女は中身とおしゃれで変わるって気づくのに時間はかかります
今あなたが自分を良く分かっていて、
自分がきれいに見える最大限の努力をしているのなら、
効果はちょっと少ないかもしれません。
でもきっとまだまだ研究の余地はありますよね。
努力で人間はとても変わります。

でもそれを本当の意味で理解するのは難しく、
私は歳を重ねて紆余曲折を経て、
最近ようやく、わかったような気がします。
だから、あなたの気持も、お友達の言葉も、
両方わかるような気がします。

私は三十路です。

両親の教育のせいもあったのか、学生時代は
「人間は中身！チャラチャラすることなく勉強しろ」
とおしゃれを捨てて生きることが正しいと思っていました。
そんな時、好きな人が出来てふられちゃいました。

ベタな方法でしたが、
立ち直ろうと、髪を切って、
ちょっと明るい色にして、
ストレートパーマをかけました。

翌日化粧をしたら、
今まで使っていた化粧品が
髪の色と全然合わず、使えなくなっていました。
仕方なく化粧品を姉や母に借りて、学校へ行くと
「すごくいいよーどうしたの！」って、、
髪とメイクを変えただけで、こんなに反応が違うとは、、

その時は急に周りの態度が変わったのが嫌で、
おしゃれをやめてしまいました。
人間外見でなく中身の方が大事っていうのが正しいとは
今でも思っていますが、
中身がある＝おしゃれに時間を費やさない
と勘違いしていたのです。

美しい人は何をしなくとも若い頃は美しく、
そういう人には何をしても決してかなわなく思え、
だからこそ、おしゃれより中身を磨こうという思いもありました。

就職して、おしゃれはただのTPOになってしまいました。
忙しかったので、百貨店に行って、
上から下まで店員さんに揃えてもらうような買い方をしていました。
失礼のない服を着ていた自信はありますが、
おしゃれが楽しくも何ともなかったです。

ある日、またまた別れちゃいました。
「君はしっかりしてる云々」というお決まりの言葉で、
しっかりなんてしてないのにね。

私は商品を企画してプレゼンテーションすることを仕事にしていました。
泣きながら、仕事しながら、

「商品はあらゆる工夫をして
良く見えるようプレゼンテーションをしているのに、
なぜ自分は工夫をしてプレゼンテーションしていないのか」
ということに気づきました。
急におしゃれが楽しくなり、
ただのメイク用具が魔法の道具に見えてきました。

おしゃれは自分をどういう風に魅せるか
どうすれば自分が気持よく過ごせるか

人間大事なのは中身です。
でも中身と外見をちぐはぐにする必要はないのです。

当時私は仕事を背伸びをしながらやっていて、
スーツは戦闘服でした。
お互い忙しくて、彼とビジネススタイルで会っていた私は
知らず知らずに、デートの時も
ビジネスっぽく彼と接していたと思います。

おしゃれをすれば変わります。
髪の色ひとつで、口紅の色ひとつで、
二十代のころは友人がイメチェンする度、
何度も驚かされました。

そしてこの歳になると、
内側の輝きがにじみ出る人に出会います。
だから両方楽しんで磨いてみてください。

外見だけの人、あと中身充実だけのもったいない人も
この歳になると少し見えてきます。
中身も外見もバランスが取れて
前向きに生きている人は
人間として美しく、輝いて見えます。

人間余裕の無いときも、若い時もあります。
もっと歳をとればお友達の言葉も
こんな書き込みをしたことも、
きっと人生の楽しい一ページです。

お友達の言葉もおおらかに受け止めて、
コスメだけじゃなく、映画も本もおいしいものも
旅行やショッピングの経験も
苦い経験や幸せな出来事も
全部使ってきれいになってください。
同じ生きるなら明るく前向きに生きなきゃ損です。

こんな私も結婚をして、今幸せです。
小悪魔ロリータさんはおやじキラー？
歳を重ねたおじさんの人を見る目は捨てたもんじゃないですよ
すてきな中身を持っていらっしゃるんだと思います。
色々冒険してみてください。
楽しく毎日を過ごして、幸せになることを
お祈りしています。