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ガミラおばあちゃんの“温かな手”

ガミラおばあちゃんの“温かな手”


2013年の夏、ガミラシークレット創設者の
ガミラ・ジアーさんにインタビューする機会がありました。

写真の通り小柄なのに、
パワフルで、温かなエナジーにあふれていて。
“昔気質のおばあちゃん”という感じの方です。

今回は5名いらっしゃるお子さんのうち、
長男のファドさんと来日しました(似てますね~)。

祖国イスラエルから持ってきて下さったのは、
「フェイスオイル ワイルドローズ」に
ブレンドした希少な植物オイルたち。

主役のダマスクローズやローレル(月桂樹)のオイルに加え、
アラブ諸国では“聖なるオイル”と呼ばれる
ニゲラサチバ種子油(左から2番目)など。
(初めて見ました! 独特のスパイシーな香りで
 エイジングケア作用に優れているそうです)。

なかでも、印象的だったのが、
ガミラシークレットのソープにも配合された「オリーブオイル」。

「食べられるので、良かったらどうぞ」と、ファドさん。


じゃあじゃあ、お言葉に甘えて、ぜひお味見をば……(ぱくっ)。

お、美味しい! オリーブ独特の
芳ばしい香りが口いっぱいに広がります!!
このオリーブオイル、ファドさんが
自らの手で植えた木から収穫したものなんだとか。

「子供の頃は農作業の手伝いをするのが嫌で嫌で(笑)。
 いつも母に怒られていましたね」(ファドさん)

遊びざかりだった、当時のファド少年。
オリーブの木を植えるように言われ

「今、そんなもの植えたって、
 収穫できるのは30年後じゃないか!」

と抗議したそう。すると、ガミラさんは、

「その通り! 30年もかかるからこそ、
 一刻も早く植えないとダメなのよ!」
と、ピシャリ(うーん、見事な切り返しです)。



こうして親子の手で大地に根づいたオリーブは
30年の時を経て、見事な果実をつけて。
栄養たっぷりの美容オイルとして、
私たちの肌に届けられているんですね。


オーガニックコスメは、“植物の栽培段階からこだわっている”
というのは、よく耳にする話ではあるのですが――ー。
実際に目の前でこんなお話しを聞くと、
「本当に手作りなんだなぁ~」と感慨もひとしおでした。

実は、この日のインタビュー。
ヘブライ語の通訳さんを介し、日本語、英語、ヘブライ語、
イスラエルのガリラヤ地方独自の言語が交錯するという、
ちょっと特殊な状況だったんです。

がしかし。それがどんな言語であっても、
ガミラさんやファドさんの植物に対する想いがきちんと
伝わってくるという、とても不思議な経験をしました。


なかでも一番印象的だったのが、このやり取りです↓

宇野   「オイルを使う時にオススメの使用法はありますか?」

ガミラさん 「いつも私は、誰かにオイルを塗るとき、
        “祝福”をしながら塗ってあげるのよ」

宇野   「それは塗る相手に対してということですか?
      それとも“肌が美しくなるように”という願いを込めて?」

ガミラさん 「それもそうだけど、もっと根本的なことね。
       オリーブの小さな木が、過酷な自然の中で立派に育ち、
       果実が収穫できるということ。
       それら自然の恵みを、私たちが享受できることに対して、
       感謝と祝福の念を抱かずにはいられないの」


大地とともに生きてきた、ガミラ・ジアーさんの
この言葉は、今も深く心に響いています。

最後に握手して頂いたガミラさんの手は
土に触れる人特有の“硬い質感”と
“ふかふかの柔らかさ”が同居する、本当に温かな手。


この温かな手から生まれた、
「ガミラシークレット フェイスオイル ワイルドローズ」。

優雅なバラと、ハーブ独特の力強い香りが重なり合い、
(植物の青々とした風合いが、“生”のまま伝わってきます)
極薄の潤いヴェールでツヤ感を育む、珠玉の1品だと思います。


オイルを肌になじませるたびに、
ガミラさんの温かな手と、“祝福”を思い出し、
何ともいえない幸せな気持ちで満たされるのでした。


ガミラシークレット フェイスオイル ワイルドローズ 50mL ¥9,975/シービック




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