今年は精油を使いこなせるようになりたいと思って、色々試しているところです。
今回は、前回のフットクリーム(https://beautist.cosme.net/article/710746)に引き続き、キットで発泡入浴剤であるバスフィズを作ってみました。
生活の木 手作りバスフィズキット バラの泡~贅沢な気分になりたいときに~ 定価1,050円

中身

[道具類]バスフィズ抜き型(材質:ブリキ)/取扱説明書
[基材類]重曹70g/クエン酸35g/コーンスターチ(成分:コーンスターチ)10g
ホホバオイル(成分:ホホバ油)5mL/ゼラニウムエッセンシャルオイル1mL/ローズパウダー1g
約8個分のバスフィズ(バスボム)が作れます。
生活の木オンラインストアによると、バスフィズキットの作成時間は約25分とのこと。(乾燥時間は除く)
自分で用意したものは、ボウルと割箸一膳、サランラップ、ビニール袋(ビニール手袋)、小匙、ハチミツでした。
作り方としては、基材類を全て混ぜて(+ハチミツ小匙1/2:まとまりやすく、使用感もよくなる)、後は抜き型で型を取り、その後固まるまで(目安は4~5時間程:但し、気温や湿度によって異なる)乾燥させるだけです。
取扱説明書には作り方のワンポイントアドバイスも書かれていますので、迷うことなく作れました。
出来上がりはこちら。

ローズパウダーで淡くピンクに色付いた姿がとっても可愛くて気に入りました!
基準は浴槽の湯200Lに1~2個です。
入れたらシュワシュワ発泡して、数秒後になくなり、そしてゼラニウムの香りが浴室全体に広がりました。
ゼラニウムは『ローズと同じ芳香成分であるゲラニオールやシトロネロールなどを多く含み、ローズに似た香りがほのかにすることから「ローズゼラニウム」の別名があります。』とのこと。(『』は最新版アロマテラピー図鑑 監修 佐々木薫 主婦の友社p62より引用)
実はあまりゼラニウムの香りは好きな方ではないのですが、それでも浴槽にゆったりと浸かって嗅いでいると、とてもリラックス出来ます。
なお、このキットは簡単で便利ではありますが、事前に読んでおくべき注意事項もあります。
取扱説明書より一部抜粋しますと、
●お風呂の種類によってはお使いいただけないものもございますので、風呂釜の取扱説明書をご確認ください。
●バスフィズを入れた後の残り湯は、洗濯に使用しないでください。
※防腐剤、保存料は一切入っていませんので、残ったバスフィズはラップフィルムなどで密封し、湿気のない冷暗所に保管して一ヶ月以内で使い切って下さい。
その他、妊娠中の使用については注意すること、自己の責任において使用すること等の一般的な注意事項もあります。
そして、別にエッセンシャルオイルの取扱説明書もありますので、そちらも熟読してから作成する必要があります。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
バスフィズのキットにはもう1種類、『月の泡』というのがあります。
そちらはバラの泡と道具類、そして基本の基材(重曹、クエン酸、コーンスターチ)が共通で、基材類の中のベースオイル、エッセンシャルオイル、ハーブパウダーが異なります。
月の泡●グレープシードオイル(成分:ブドウ種子油)5mL/ラベンダーエッセンシャルオイル1mL/カモマイルパウダー1g
バラの泡が好印象だったため、後日、自分で材料を揃えて、ラベンダーの香りのものも作ってみました。
ただ、今回グレープシードオイルは使わず、代わりに前回のフットクリームキットで丁度5mL残っていたスイートアーモンドオイルを使いました。(元々スイートアーモンドオイルもレシピによってはバスフィズに利用されています。)
家にあった材料もありましたが、足りないものは生活の木で購入しました。
重曹は我が家にあったものの完全掃除用だったため、こちらも今回生活の木で購入しました。
材料は元々ハンドメイド用として販売されているものか、一般に販売されているものでも食品添加物グレード以上のものを使う必要がありますね。
今回は自分で計量する必要があるので、秤とスプーン、ミニ・ガラススポイトも用意しました。
出来上がりはこちら。

カモマイルパウダーによって淡い黄褐色に色付いています。
比較するとローズパウダーのピンクの方が好みですが、これはこれで落ち着いた印象で好印象でした。
湯に溶かすと、ラベンダーの香りでとても癒されます。
こちらも作って大満足でした。
バスフィズは簡単に作れて血行も促進されるので、精油を活かすには丁度良いと感じています。
重曹とクエン酸以外はレシピによって微妙に材料が異なるので、色々なレシピを試して、より自分に合ったバスフィズを作るのも楽しそうです。
これからも継続して作っていきたいと思っています。