ニキビに悩むお子さんをもつ親や兄弟の方へのお願いです。
長文ですが、最後まで読んでくださると嬉しいです。
どれだけの人が見てくれるかはわかりませんが…


ニキビの治療の効き目は個人差があり、なかなか効果が出ないからといって｢ちゃんと顔洗ってるの？｣というような言葉は言わないようにお願いします。
まだ、｢ニキビは思春期だけだから大人になったら治るよ｣という言葉もお願いです、言わないであげてください。
どうして言わないで欲しいか、それから解決法(になるかもしれないやり方)もお教えします。

まず、ニキビ用の洗顔料や化粧水って高いですよね。でも効くか効かないかは人によります。また、最初は効いても次第に効かなくなる時は菌に耐性がついてしまった状態です。一生懸命洗ってもニキビが治らないこともあるのです。だから本人にとってはニキビにすごく悩んでいて治療に取り組んでいるのにも関わらず、ちゃんと洗わない不潔な人というレッテルを貼られるのはとても辛いことです。
それから、ニキビが出来やすい思春期は一生に1度しかありません。その青春をニキビのせいで憂鬱とした気持ちで過ごさなければならない苦しみは本人にしかわからないことです。一生に1度しかない青春が無くなるかもしれないことが問題なので、｢大人になったら治る｣という言葉は何の慰めにもなりません。今が苦しいのですから。それに早期に治療をすることでニキビ跡も最小限に抑えることができます。

解決法ですが、1番は皮膚科に相談し、生活習慣を見直すことです。ニキビは菌による病気なので、お医者さんに診てもらうが適切です。
他の方法としては殺菌効果のあるスキンケアでは耐性ができてしまうので、殺菌以外の他のやり方をとることです。皮脂を洗いすぎると、保湿のために肌がさらに皮脂を分泌しそれがまたニキビの原因がになります。
そのため、敏感肌や乾燥肌の方は洗浄力はマイルドにすることが必須です。
そして、消炎作用のあるティーツリーや、抗酸化作用のあるビタミンCをスキンケアに採り入れる方法が効果があると考えられています。
サプリメントよりも肌に湿布する方がより早く効果を実感できます。

ニキビは食生活の多様化により最近になって急激に増加した現代病です。だからといって特定の栄養素を完全に断つというのは非現実的です。
ニキビ肌と上手く付き合って青春を謳歌できるよう、心から応援させてください。

思春期ニキビにかつて苦しみ、大人になっても思春期ニキビのニキビ跡と大人ニキビに悩む成人より

最後まで読んでくださりありがとうございました。