長寿アニメの声優交代の方法について。
匿名 さん
長寿アニメの声優交代の方法について。生涯現役で亡くなってから後任を探す方法と、元気な間に後任を見つけて交代する方法の2つのパターンがあると思います。
「ドラえもん」や「サザエさん」・「アンパンマン」や「ワンピース」などの長寿アニメの声優交代の方法はどちらが望ましいと思いますか?
タラちゃん役を50年以上演じ続けた貴家堂子さんが亡くなられたという訃報のニュースがありました。貴家さんは87歳だったそうです。
タラちゃんを87歳まで演じ続けられたことは本当に凄いことだと思います。
亡くなる直前まで「サザエさん」のレギュラー声優として現役を全うされたことも凄いことだと思います。
「サザエさん」の声のキャスト陣は生涯現役を貫く方が多いです。
波平役を約45年演じられていた永井一郎さんも亡くなる直前まで波平役を演じられていました。永井さんも82歳まで波平を演じられていました。
一方、「ドラえもん」は2005年4月に声優が全員交代しました。
交代前のドラえもんの声のキャスト陣は高齢化が進んでおり、声優交代が行われる何年も前から声優交代の噂はあったそうです。
そして、アニメ放送25周年・映画化25周年という節目を迎えた2004年に声優交代が発表され、2005年に声優交代が行われました。
声優交代が行われた2005年3月当時のメイン5人(ドラえもん・のび太・しずか・ジャイアン・スネ夫)の平均年齢は69歳だったそうです。
「ドラえもん」のケースでは、当時のキャスト陣が「5人全員が元気な間に5人全員で綺麗に卒業したい。十分な時間をかけて、しっかりとした後任を見つけてもらって、決まった後任の若い役者さんにバトンを渡して託したい。自分達は元気な間に【ドラえもん】のアニメから離れて、次のキャストの人たちに引き継いでもらって、いつまでも未来永劫ドラえもんというアニメを続けてもらいたい。」という希望があったそうです。
【全員が元気な間に5人一緒にドラえもんから卒業したい。】という意向は、旧キャスト陣の平均年齢が還暦を超えた1999年頃辺りからの意向だそうです。
そして、ドラえもんが25周年を迎えた2004年にメインの声優5人から降板を申し入れ、製作者サイドもキャストの意思を尊重する形で交代が確定したそうです。
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大山:冗談半分に「あと20年はできるだろう」「やりますよ」と言っても、子供たちに「ドラえもん」をずっと与えつづけていくためには、いつか私たちが交代しなくちゃならない。その時に、安心して『ドラえもん』という鍵を渡せる次の世代が育ってもらいたいといつも思っています。「いつか私はドラえもんをやってやる」と思う俳優さん、声優さんが出てくればうれしいし、目標にしてくれれば、喜んで全員で鍵を渡したいと思いますよ。 (1999年3月 20周年だよ!ドラえもん ザ・ムービー キネマ旬報社)
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ドラえもん役の大山のぶ代さんは、特に「自分が元気な間に計画的に後任を決めてもらって、自分が元気な間にドラえもん役を降板したい。」という気持ちが強かったそうです。
大山さんが執筆した「ぼく、ドラえもんでした」という著書に書かれていましたが、大山さんが68歳(2001年)の春頃に直腸がんが見つかったそうです。そして大山さんは手術・長期入院を経験したことで、「私に何かあった時に、俳優の死と云う汚点を残したくない」という考えが大山さんの中に気持ちとして固まり、そしてドラえもん役の降板の申し入れをしたとはっきりと書かれています。
実際、大山のぶ代さんは直腸がんの手術後、手術が成功して完治したにも関わらず、テレビ朝日の幹部とシンエイ動画(ドラえもんの製作会社)の幹部、藤子プロの幹部を大山さんが入院していた病室に呼んで、ドラえもん役の降板を申し入れたと書かれていました。
ドラえもんを演じている役者が亡くなる形で交代ということになると、ドラえもんを楽しみにしている子どもたちを傷つけてしまう形になることや、準備期間も十分に確保できないままに短期間で後任の声優を選ばないといけない状況を避けたかったというのが大山さんの当時の心境だったそうです。
しかし、アニメでレギュラー出演している声優さんが亡くなってキャラクターの声が交代することが汚点という考え方は少し極端だとも感じました。
長寿アニメの声優交代の方法について。生涯現役で亡くなってから後任を探す方法と、元気な間に後任を見つけて交代する方法の2つのパターンがあると思います。
どちらが望ましいと思いますか?
「ドラえもん」や「サザエさん」・「アンパンマン」や「ワンピース」などの長寿アニメの声優交代の方法はどちらが望ましいと思いますか?
タラちゃん役を50年以上演じ続けた貴家堂子さんが亡くなられたという訃報のニュースがありました。貴家さんは87歳だったそうです。
タラちゃんを87歳まで演じ続けられたことは本当に凄いことだと思います。
亡くなる直前まで「サザエさん」のレギュラー声優として現役を全うされたことも凄いことだと思います。
「サザエさん」の声のキャスト陣は生涯現役を貫く方が多いです。
波平役を約45年演じられていた永井一郎さんも亡くなる直前まで波平役を演じられていました。永井さんも82歳まで波平を演じられていました。
一方、「ドラえもん」は2005年4月に声優が全員交代しました。
交代前のドラえもんの声のキャスト陣は高齢化が進んでおり、声優交代が行われる何年も前から声優交代の噂はあったそうです。
そして、アニメ放送25周年・映画化25周年という節目を迎えた2004年に声優交代が発表され、2005年に声優交代が行われました。
声優交代が行われた2005年3月当時のメイン5人(ドラえもん・のび太・しずか・ジャイアン・スネ夫)の平均年齢は69歳だったそうです。
「ドラえもん」のケースでは、当時のキャスト陣が「5人全員が元気な間に5人全員で綺麗に卒業したい。十分な時間をかけて、しっかりとした後任を見つけてもらって、決まった後任の若い役者さんにバトンを渡して託したい。自分達は元気な間に【ドラえもん】のアニメから離れて、次のキャストの人たちに引き継いでもらって、いつまでも未来永劫ドラえもんというアニメを続けてもらいたい。」という希望があったそうです。
【全員が元気な間に5人一緒にドラえもんから卒業したい。】という意向は、旧キャスト陣の平均年齢が還暦を超えた1999年頃辺りからの意向だそうです。
そして、ドラえもんが25周年を迎えた2004年にメインの声優5人から降板を申し入れ、製作者サイドもキャストの意思を尊重する形で交代が確定したそうです。
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大山:冗談半分に「あと20年はできるだろう」「やりますよ」と言っても、子供たちに「ドラえもん」をずっと与えつづけていくためには、いつか私たちが交代しなくちゃならない。その時に、安心して『ドラえもん』という鍵を渡せる次の世代が育ってもらいたいといつも思っています。「いつか私はドラえもんをやってやる」と思う俳優さん、声優さんが出てくればうれしいし、目標にしてくれれば、喜んで全員で鍵を渡したいと思いますよ。 (1999年3月 20周年だよ!ドラえもん ザ・ムービー キネマ旬報社)
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ドラえもん役の大山のぶ代さんは、特に「自分が元気な間に計画的に後任を決めてもらって、自分が元気な間にドラえもん役を降板したい。」という気持ちが強かったそうです。
大山さんが執筆した「ぼく、ドラえもんでした」という著書に書かれていましたが、大山さんが68歳(2001年)の春頃に直腸がんが見つかったそうです。そして大山さんは手術・長期入院を経験したことで、「私に何かあった時に、俳優の死と云う汚点を残したくない」という考えが大山さんの中に気持ちとして固まり、そしてドラえもん役の降板の申し入れをしたとはっきりと書かれています。
実際、大山のぶ代さんは直腸がんの手術後、手術が成功して完治したにも関わらず、テレビ朝日の幹部とシンエイ動画(ドラえもんの製作会社)の幹部、藤子プロの幹部を大山さんが入院していた病室に呼んで、ドラえもん役の降板を申し入れたと書かれていました。
ドラえもんを演じている役者が亡くなる形で交代ということになると、ドラえもんを楽しみにしている子どもたちを傷つけてしまう形になることや、準備期間も十分に確保できないままに短期間で後任の声優を選ばないといけない状況を避けたかったというのが大山さんの当時の心境だったそうです。
しかし、アニメでレギュラー出演している声優さんが亡くなってキャラクターの声が交代することが汚点という考え方は少し極端だとも感じました。
長寿アニメの声優交代の方法について。生涯現役で亡くなってから後任を探す方法と、元気な間に後任を見つけて交代する方法の2つのパターンがあると思います。
どちらが望ましいと思いますか?
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