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美容医療のやり過ぎはどうなる?

美容医療のやり過ぎはどうなる?



約10年美容クリニックで働いていたのですが、気をつけていたことは、美容医療をやり過ぎないことです。ぜいたくな話ですよね~^^:しかし、美容ってやればやるだけ綺麗になるかといったらそうではなくて、ある程度までいったらそこからは変化がないというゾーンに突入するのです。特に美肌治療なのですが、そこまでいってもなお治療を続けると反対に肌トラブルを起こしたり、老化を促してしまうということにもなりかねません。お肌を若返らせる、肌細胞の細胞分裂には限界があります。ですので、美容医療の施術と施術の間隔はしっかり決められているものが多いですし、複合して使う場合も慎重におこなっていました。
スポンサーリンク 美容中毒とはいっても、患者さんには、美容医療でお肌がキレイになるのを実感すると、次の治療まで待てなくて、早く次の治療をして欲しいという方も多いのです。また、美肌系の治療をあれもこれもと複合治療を希望される方も多いです。まだ同じクリニックでおこなっていただければ、クリニックの方で、最適な治療の順番だったり、重ねておこなってよい治療なのかを考慮しておこなえれますが、様々なクリニックで、色々な美容医療を受けている方は要注意です。先ほど言ったように、肌トラブルを引き起こしたり、老化を早めてしまう恐れがあります。やり過ぎ注意の治療は?私が要注意だなと思う施術系は2つあります。一つは、レーザフェイシャル、ピーリング、フラクショナルレーザー系などの肌の入れ替え治療です。レーザーフェイシャルは皮膚を削っていますし、ピーリングは皮膚を剥いていますし、フラクショナルレーザーは皮膚に穴をあけています。いわば肌にダメージを与えていることになります。正しい期間を守って治療する分には、お肌を美しくしてくれる治療たちですが、期間を守らなかったり、長期に渡って毎月、毎月(だいたい3~4週間隔のものが多い)おこなっていると、肌にダメージを与えすぎてしまって、ビニール肌になってしまう危険性があります。ビニール肌とは?まわりに美容ジャンキーがいないと想像も付かないお肌かもしれませんが、スーパの袋などのビニールを想像して下さい。ビニール肌はツルッとしているので一見キレイにみえるのですが、肌の入れ替え治療をおこないすぎて、皮膚が薄くなって、肌理(キメ)が無くなっている状態です。キメが無いということは、肌のバリア機能がなく、敏感肌になってしまっているため、肌トラブルがおこりやすい肌なのです。また、ハリがある内は良いのですが、老化してくると、皮膚が薄いので細かーいシワがよりやすくなったりもします。ビニール肌の他にも湯葉みたいな肌と例える先生もいます。とにかく皮膚が薄くなってきた方は要注意です。2つ目は、アンチエイジング用の高周波治療です。代表的なものにサーマクールやウルセラ、テノール等が挙げられます。これらは皮膚の裏から熱を加えて皮そのものをキュッと引き締めてくれます。こちらも、ちゃんと期間を守って治療を受ければ、切らないたるみ治療と言われているくらい、引き締め効果があり、アンチエイジングに良いです。しかし、やり過ぎるとどうなるかというと、皮膚が硬くなるのです。学会である美容クリニックの先生が発表していたのですが、長年、高周波系の治療(強いやつ)をおこなっていた患者さんのお顔に、メスを入れる機会があったそうなのですが、皮膚を切開してみたら、内部の肌組織がガチガチに硬かったそうなのです。皮膚が硬いと何か不都合なことがあるのか?というのはその時点では発表されていなかったのですが、今後どんな弊害がおこるかはわかりませんので、気をつけた方が良いにこしたことはないかなと思います。以上、私が思いついた治療はこの2系統ですが、あらゆる美容医療のやりすぎは、肌のバリア機能を低下させ、肌トラブル・肌老化を促すことになりかねませんので気をつけましょう。何事もほどほどがいいのかもしれませんね^^:美しい肌=健康な肌をめざしましょう。↓ランキングに参加しています。応援していただけると嬉しいです↓      最新コスメや美容情報のチェックもから。

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