
買ったのに使い切れなかった、もしくは香りの好みが変わってしまった、そんな理由で
残ってしまったフレグランスってありませんか?
もしくはずっとしまいっぱなしにしていて劣化してしまった・・・なんていうものも
あるかもしれません。
好きで買った香りですから、もし気に入ってもらってくれるご友人や知人がいれば
それにこしたことはありませんが、残りが3分の1以下だったりするとなかなか
そうもいきませんよね。。。
香り選びはかなり慎重にするため、最近は使い切れないものはなくなりましたが、
いろいろと試してみたかった若き日にはそれなりに失敗もあり。。。
そのときにやってみたいろいろな方法をここに少し書いてみることにします。
■もし、好みが変わってしまったとしたら、
少し時期を置いたら又好きになる可能性もあるかもしれないため、あと半年~1年ぐらいは
様子をみた方が良いかもしれません。
それ以上の期間放置しているのであれば、コンバイニングをお勧めします。
放置している香りがウッディ、オリエンタル等重めの香りなら、それをつけた後
(できれば鼻から離れた場所につける方が嫌味なく感じるはずです)、柑橘系、
フルーティーフローラル、オゾン系の軽めの香りをふわっと覆うようにつけてみて
ください。
甘めの香りなら、柑橘系、グリーン系、スパイシー系等々・・・いろいろ試してみて
ください。
きっと新しい発見があるはずです!
最近はジョー マローン、トム フォード等香りのコンバイニングを推奨している
ブランドが増えてきましたが、エッセンスが濃いものほど異臭(悪臭)となることも
あるため、以前はフレグランスの重ねづけはNGとされていました。
そのタブーとされていた頃から、実は「それって本当かしら・・・?」と疑問視
していました。
アトマイザーに香りを入れ替えるとき、アルコールで数度洗い、できれば近めの香りを
入れ替える(アトマイザーは香りの系統で数本使い分けています)ようにしていましたが、
それでも前の香りが少し残っていて次の香りと一緒になったとき、異臭や悪臭となった
経験は皆無だったからです。
もちろん、アトマイザーをアルコールで洗っているので香り自体が薄まっていることが
一番の理由だとは思います。
それに、私が選ぶ香りの系統が離れすぎていなかったからかもしれません(所詮同じ人間が
選び出す香りですから)。
(でも、季節で香りを変えるようにしているため、同じような香りを続けて使ったことは
ほとんど無かったんですけれど・・・ね。)
というわけで、最近はこれがけっこうおもしろく、アルコールで洗うのを軽めに
しています。
■飽きてしまった、明らかに今後使わないと思われるものは、
★コットンにつけ、ティッシュでくるみ、あまり色のついていない(アルコールが
染み出てきて衣服に色が付くのを防ぐため)包装紙で包んで、たんすの隅に入れる
(少量であればティッシュでくるんだだけでOKです)。
(コットンにつけた後小さなビニール袋に入れて開封しておく方法もありますが、
香りがあまり広がりません。)
香りが軽いものはブラウス、シャツ、重めのものはスカート、パンツの引き出しに
入れるのがお勧めです。
★お風呂、又はシャワー室の床に垂らす。
湯船の中に垂らす方法もありますが、湯気も手伝って案外香りが広がるため、
もし香り立ちが強すぎたら床であれば洗い流せます。
★洗面所のシンクにふきかけ、(香りが強すぎたら)水で流す。
このとき、注意点ですが、キッチンやダイニングルームに近い場所は避けてください!
★ベッドの隅(足元)、カーテンの裾につける。
要は、ルームフレグランス代わりに使うということです。
部屋に噴霧する方法もありますが、‘飽きてしまった’、‘今後使わない’ことが前提なので、
玄関先やトイレ等、自分の部屋からなるべく離れた場所の方がお勧めです。
(ご家族と同居されていらっしゃる方は、香害とならないようくれぐれもお気をつけ
ください。)
★手紙(今の方は手紙なんて書かないかも・・・)やメモ、プレゼントの包装紙に
吹きかける。
これ、香りに敏感な方からけっこう好評でした。
★ムエット(メモ紙でもOK)に吹きかけ、バッグに入れておく。
自分でつけるのはちょっと・・・でも、これだと気分転換になることもあるかも
しれません。
■劣化してしまったものは、
香りが飛んでしまったものは上記に書いた方法で使いきれると思います。
異臭(悪臭)に近い感じになってしまったものは、(それでもフレグランスだったので)
生ゴミを捨てるとき使えるかもしれません。
より異臭(悪臭)になりそうだったら、さっさと捨てましょう!
AtIiさん
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