吉川康雄さんが選ぶ2019年のマイベストコスメ

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吉川康雄さんが選ぶ2019年のマイベストコスメ
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ブランドの終了を惜しむ声が絶えない「CHICCA(キッカ)」のブランドクリエイターであり、メイクアップアーティストの吉川康雄さん。2019年のマイベストコスメ、そしてメイクを通じて女性に伝えたいメッセージについて伺いました。

吉川康雄さんが選んだ、マイベストコスメ

「CHICCA(キッカ)」のブランドクリエイターであり、ニューヨークを拠点に活躍するメイクアップアーティストの吉川康雄さん。その人自身が持つ美しさを引き出すようなメイクを提案し続けています。

吉川さんの選ぶ2019年のマイベストコスメには、撮影の現場でも使っているというアイテムと、ブランド終了を惜しむ声が絶えない「CHICCA(キッカ)」より、こだわりのアイテムを挙げてくださいました。

ツヤ肌ベースメイクの仕込みに欠かせないクリーム

KIEHL’S SINCE 1851(キールズ)

容量・本体価格 49g・4,000円 / 123g・7,200円
発売日 2019/11/1追加発売

吉川さんが選ぶ2019年のマイベストコスメのひとつに輝いたのは、2019年1月にリニューアル発売された「KIEHL’S SINCE 1851(キールズ)」の『キールズ クリーム UFC』。ブランドのアイコン的存在のクリームで、吉川さんが女優やモデルにメイクを施すときには必ず使用するのだとか。

「ひとことで言えば、ベースメイクの邪魔をしないクリーム。ベースメイクはどのファンデーションを選ぶかということと同じくらい、その下に使うクリーム選びも大切なんです。クリームのテクスチャーがヘビーだと、そのあとにつけるファンデーションがゆるくなってしまうんだけど、これはほどよい“スベり感”があってベーシックなツヤを出してくれる。どんな肌タイプの人でもきれいに仕上がると思いますよ」

まつげにもツヤを。美しい目もとをつくるマスカラ

CHICCA(キッカ)

本体価格 4,000円
発売日 2019/8/14

ツヤ感という意味では「CHICCA(キッカ)」の『シェイプディファインマスカラ』も吉川さんの2019年のマイベストコスメのひとつ。まつげにボリュームとツヤをもたらすマスカラです。

「まつげとツヤって結びつかないかもしれないけれど、まつげも“毛”なので、髪と同じでツヤがあるほうが美しいんです。ファイバー入りだと、どうしてもマットになってしまうでしょう? CHICCAのマスカラはファイバーは使わず、表面張力でボリュームを出す処方にしています。ボリュームや長さといった効果や機能を求めるのもいいんだけど、美しさも大切にしてほしい。“何が美しいのか”という自分の基準を持ってほしいな」

下半期のメイクは、テクスチャーをアクセントに

「春夏はカラフル、秋冬は深い色。新作というよりは限定アイテムが多い1年だったよね」と2019年のメイクを振り返る吉川さん。下半期は”テクスチャー“がポイントだと語ります。

「秋冬のファッションは圧倒的に黒が多いでしょう? そこにトレンドの深い色だけでメイクをしてしまうと重くなるよね。だからキラキラ、ツヤツヤといったテクスチャーを全体ではなくアクセントとして使うのがおすすめ。たとえばグリッターが美しいイヴ・サンローランの『シークインクラッシュ』とかね。目尻や目頭にほんの少しをポイントで入れると、パーティーメイクにもいいんじゃないかな」

シークインクラッシュ

イヴ・サンローラン

全7色 (うち限定1色)
本体価格 4,200円
発売日 2019/8/23

華やかなテクスチャーが難しければ、アイライナーマスカラでさりげなくブルーやピンクなどの明るい色を取り入れるのがおすすめだそう。この“色”についても、「偏見を持たずに、もっと挑戦してほしい」と吉川さん。

「『私にはこの色は似合わない』って思い込んでいる人が多いですよね。子どもっぽい色とか大人っぽい色とか、そういう色に対するイメージを消し去ってほしい。リップはどんな色でも透明感さえ調整すれば、誰にでも似合うんです。

明るいピンクは“ギャルっぽい”ってイメージがあるかもしれないけれど、明るさを出して元気でかわいい印象を作ってくれる。くすんだボルドーは老けて見えると思われがちだけど、色っぽさがあるよね。くすみ=悪ではないんです」

「色を偏見なしに楽しめると、メイクも上手になりますよ」と吉川さん。こうやって背中を押されると、いろんな色に挑戦してみたくなるから不思議です。

すべての世代の女性が、透明感とツヤを表現できる

ツヤ肌メイク”の第一人者としても知られる吉川さんが考える、ベースメイクのトレンドについては「引き続き、透明感のあるツヤ肌を意識していくことになるでしょうね」と吉川さん。

「美しいものって、一度世の中に出てしまうと消えることはありません。透明感とツヤのある肌の美しさを知ってしまったら、化粧感たっぷりの粉っぽいマットなメイクは消えていくことになるでしょうね。あえてファッションとしてマットな肌づくりをする以外は」

若さの象徴と思われがちな「透明感」と「ツヤ」。しかし、「すべての世代の女性が透明感のあるツヤ肌を手に入れるというのが、僕が描く理想の未来」と吉川さんは語ります。

「美しい肌を持っているのに、大人になるとシミやシワばかりに目がいって、自分の肌をあきらめてしまう人が多い。フレッシュな透明感とツヤをすべての世代で表現できる。そんなベースメイクを提案したいですね。今日はそれを”トレンド“と言っておこうかな」

スキンケアとメイクを別物にしてはいけない

もうひとつ、吉川さんが念を押すのは「スキンケアとメイクは、どちらも大切」ということ。

「美容にこだわる人でも、メイク派とスキンケア派に分かれるでしょう? スキンケアとメイクが別次元って人は意外と多いんです。メーカーでも研究所もまったく別だったりして、よく考えるとちょっと変だよね。スキンケアが行き届いたキレイな肌は、どんなメイクも似合うのにね」

スキンケアもメイクも、ファッションも、その人が自分の“キレイ”を楽しむためにある」というのが吉川さんの持論。

「自分のことをもっと好きになるためのアプローチを増やすといいと思います。そうすれば、トレンドが何色だろうが、自分の顔と向き合ってメイクすることそのものが楽しくなる。世の中がそんなメッセージを出してあげたらいいと思う。少なくとも、僕はこれからもそうありたいと思っていますよ」

「CHICCA」のブランド終了が発表されると、在庫を求めてアイテムを求める「#追いCHICCA」なるワードがSNS上にあふれました。今でも惜しむ声が絶えないなか、吉川さんが見ているのは女性たちの明日。さらなる美しさを追求する吉川さんからの、新しい発信が楽しみです!

メイクアップアーティスト・吉川康雄さん

1983年にメイクアップアーティストとして本格的に活動を開始。東京をベースにファッション誌や広告のフィールドで活躍後、1995年に渡米。渡米半年で『VOGUE』のカバー撮影に抜擢され、その後のキャリアを決定づけるファッションエディター、フォトグラファーと出会う。2008年から2019年3月までCHICCA ブランドクリエイターに就任。現在は、ニューヨークを拠点に活躍しながら、美容情報サイト「unmixlove」を立ち上げ、取材や執筆もこなす。著書に「生まれつき美人に見せる」(ダイヤモンド社)、「褒められて嬉しくなる キレイの引き出し方」(宝島社)、「いくつになってもキレイ!になれる」(世界文化社)。

Instagram @yasuoyoshikawa

取材・文/大森りえ
撮影/中山実華

(アットコスメ編集部)

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