イオン導入は超音波やLEDと異なり、特定の成分だけを浸透させる原理の美容機器です。
ですので、まずその科学メカニズムをきちんと理解されてから使用される製品を選択しなければなりませんね。

イオン導入はその言葉通り、成分がイオン化されることで電気的に機械のプローブと反発し、皮膚に浸透していくメカニズムです。
そして成分がイオン化するのは水に溶けた時ですので、まず油溶性成分はイオン化せず浸透には関与しません。
そして水に溶けてイオン化するとなると、成分名で後ろに「Ｋ（カリウム）」や「Ｎａ（ナトリウム）」がついているものが該当することになり、皮膚に効果が期待できる成分となると、水溶性ビタミンＣ誘導体やグリチルリチン酸２Ｋがこれに該当します。

ということで、もともとイオン導入の原理が開発されたのが水溶性ビタミンＣ誘導体を浸透させるためでしたので、ビタミンＣの効果を増幅させる目的でアイテムをお探しになるのが基本です。

なお、水溶性といってもアミノ酸単体はイオン化しませんので、あまり関係ありません。
その他、コラーゲンやプラセンタなども同じですが、これらは今度分子量も大きいためにさらに浸透増幅は期待できません。

それから、アイテム選択にあたって好まない成分を上げられていますが、これらも上の原理には全く該当しません。
パラベンの中に唯一イオン化するものがありますが、日本では使われている実績はありませんので、これも心配は無用です。

先にご回答下さった方の中に、このイオン導入の原理に拘った設計の製品がありますので、参考になると思いますよ。
ご参考までに。