
スモールバジェットでニッチ市場を狙いに来る乙女ゲー映画と同様に、ついにBLアニメが映画になったよ、21世紀。未来に生きてるよ、俺たち…
というわけで観に行ってきた、「世界一初恋~横澤隆史の場合~」。多分また観に行くと思う。萌えたぎる萌えを補給する、そのために。いやあこの映画はホモホモしい感動を腐女子の皆さんと共有できる、ある意味奇跡的な映画体験だった。だって萌えどころで会場みんなが「ハッ」と息を呑むのがわかるんだもん。
一人で観に行ったけど、途中あまりのこみ上げる萌えに無性にとなりに座ったお嬢さんの手をぎゅって握りしめたくなったよ。かろうじてこらえたけど。
あと、我が席の少しうしろに何人か英語でキャッキャしゃべりまくるお嬢さん方がいて、「ああ、萌えはやはり無国籍というか世界を救うんだな」と国際平和に貢献するBLに和やかな気分になりました。っていうかあなた達、どこで知り合ってどうやって日本に来たの?って聞きたかったし、途中から「Which couples do you guys like best?! 」と中学英語で参加したい意気込みだった。やらなかったけど。
そして始まる、横澤隆史の場合。サクッと書きます。
・BLの醍醐味というべきだが、なんというか二人のやりとりが多すぎ!人少ない(出演者)!
→エメ編の方々とか吉野千秋とか本編カプは顔みせ程度でも本編に出て欲しかったな―。画面ホモ密度が低かったですよ!?
・桐嶋さんは予想通りSATCバーガー。飄々としたところが非常によく合ってたよ。
・冒頭部の律っちゃんの頷きシーンに萌え転がった。ていうか高律。高律が本編にもちゃんと出てきたのがうれしー!高律が出てくると劇場がざわって感じになるのが笑えた。やっぱりセカコイは高律がメインカプなのね。
・雪名も台詞くらいあってもよかったじゃない?!カメオ出演ってレベルじゃねーぞ。
・喫煙所の高野さん、やたら儚げな美人だったのですが。というか横澤目線だからなのかしらんが、この映画全編にわたって高野さんが美人だったんですけど、これは横澤の願望なのか?うっかり一線を超えたって何度もさらっと流してるけど、横澤と高野はどっちがどっちだったの?っていろんな人がたくさん考察してるとは思うが、高野さん受け疑惑に私はここで清き一票を投じようと思ったw
・横澤さんモノローグはすごくいい。いいんだけど、毎回思うんだけど、怒鳴り声がもの足りないというか、若くない……ちょっと濁っちゃうんだよね。もっと可愛く?(CV.蒼月昇)と指示したい。
・ひよかわいい。あと作中出てきた抹茶ババロアは神楽坂の有名店「紀の善」の抹茶ババロアで間違いありません。なんでセカコイはブックスまりもといい、リアルな場所をロケハンして作ってるんだろうw
・二人、一線はひとまずぼやかした模様。まあこんなもんだろうな。
・「小野寺によろしく」って台詞がとりあえず作中でmost強がりな名台詞!!横澤よく言った!
・あと作画で変だったのはね、背景がshabbyだったのとやたら指が太いのと構図で体格が違って見えたことだ。映画なんだから、もうちょっと作画頑張れと言いたかった。カメラワークももっと冒険してほしかったなー。間が妙な感じだった。
予想通り、ここまでは桐横なんでごく冷静に静かに見れました。高野さんと律っちゃんが出てくるとこは心のなかでうおおおおおお!となってましたが。
そして、作画的にも声優的にも本編より豪華になってたバレンタイン編。いやあ、わずか15分程度だというのにあんなに萌えを畳み掛けてくるとはまじで呼吸困難。◯◯の場合がひとつ終わる度にアイキャッチが入る理由がよくわかった。だって息できなくなるもん。
ここはカプごとにサクッと。
・桐横
お父さんの恋人が男って気づいたらひよちゃんにはすさまじい反抗期が来そうなものだが。ニュートラルにホモ受け入れてるひよちゃん、なにかおかしいっていつ気づくんだろう…
・トリチア
吉野の安定の通常運転ぶりに笑いとトリの不憫さに涙。なんで吉野は優をいっつも引き合いにだすのか。学習能力がないのか、よっぽど他に友達いないのか。まあかわいいんだけど千秋。なんでかはわからないけどなんかムショーにかわいいんだけど。
・雪木佐
雪名はどこまで紳士王子なのか!「顔がスキ」って言っちゃう木佐翔太(30)かわいい!!!木佐の現実感覚の確かさがスキ。
・高律
あの…この二人については……思いが溢れすぎてこのエントリでは収まりません。一言一句刺さってくるとはどういうことだ!高律!3~4分で生命の危機に瀕したぞ。なんだろ、あの時私はむしろ高野さん目線で律っちゃんをぎゅーってしたかったのか。ちょっとまってください。頭が混乱しているので、高律についてはやはりもう一回ちゃんと見てから(あるいはもうちょっと落ち着いてから)感想を書きたいと思います。
・まとめ
これだけは言わせてもらうが、桐横メイン映画だってことで観に行くの控えてた方々、バレンタイン編のためだけにこの映画を観に行っても全く損じゃない、損じゃないぞー!
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