
先週はまだ仕事が始まっていなかったので、2本の映画を観ました。
初めに観たのは「LIFE!」。俳優ベン・スティラーが自ら監督した映画です。
ベン・スティラー監督・主演、シャーリー・マクレーン、ショーン・ペン、クリステン・ウィグ他出演。TOHOシネマズ日劇で。
雑誌[LIFE」の写真管理部で働くウォルターは、空想好きのさえない独身男。ある日、休刊が決まったLIFE誌最終号の表紙写真のネガが見つからず、ウォルターはカメラマンのショーンを探す旅に出るが・・・。
前半の何分かは話の展開が遅く、少しウトウト・・・。ところがウォルターが旅に出るころから、とても面白くなりました。グリーンランドからアイスランドへ、海にもぐったり、火山の噴火にあったり、冬山に登ったり・・・、ちょっとした冒険ものです。雄大な景色をバックにスケボーですべるシーンは、見るだけでも爽快でした。
シナボンでシナモンロールを食べるシーンがあり、六本木のシナボンに行きたくなりました。カメラマン役のショーン・ペン、ひげづらだったので、タイトルエンドを見るまでわかりませんでした。「LIFE」誌、2007年に本当に休刊していたんですね。前半のテンポも後半と同じくらいなら、もっと面白かったかも。(評価★★★☆)
次に観たのは、名優揃いの「8月の家族たち」です。ピュリッツァー賞とトニー賞をW受賞した舞台の映画化です。
ジョン・ウェルズ監督、メリル・ストリープ、ジュリア・ロバーツ、ユアン・マクレガー、ベネディクト・カンバーバッチ、アビゲイル・ブレスリン、クリス・クーパー他出演。109シネマズ川崎で。
8月の暑い日、父親が失踪し、家族がオクラホマの家に集まった。毒舌家の母とまじめな長女、おとなしい次女、男運の悪い三女、陽気なおばとそれぞれの配偶者や婚約者と子供たち。葬儀の後の夕食は、いつのまにか論争の場となり、やがて隠し事も次第に露わになり・・・。
舞台がオリジナルなので、音楽が少なく、せりふが多い。当然、前半はウトウト。ただあまりにも名優揃いなので、演技力に圧倒されます。特にメリル・ストリープとジュリア・ロバーツ、両アカデミー賞女優の母娘喧嘩はすさまじかった。今人気のカンバーバッチは、珍しくもおとなしい青年の役です。
えっと思うような話も若干ありますが、どちらかというと出演俳優の演技を楽しむ映画かもしれません。(評価★★★☆)



コメント(0件)
※ログインすると、コメント投稿や編集ができます