じつはみんな秘かに悩んでた、二の腕ウラのブツブツ問題
2014/5/1 16:06
鏡にはうまく映らない場所だけに、10代の頃からきっとあったのだろう。
ともかく正直何をしても治らない。不思議なほどガンコなトラブルで、半ば諦めていた。そのうち季節が変わって長袖を着はじめると存在を忘れてしまうという、その繰り返し。ただあくまでそれは、自分だけの特殊な事情だと思い込んでいた。
いや正直、同じような二の腕のブツブツを他の女性の腕に見かけることもなくはなかったが、それでも少数派の悩みであるとしか思っていなかったのだ。
ところが今年、にわかに“専用の治療薬”が脚光を浴びる。おそらくここまでボディケアが進化しても、悩む人が逆に増えていったから、製薬メーカーが本気になってくれたのだろう。
じつは3人に1人が悩む、きわめてポピュラーなトラブルだったのだ。
言うまでもなくこれは、単純な乾きが原因ではない。ターンオーバーの異常によって、角質が開いた毛穴を過剰に詰めてしまうために起きる毛孔性苔癬(たいせん)という毛穴づまりである。
そもそもの原因は、遺伝やホルモンバランスの乱れだというから、確かに解決するのは簡単じゃない。乾きやすい場所だけにここに乾燥が重なって尚さら治りにくくなる。
で、解決の決め手となるのが尿素。角質軟化と保湿とターンオーバーにぐるりと働きかけるから、ここに血行を高めるビタミンEや抗酸化のためのビタミンC、抗炎症成分やサリチル酸などを加えたケアが狙いめだ。
電車の中やエレベーターの中などで、意外にまじまじと見られているゾーンだけに、今日からお手入れを始めてみて。半袖までにきっと間に合うはずだから。
・資生堂 フェルゼア レチノバイタル クリーム 30g \1,100、60g \1,600
・ロート製薬 メンソレータム ザラプロ 25g \1,200
・小林製薬 ニノキュア 30g \1,200
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