
美濃焼、瀬戸焼、備前焼、常滑焼、信楽焼、九谷焼・・・
全国各地で古来から焼き物文化が根付いている日本。
私の住んでいる九州周辺にも有田、伊万里、波佐見、萩など全国的にも有名な焼き物の産地があり、
有田陶器市や波佐見陶器市などでは毎年全国からたくさんの人が来場して賑わっています。
我が家も食器などの器が大好きで、ドライブついでに窯元やギャラリーなどに寄って、
主に和食器ですが気に入ったらちょこちょこ買うこともあります。
和食や古民家を改装した飲食店では、いつもお皿などもしっかりチェック。
器そのもののデザインはもちろん、料理との合わせ方や盛り付けなども勉強になります。
私もいろいろな料理にさりげに合わせたりしてみたいのですが、
美的センスや手先の器用さというものが皆無なのでなかなか・・・
メイン料理の器じゃなく、小皿とか副菜系の器からなら入りやすそうと思っていたところ、
有田焼を手掛けるアリタ ポーセリン ラボ様で和のデザインなのに洋食器っぽくもある
とても上品な仕上がりのものを見つけました
日本の美しい四季に合わせ、幸運を呼び込み縁起が良いとされる動植物や自然をモチーフにした
有田焼の代表的な絵柄「吉祥紋様」を取り込んだJAPANシリーズ。
本来なら今の時期だと秋・冬物かと思うのですが、
8月に届いていたままずっとレポートが出来なかった夏のJapan Blueをご紹介します。
夏の訪れを告げる梅雨の時期、雨や水をイメージした様々なブルーで展開しているシリーズ。
一言でブルーと言っても、青、碧、藍などいろいろな表情をもつ日本ならではの色彩感覚。
様々なブルーの様々なデザインの器がある中で我が家に届いたのは
夏ごはんの定番、そうめんやザル蕎麦には欠かせない蕎麦猪口と薬味皿のセットです。
蛸唐草と瓔珞紋のペアセット。
前面に中国やインド、日本などの伝統文様があしらわれていますが、
白地にブルーを中心とした爽やかな色遣いで堅苦しさを感じません。
一見、洋のデザインにも見えるので色々と使いやすそう。
ころんと手に馴染むフォルム。
しっかりとした造りですが意外に薄くパリンと割れてしまいそうな繊細で上品な造形。
めんつゆや薬味の色が映えます。
究極の時短節約ごはんで見た目も味気なく見えがちなそうめんでも、
こうやって器にこだわるだけで違った装いになってマンネリ感が消えますね~。
冷たいお茶やアイスコーヒーにも最適なお猪口。
猪口と薬味皿をカップ&ソーサー代わりに使ったり、
薬味皿を小皿代わりにお茶請けを添えたり。
形や大きさがちょうど良いので、茶碗蒸しなども合いそうだなって思ったのですが、
レンジや蒸し器、直火不可ということで断念・・・。
お浸しなどの小鉢のように使っても良いですね。
このジャパンブルーシリーズだけでも他に魅力的な器がたくさんあって、
この猪口&薬味皿に合わせた鉢や平皿、小皿、箸置きなども揃えてみたいです
価格:2,700円
(2014/10/24 23:05時点)
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