
水城せとな原作『失恋ショコラティエ』に於けるヒロインサエコの魅力に迫る
2014/2/13 23:55
明日に日付が替わる頃、いよいよフィギュアスケートシングル男子ショートプログラムが
始まりますね。
とても楽しみな反面見るのが怖い・・双方の気持ちが交錯し、場面を想像するだけで
胃痛と貧血を起こしそうな・・ロサです。
少しでも気分を紛らわせるために・・と言ったら、読んで下さる方に失礼になりますが
思い余ってペンを取りました。
皆さんは、月9『失恋ショコラティエ』をご覧になって居られますか?
それと、原作は読まれましたか?
水城せとな原作『失恋ショコラティエ』は、漫画賞を複数受賞し、現在第1巻~7巻までが
発行されており今なお、月刊flowerにて連載中です。
水城せとな先生の作品は、その歯切れの良いセリフまわしから現代のシェークスピアとも、プロットは紫式部とも称されていますよね。
何を隠そう、この私も原作を大人買いして一気に読み、水城ワールドに引き込まれて
しまった者の1人です。
原作が完結していないので、第7巻以降のドラマはオリジナル脚本に
成らざるを得ませんし、どの様な展開と結末を迎えるか気になるところですが・・
ここは、美意識が高い女性が多く集まる事でも良く知られた@cosmeですので、
美ログらしくヒロインサエコの魅力について、少し考えて見ようかと思います。
出来れば・・最後までお付き合い頂けたら幸いです。
主人公ソータが「妖精さん」と呼ぶヒロインサエコは、IQと貞操観念は限りなく低く
決して特別な美貌の持ち主でもなければ、取りたてて取得がある訳ではありませんが
恋愛に於いてイニシアティブを握る「すべ」を自然に身に付け(たと思われる)
天然と小悪魔性を巧みに使い分け、高校時代から学年のイケメンを次々と手中にする
名うてのハンターです。
物語は、ソータがサエコにフラれ失恋したのを切っ掛けに、ショコラ好きな彼女を
振り向かせたいがために、傷心をバネに単身渡仏し、数年後チョコレート王子として
帰国し店をオープンさせた所から始まります。
帰国した彼は名声と大人の雰囲気を纏いサエコの前に現れますが・・
サエコは、ソータに自分の結婚式のウエディングケーキとデザート、引菓子を平気で
お願することの出来る・・妖精と言うよりも悪魔の様な女性です。
実際、見えない所では黒い微笑みを浮かべたりもしていますし・・
■むしろ、薫子さんやえれなさん、妹のまつりちゃんの方が性格も素直で可愛いし
美人なのに・・
なぜ、サエコはソータから妖精さんと呼ばれるのでしょうか?
■ここで手がかりとなる会話を抜粋して見ました。*作品中のセリフは著作権に触れますので、若干手を加えています。
薫子・・・・いかにも男受け狙ってますって解かっているのに、何でいつまでも
気持ちが褪めないのかなー
ソータ・・・見え見えだから可愛いんでしょ? 例えば、鼻先に土を付けて宝物は
隠してませんよ~と尻尾を振る犬は可愛い
薫子・・・・それさえも計算だとしたら?
ソータ・・・別に良いよ、可愛いもの見れたと思って幸せな気分になる
高校時代の回想シーンでも・・彼女を良く思わない女子は沢山いたが、俺は気に
しなかった。悪口を言って顔を歪める子たちよりも、いつもニコニコ
していた彼女の笑顔の方がずっと綺麗だったから
■これらのセリフからも解かる様に、ソータは彼女のブリッコは全てお見通しですし、
彼女の内面も解かった上で「妖精さん」と言っているんです。
*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・
■尽きることのない彼女の女子力は、いったいいつ生まれたものか?
●天性のものではなく、経験を経てあと付けされたもの
・勝負服は、ミニスカート
・肌寒い日は薄着 ⇒プルプル震えて上着をかけてもらう
・靴はシュチュエーションに応じ高さを変える ⇒低いと上目づかいに、高いと顔と身体が接近する
・充分美味しいお菓子も ⇒たくさん売れる為に形や飾り付けに凝ったりするでしょ
・ソータ君の周りはモデルさんやメリハリ美人が多い ⇒真逆で勝負。ファッションと
メイクポイントはナチュラルでふんわりと。ベースはコンシーラーでしっかりと、でも
がっつりメイクしている様に見せない
●幼少期から、ゴッドマザー(母親)の格言を刷り込まれる
・男が古い手を使うと女は引くが、女が古い手を使うと男は喜ぶ
・一度路頭に迷ってみる、心細げな女に男性の心は動く
・女性の好みは時代で変化するが、男性の好みは変わらない
■彼女は、自分を良く知っています。
愛される為には、人一倍努力を惜しまない女性なのだと思うんです。
何よりも、ソータのショコラティエとしての仕事の原点でもあり、
作品のインスピレーションの源となっています。
『今の自分があるのは、サエコさんが自分の前に現れて
幾つもの傷と幸せをくれたから・・・』
■彼は、サエコから「飴」と「鞭」を交互に与えられては、仕事に打ち込み
「愛」と「哀」を感じては、それを作品に込めて世へ送り出す・・・・
・・・彼女、ショコラティエとしての彼の才能を進化させ続けているんです。
■登場人物の中、一番自然体で人間臭いのはサエコであり、女性の深層部には誰しもが
「サエコ」を住まわせている・・と思うのですが、理性やプライドが邪魔をしてそれを
封じ込めて解放しない、出来ない人もきっと居られると思います。
でも、もしそれを上手く飼いならすことが出来たら、例えばぎくしゃくした関係があった
としても、改善し心地よく過ごせる様になるかもしれない。
恋愛においても、仕事や家庭でも・・・「あげまん」なんて言葉がありますが
それも、同じようなニュアンスでなのではないかな・・と思いました。
最後に・・・
オリヴィエの言葉で〆たいと思います。
・ソータの恋愛がショコラティエとしての仕事に刺激を与えているのならば
それはすごく価値のある恋愛だ
纏まりのない記事に、
最後までお付き合い頂き大変有難うございました。
*フィギュアどうなるんだろう・・・
コメント(18件)
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