元を黒のアイラインで引き締めて、くっきりはっきりと」とか、嘘だと思います。
丁度、小さい目の人が目を大きく見せようとして、黒いアイラインで目を囲んでしまうと、逆に目の小ささを強調してしまうのと同じで、くっきりはっきりしたアイラインはむしろぼんやりした地味な顔立ちを強調してしまうのです。
なので、黒でくっきりとアイラインを引くのではなく、「目の粘膜エリアはここまでです」といった感じで、赤みのある黒過ぎない色で粘膜エリアを拡大するようにラインを引いてぼかした方が、目が大きく見えるんですよね。あくまでも自分比ですが。
「簡単に落とせる」かつ「粘膜エリアを拡大するように見える色」。
私のメイク技術では、リキッドとかジェル状のライナーだと上手くラインが引けないので、ペンシルタイプが望ましい。
そして安全安心な成分で安価なら言うことなし。
The All Natural FaceのDiva stixは上記の条件をすべて満たす優れもの。
ただ、普通にアイラインとして使うにはあまりにも落ちやすすぎるので(海外の個人ブログで「2時間で無くなってしまう」というユーザーもいました)、アイシャドウの前に一度これでラインを引いて、アイシャドウを塗りながら一度目のラインをぼかして、その上でもう一度、同じ個所に二度目の本ラインを引く、という手順を踏んでいます。
一度目はアイラインのプライマーのように使い、アイシャドウの粉で固定、その上で本ライン、といった感じでしょうか。
ちょっとめんどくさいですが。
でもこの手順を踏めば、朝メイクして夜まで持ち、ワセリンと水だけで簡単に落ちます。
太めの芯で、物凄く柔らかいので、力を入れずにスルスルと書け、簡単に落とせて、刺激もなし。
色数も豊富で「目の粘膜エリアを拡大するように見える色」に該当しそうなDeep Mauveを最初に買ってとても良かったので、Light BrownとWarm Honeyも追加購入。
Deep Mauveは紫がかったダークな渋ピンク、Warm Honeyはえんじっぽい海老茶色。
Deep Mauveは女らしく色っぽい、Warm Honeyはナチュラル。
この2色は結構似ていて、どちらも使える良い色で気に入っています。
Light Brownはぼかすと暗いオレンジ色になるので、あまり似合わず、これは買わなくても良かったかも。
Deep MauveとWarm Honeyは発色が優しくキラキラ入り、Light Brownは濃い発色でキラキラなし。
そしてなぜかWarm Honeyだけ1ドル安く、Deep Mauveだけ底が金色。
この辺がインディーズブランドらしい適当さとでもいうか。
最後に特筆すべき利点を一つ。
プレスト加工していないMMUのアイシャドウは粉飛びするので、目の下に濃い色の粉が落ちると悲惨な状況になりがち。
この商品はそうならずにアイシャドウの締め色とラインを兼ねられるので、非常に便利です。
シャドウと色が混ざりやすいので、色の重ね方次第で様々なニュアンスの違いが出るのも楽しい。
手前からWarm Honey、Light Brown、 Deep Mauve。Light Brownの穴は元々。

左からWarm Honey、Light Brown、 Deep Mauve。
腕に描くとこんな感じだけど、目元に描くともっと赤味を強く感じる。

削る前はこんな感じ。削りはセルフ。

先に注文してたDeep Mauveだけ底の色が違う。
あと、一緒に頼んだアイシャドウの蓋が緩くて、届いた時点で結構汚れてる。

コメント(0件)
※ログインすると、コメント投稿や編集ができます