セラミド配合製品について
halnyan さん
口元の激しい乾燥が収まらず、キュレルやアスタリフトなど(擬似?)セラミド配合のスキンケアを取り入れようかと検討しています。
そこで、疑問に思ったのですが、化粧品に入ってるセラミドは、ヒトの本来持っているセラミドに似た働きをする人工的な物質ですよね。
働きは似ていても、肌にとどまっている時間というのは違うものでしょうか?
つまり、効果はそのセラミド入りのコスメを塗布している間だけで、一時しのぎの保湿に過ぎないのか?それとも、皮膚中のセラミド同様に長く肌に留まり、乾燥しやすい肌質を変えうるものなのか?という疑問です。
詳しい方よろしくお願いします。
そこで、疑問に思ったのですが、化粧品に入ってるセラミドは、ヒトの本来持っているセラミドに似た働きをする人工的な物質ですよね。
働きは似ていても、肌にとどまっている時間というのは違うものでしょうか?
つまり、効果はそのセラミド入りのコスメを塗布している間だけで、一時しのぎの保湿に過ぎないのか?それとも、皮膚中のセラミド同様に長く肌に留まり、乾燥しやすい肌質を変えうるものなのか?という疑問です。
詳しい方よろしくお願いします。
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EUREKAさん
役に立った!ありがとう:16
2011/11/10 16:54
細胞間脂質エマルジョンの塗布効果について
こんにちは。
セラミドは、細胞間脂質の50%以上を占める、細胞膜構成リン脂質の酵素分解生成物です。
役割としては、水分保持のほか、角質細胞同士の接着や外部刺激に対するバリアとしても寄与しています。
保湿機能が低下した皮膚では、細胞間脂質の働きが不十分であり、角質水分量も10%以下で、角層の形態が乱れた「荒れ肌」となります。
この状態は、皮膚のターンオーバーで新たな角質細胞が生成され、それに伴って細胞間脂質が補充されるまで続きます。
一方、荒れ肌に細胞間脂質を注入すると、皮膚の水分保持機能が回復することが検証されています。(1986年論文)
これは疑似セラミドでも同様であり、角質細胞間には天然の細胞間脂質と同様の「ラメラ構造」が構築されることも確認されています。
ですから、「肌にとどまる」のではなく、何らかの原因により失われた細胞間脂質が「再構築される」という認識でよろしいかと思われます。
こんにちは。
セラミドは、細胞間脂質の50%以上を占める、細胞膜構成リン脂質の酵素分解生成物です。
役割としては、水分保持のほか、角質細胞同士の接着や外部刺激に対するバリアとしても寄与しています。
保湿機能が低下した皮膚では、細胞間脂質の働きが不十分であり、角質水分量も10%以下で、角層の形態が乱れた「荒れ肌」となります。
この状態は、皮膚のターンオーバーで新たな角質細胞が生成され、それに伴って細胞間脂質が補充されるまで続きます。
一方、荒れ肌に細胞間脂質を注入すると、皮膚の水分保持機能が回復することが検証されています。(1986年論文)
これは疑似セラミドでも同様であり、角質細胞間には天然の細胞間脂質と同様の「ラメラ構造」が構築されることも確認されています。
ですから、「肌にとどまる」のではなく、何らかの原因により失われた細胞間脂質が「再構築される」という認識でよろしいかと思われます。
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