
便意は「胃・腸反射」と「直腸反射」の2つのステップでおこります。
便意のおこる仕組みを知って、便意をおこしやすくしてみましょう。
胃に食べ物などが入って刺激を受けると、反射的に腸が動き始めて、
蠕動運動が始まります。これを「胃・腸反射」といいます。
たとえば朝食などを抜くと、腸が動き出すタイミングを逃してしまい、
便意を逃してしまいます。
排便されるのを待つ便は大腸のS状結腸で待機しています。大蠕動運動がおこって、
直腸に押し出されると、脳に信号が送られて便意が起こります。
これを「直腸反射」といいます。
「直腸反射」は、直腸内の内圧が約30~40mmHgになるとおこります。
つまり便が少なすぎると「直腸反射」がおこらず、
便意をもよおすことはないのです。なのでダイエット中は便秘になりがちです。
食物繊維や水分をたっぷりとって便の量を増やせば、便意をおこりやすくなります。
ダイエットや少食で食事の量が少ない場合は、サプリメントや食物繊維の飲料を
上手に利用するとよいでしょう。
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