
テレビや雑誌など様々な分野で活躍されている、アーティストのMattさん。2021年上半期のマイベストコスメや、メンズコスメの可能性について教えていただきました。
Mattさんが選んだ、マイベストコスメ
炭酸ローションでむくみをすっきりリフトアップ

スキンケアはホワイトローズの香りで気分を上げる
続いてはディオールの「プレステージ ホワイト」シリーズから、「ル プロテクター UV シアーグロー」、「オレオ エッセンス ローション」、「ラ ソリューション ルミエール ライト イン セラム」の3点をピックアップ。


うるおう水スプレーを探している人にぜひ使ってほしい

3つめはアットコスメでも大人気のキュレル「ディープモイスチャースプレー」。スプレー化粧水を普段から愛用するMattさんが、キュレルは「うるおう水スプレーを探している人にぜひ使ってほしい」と、太鼓判を押します。
「ボディークリームを毎日使うんですが、背中がうまく塗れなくて。これは逆さにしてシュッと吹きかけられるから簡単なんです。
マスクを外した後、顔にも必ず使っています。マスク内は水蒸気でうるおっているようだけど、外したときに水分が蒸発して肌が乾燥するんです。そういうときにこのスプレーを使うと肌が生き返りますね」
少し肌がゆらいでいると感じたときも、このスプレーはMattさんにとっての頼れるレスキューコスメなのだそうです。
「男性にも勧めたいアイテムです! 僕の兄は美容に全く興味がない人なのに、これだけはボディに使って保湿しています。一家に1本あったらいいんじゃないかと思うくらい使いやすいです」
キュレル
発売日 2020/4/11
撮影用メイクも崩れない! “Mattメイク”を支えるクッションファンデ

ベースメイクでは、HERAの「ブラック クッション」がMattさんのマイベストコスメのひとつに選ばれました。こちらのクッションファンデーションは、今回のリニューアル前からずっと使っているとのこと。
「本当に崩れにくいんです。僕は濃いメイクのときにクッションファンデを使うとよれやすくて、スタジオに行く日はいつもリキッドを使っていました。でも、これはリキッドと同じくらい耐久性があって、ツヤ感があるのに塗り方によってはマットっぽくもできる。水分と油分のバランスが整えられて、肌が呼吸しやすいファンデーションになっていると思います」
濃すぎず薄すぎずの絶妙な質感で、このクッション1つですべてをカバーしてくれる。「これに勝るファンデにまだ出会っていない」と熱く語ってくれたMattさん。小鼻や目もとなど、細かい部分まで塗りやすい付属のパフにも注目です。
GENKINGさんおすすめの美顔器で強力リフトアップ

隙の無い美肌を保つために、エステや美容医療も活用しているMattさん。ARTISTICの美顔器「The Vzusa(ザ メデューサ)」をマイベストコスメに選んだのは、たるみを強力にリフトアップするハイフ(HIFU)級の効果に驚いたからだと話します。
「お友だちのGENKINGさんがこの美顔器のアンバサダーをしていて知りました。ハイフは施術後しばらくするとリフトアップ効果が弱まってくるけど、これを使うとハイフの効果が最高潮のときと同じ効果を実感できます。肌のアイロンがけをしているような感覚なんです。GENKINGさんに朝使うといいよと言われたので、メイク前にしっかりリフトアップしたいときに使っています」
高価な買い物だったけれど、その価値はあったとMattさん。忙しいときは朝起きて、顔をぱっと洗ってから美顔器を使用。そのままお風呂に入ってジェルを洗い流しているそうです。
美容は「心を休める」至福の時間
エンターテイナーとして万全の状態で仕事をするために、Mattさんがとくに重視しているのが朝のスキンケアです。
「しっかり3時間ほどスキンケアに時間をかけたいので、午前中の仕事はなるべく控えています。美容ってやっぱり時間がかかるし、一発で良くなることはなかなかありません。特にスキンケアはコツコツ続けることで結果につながるので、“継続は力なり”という気持ちで頑張っていますね」
もともと肌荒れしにくいタイプなのに、マスクによる摩擦やコロナ禍でのストレスで、肌がゆらいでしまったこともあったとか。そのときに痛感したのが、毎日異なる肌の状態に合わせたスキンケアの大切さでした。
「キュレルやシカ成分配合のドクタージャルトのパックなど、鎮静効果があるアイテムには助けられました。敏感になった肌が本当に落ち着くので、スキンケアの力ってすごいんだなと」
Mattさんにとって、リラックスできる音楽をかけ、フェイスパックしながらスチーマーにあたるスキンケアタイムは至福の時間。長引くコロナ禍で、美容は「心を休める」ことでもあると改めて感じるようになったそう。
「テレビの仕事って自分では緊張していないつもりでも、体が勝手に緊張して、強ばってしまうんです。だからこそ、自分を労る美容の時間は、すごく必要だと思っています。そうすることで自分らしいパフォーマンスができる。“ひとりだけの至福の時間”は、誰もがちゃんと設けるべきだなと思うんです」
メンズ美容がマナーになる時代がくるかもしれない
インスタを通して男性からメイクやスキンケアの相談を受けることも多いというMattさん。最近は一般男性がどんなスキンケアをしているのが気になっていて、話をする機会があるときにはインタビューしていると話します。
「男性に話を聞いてみると、わりと女性ものも使っているんだなと感じます。いちばん多いのはやっぱり無印良品のスキンケア。持ち運びするときに、パッケージ女性っぽいが女性っぽいものはやっぱり避けたいみたいです。男性の中での美意識の高まりを感じますね」
化粧水と乳液をセットで使う、洗顔をきちんとしているという男性も増えているそうで、少しずつメンズ美容が浸透しているのを感じるとのこと。
「これから先は、スキンケアで清潔感を保つことが人と会う前の習慣になって、メンズ美容がマナーになる時代がくるかもしれませんね」
自分のためのメイクやスキンケアを誰もが楽しめる時代に向けて、先駆者であるMattさんの存在はますます大きなものになっていきそうです。
アーティスト・Mattさん

7歳の時にピアノとバイオリンを始め、学生時代はドラム、フルート、サックス、コントラバスなどさまざまな楽器に専念。現在は歌手、作詞作曲、タレント、モデル、レタッチャーメイクアップ、ブライダルタキシード&和装デザイナーなど、様々な分野でアーティストとして活動中。
Matt Instagram(@matt_kuwata_official)
文/田邉愛理
(アットコスメ編集部)