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藤色のチーク

藤色のチーク

MMUにはまって良かったことの一つは、有料サンプルが安いので気軽にたくさんの色が試せたこと。
それによって、自分では絶対に選ばないような色が意外にもぴったりだと分かったこと。
ファンデの色もそうですが、チークやシャドウも納得いくまで数十色を試した結果、一番似合う色が意外な色だったのには驚きましたが、その色を知ることができたのは大きな収穫となりました。

面積の広いファンデとチークの色さえ合っていれば、面積の狭い目も唇は大外ししない限り、結構何でもいいかな。
なんて、ちょっと言い過ぎかもしれませんが、それぐらいファンデとチークの色は重要だと思います。
ここさえばっちり決まっていれば、メイクはほぼ成功です。

パーソナルカラー診断は違うメソッドのを2度受けたことがあって、「ブルーベース」「低彩度」だということは判ったのですが、ブルベはブルベでも私の肌はグレーがかった黄緑色のオリーブ系。

いわゆるピンク系のブルベではないため、ブルベに似合うとされる青みピンクが、どうもあまり似合わない。
チークは赤味の「彩」を加えるのだから、赤くて当たり前なのだけれど、青み系でも高彩度の色味が似合わない。
黄色人種のアジア人はみんなwarm or cool のwarmに分類され、黄味の入ったオレンジ系のカラーを勧められると、さらに似合わない。
赤味が強くても黄味が強くてもダメ。
こんな肌色に似合うチークなんてあるのかと思っていたら、ありました、ぴったりな色が。
「藤色」です。
海外の製品だと「モーヴ」とか「ラベンダー」とか、そんな感じの色でしょうか。

それまでは、とりあえず消去法的に、黄にも青にも振れない鮮やかすぎない柔らかなピンクのチークを使っていたけど、「悪くはないが、まあ無難」といったところ。
それよりも藤色のチークを使った時、これが本当に自分の頬かと思うぐらい、冴え冴えと透明感のある肌に見えて本当に驚きました。

チークは「頬紅」というぐらいだから、赤くて当たり前。
そんな固定観念をぶち壊すような藤色のチークが存在すること自体驚きましたが、藤色のチークがもたらす効果はさらに驚きです。

最初は「こんな紫色、チークとして有り得ない。舞台とかコスプレ用?」と思ったのですが、つけてみてびっくり。
粉色では「藤色」ですが、塗ってみるとピンク寄りの発色をし、繊細で透明感のある「桜色」の頬に。
自然でほのかな桜色。抜けるような透明感。初々しく冷たい肌。
そういえば、こういう色の頬がずっと理想でした。
求めていたのはまさにこれだと思いました。

海外製のミネラルチークには比較的この手の色が豊富です。
サンプルを使ってみて気に入ったので、フルサイズの現品買いしたのは
The All Natural FaceのCotton Candy(右)
DreamWorld HermeticaのHex Hall(左)
の2点。

The All Natural FaceのCotton Candyは、ここのメーカーのチークで最も青み寄りの色。
Hex Hallが藤色すぎるので、一枚目は特にピンクっぽく映っていますが、実際はもう少し藤色寄りの色です。
ファンデもそうですが、ここの粉は粒子が粗目で、しっかり色が出てくすまない。
ピンクと藤色の境界線があるなら、限りなく藤色に近い渋いピンク。
肌の状態が悪いときや健康的に見せたい時はギリギリピンクの範疇にあるこちらを。
ピンクに近いので比較的使いやすい藤色です。

DreamWorld HermeticaのHex Hallはピンクから藤色の一線を越えてしまった、まさに藤色。
ここの粉は粒子が細かく、肌に溶け込むようになじむので、青みも不自然じゃなく、違和感なく自然に溶け込む。
ただし肌の状態が良い時限定。
肌状態が悪かったり、時間が経ってくすんだ時に蛍光灯下で見ると、グレーの汚れに見えるので。
肌の調子が良い時に、大きめのブラシでふんわり広めにつけると、自然光下では抜群に美しい。
ここのメーカーにはこの色よりもさらに青いチークが複数あるのだけれど、いったいどんな頬になることやら。
これでも十分青いので、怖くて試せません。

DreamWorld Hermeticaのファンデとこの2色のチークがあれば、安心。
私にとっては出会えて良かったお守り的なメイクアップ品でもあります。

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