外見だけでヒトのお酒の強さを見抜く方法は存在しますか？

お酒の強さはアルコールを分解するアルコール分解酵素とアルコール分解後に発生するアセトアルデヒドを分解するアルデヒド分解酵素という2つの酵素が2つとも機能するタイプか、機能しないタイプかによりお酒の強さが決まりますが、外見だけでヒトのお酒の強さを見抜く方法は存在しますか？

飲酒をしても赤くならない人はアルコール分解酵素とアルデヒド脱水素酵素という2つの酵素が正常に働く活性型タイプのため、かなり沢山の量のお酒を飲むことができる体質の人です。

日本人は、活性NN型（お酒に強いザル）・不活性ND型（お酒に弱い）・失活DD型（下戸）という3タイプの体質に分かれることは既に医学的・統計学的に証明されていますが、外見だけで活性NN型（お酒に強いザル）・不活性ND型（お酒に弱い）・失活DD型（下戸）を区別する方法ってあると思いますか？

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①活性型(NN型)：日本人の56% →(アルコールの分解が速いため、飲酒をしても顔や体が赤くなることがない体質のお酒が強いタイプ。アルコール脱水素酵素とアルデヒド脱水素酵素が共に正常に働く活性遺伝子型。このタイプは吐き気・頭痛・動悸などの不快症状が起こりづらいため、アルコール依存症になりやすい。

②不活性型(ND型)：日本人の40% →基本的にはお酒に弱く、お酒を飲むと顔も赤くなりやすい。吐き気・頭痛・動悸などの不快症状が表れる。アルコール脱水素酵素は活性型だが、アルデヒド脱水素酵素が部分欠損型のためNN型の16分の1の活性しかない遺伝子型。ND型の人がビール1杯を飲んだ場合、NN型の人がビールを16杯飲んだ量に相当する。（NN型の1/16しか分解能力がないために、健康リスクが高い）

③失活型(DD型)：日本人の4%程→アルコール脱水素酵素とアルデヒド脱水素酵素が2つとも全く働かないため、全く飲めない下戸
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この3つのタイプは、完全に遺伝的要素で決定されるそうです。また、56:40:4という比率に男女差はないそうです。

医学的にお酒の強い人＝飲酒後も赤くならない人（NN型）
医学的にお酒が弱い人＝飲酒後に赤くなる人（ND型・DD型）

ということになります。

NN型の出現率に男女差はないため、女子大生でも2人に1人以上はお酒が普通に飲めるタイプです。
ということは、ミスコンに出ている可愛い女子大生や小柄な女性とかもお酒に強い人が2人に1人以上の割合でいることになります。

意外だと感じる方は多いと思いますが、乃木坂46でエースとして活躍された白石麻衣さんはお酒が強い体質です。
白石麻衣さんは2020年2月14日に放送された「ぴったんこカンカン」で白石さんがビールや日本酒を飲んでいるシーンが全国派で放送されました。白石さんが中ジョッキでビールを2杯と日本酒を熱燗で2合の合計4杯を飲んでいたのですが、白石さんの顔や体が全く顔が赤くなっていなかったです。日本酒やビールを飲み終わった後も白石さんの顔や体は飲む前と変わらず肌色のままで、酔った様子も全くありませんでした。

白石さんはご自身のYouTubeで飲み企画の動画を他にも何度も投稿していますが、どの動画でも白石さんの顔や体が全く赤くなっておらず肌色のままです。

女性は化粧メイクで顔の赤みを目立たなくすることはできますが、首元とか体も全く赤くなっていなかったので、白石さんは体質的にお酒が強い人でザル体質（＝NN型）だということが分かります。
また、浜辺美波さんもお酒が強い体質であることをカミングアウトしていました。遺伝子検査を受けた結果、浜辺美波さんの結果はアルコール分解酵素とアルデヒド分解酵素の2つが機能するNN型だということをラジオで明かしていました。
倉科カナさんもかなりお酒が強い体質みたいで、度数が高いお酒を飲んでも全く顔も赤くならずにかなり飲める（＝NN型）というエピソードは度々週刊誌で報じられています。

白石さんも浜辺さんも倉科さんも痩せていて、容姿も綺麗で可愛いのでお酒が強いようには見えないですが、しかしお酒が強い体質です。

一方、読売ジャイアンツの4番打者の岡本和真選手や中日ドラゴンズの鵜飼航丞選手は下戸でお酒が飲めないそうです。
また、メジャーリーガーの前田健太投手もお酒を少し飲むだけで顔から足まで真っ赤になって、寝てしまうそうです。（前田選手の奥様が前田投手がお酒を飲んで真っ赤になって寝てしまった際の画像をインスタグラムに投稿されていました。）
例えば、白石さんや浜辺さん、前田選手などがお酒事情を全く話さずお酒の強さが分からないと仮定しても、白石さんや浜辺さん、前田選手の容姿だけでお酒の強さを見極めることはできますか？