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めくりさん
めくりさん 100人以上のメンバーにお気に入り登録されています 認証済 44歳 / 敏感肌 /  クチコミ投稿145

7

購入品リピート

ケータイから投稿2024/3/27 23:39:37

※ミスオブ沙棗についてのレビューですが、
所持していない沙棗への思い出も大量に含まれています。

ばら園のオードパルファムを購入後、魅入られたかのように毎日使ってしまっていて。
ばら園は厚みがありつつもこってりしすぎない、フルーティーさや甘さの匙加減が絶妙な、非常に完成度の高いバラの香りなのですが。
トップにほんの少しのWe're、そしてそれとは全く別の部分に、同じ資生堂の沙棗を思わせるところがあったのです。

沙棗は持っていないけれど、私は廃盤前に買い溜めしておいたミスオブ沙棗を持っている…!(それ最後の一本ダヨ…)

クローゼットから久々に取り出し手にしたミスオブ沙棗のミステリアスな赤い瓶。
「どちらの沙棗にもばら園にも入っている香料なのか、あるいは沙棗とばら園だけに共通する香料なのか」を確かめる術はないのですが…

でも…でもとにかく資生堂の香りは資生堂のフレグランス以外では味わえないのです。(資生堂のフレグランスに惚れ込んだ経験のある方にならこの表現は分かっていただけるでしょうか…)

調べてみると、ミスオブ沙棗にもオリジナルの沙棗にも、(そして全く香調の違うWe'reにも)バラの香料は使われているようなので、そこにヒントがあるのでしょうか?
というか、この三つに使われていたバラはばら園と同じバラなの?
…と、結局全ては謎のままではあるのですが、せっかくなので、ミスオブ沙棗についてもレビューしたくなってしまったわけです。
(長い前置きですね。笑)

フルーティー(ただし、何の果実かはわかりません)で瑞々しい香りから始まって、ちょっと苦めのグリーン、フローラル、和三盆のような甘さ…そして、ウッディの利かせ方が絶妙…濃密で最高!

そしてこのミスオブ沙棗、
瓶から直接男性に嗅がせたり、つけすぎたら(なんとワンスプレーだけでも!)絶対に良い返事は返ってこないのに、
ほんのちょっぴり、ティッシュやコットンにワンスプレーして腰のあたりや手首などに少量ずつ、ちょんちょんちょん、と、自分では全く分からないくらい、物足りないくらいにつけていると、やけに男性に好まれるという不思議な香りでもありました。
「お、今日はなんだか大人っぽいね」とストレートに明るく褒めてくれた方もいらっしゃるのですが、
どちらかと言うと、相手の目が本気になってしまうような求心力を感じた経験が何度もあったのです。(若き日の思ひ出…!)

だから、ちゃんとこの香水の箱の中に入っている説明書には、「特別な時に香らせて下さい」と書いてあるんだな…と、この歳になって理解しています。
(そして、香水に対して厳しく、嫌いがちな夫がもう若い頃からずっと「いい匂い」と言っている香りのひとつでもあります。)

そして、オリジナルの沙棗のキャッチコピーを知る機会があり、沙棗の香りの危険度をはっきりと表現していると確信したのです。
「君、いたづらに沙棗の香りを身に纏うことなかれ」

たくさんつけたらダメ、TPOもちゃんと考えて。デートの相手は?信用できる人?
ぷんぷん振り撒くのは安っぽいからダメよ。
特別な香りなんだから。
ここぞというときにほんの少し、賢く使いなさい。

一言でそう教えてくれているキャッチコピー。
なんて素敵なんでしょう。

しかし、、資生堂の香水。
巧みに女心を虜にして他のブランドへの興味を薄れさせ…そしてあっさりと廃盤にしてしまうのはひどくないですか?泣

沙棗シリーズの他にも、また違った方向性ですけど、ウィアもヴォカリーズもビバーチェの3色コロンなども、全てが好きでした…

それでも、ばら園の中にほんの少しだけの沙棗を見つけることができたのも嬉しいわたし。

「廃盤にした全部の香りを復活させてよー!」と無理難題を突き付ける私は過激派エンドユーザー…
でもやっぱり、いっぱい色んな名香を廃盤にしちゃって、資生堂は本当にひどい。

沙棗とミスオブ沙棗、
狂おしい東洋の毒。
星は7つじゃ足りません。

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