原作をドラマ化・アニメ化する際に、台本の台詞のアドリブは許されるべきか否か

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匿名 さん

映画やドラマ、アニメは原作を重視するのと役者や脚本家が原作と離れた作風で製作する2パターンがありますが前者と後者のどちらが正しいと思います?
代表例はドラえもんです。

ドラえもんの場合、原作のドラえもんはフランクな口調でした。しかし、アニメの放送が開始された後、アニメ版の声優陣が言葉遣いを綺麗な言い方に台詞回しを変更した結果、その方針を原作者も賛成し、原作の作風がアニメ版の作風を逆輸入する形になりました。
ドラえもんは子供たちが観るアニメだからドラえもんを通して正しい日本語を覚えて欲しいという理由で当時の声優の大山のぶ代さんが、「お前がのび太か。」というドラえもんのセリフを「こんにちわ僕ドラえもんです。」に直したり、しずか 役の声優さんがしずかの台詞でのび太を呼ぶ際に、「あんた」が原作でしたが、「のび太さん」に統一したりして、原作の言葉遣いを丁寧な言葉遣いにアドリブしていました。

また、藤子さんは大山のぶ代さんのドラえもんの声を「ドラえもんはこういう声をしていたんですね。」というほど大山さんを高く評価していた話も有名です。
大山さん以外の他のドラえもんのレギュラー声優の方々も、公私で藤子さんと仲が良かったそうで、声優陣と原作者の信頼関係があったからこそ、声優陣の考えや方針に原作者も納得し、そしてそれを支持して原作にまで影響を与えたと思います。

ちなみにドラえもんの声優さんが2005年に一斉に交代した後、大山さんが現在のドラえもんについてインタビューを受けた際、「今の声の出演者も一生懸命頑張っていると思う、でも言葉遣いをもう少し気を付けて演じてほしい。」と言った趣旨を発言したこともあるようです。
現在のドラえもんは原作初期・中期の作風を重視して制作していると言われているので言葉遣いはフランク口調です。

ドラえもんを一例にしましたが、原作を重視するのと役者や脚本家が原作と離れた作風で製作する2パターンでどちらを支持しますか?


当時の声優さん→新声優さんの年齢(2005年の声優交代時)
ドラえもん 72歳→31歳
のび太 70歳→30歳
しずか 67歳→32歳
ジャイアン 71歳→15歳
スネ夫 70歳→33歳
ママ 68歳→38歳
パパ 75歳→45歳

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