声優さんが亡くなって声優交代することについて
匿名 さん
日本は長寿アニメが多いので、声優さんが亡くなってキャラクターの声が交代するパターンが結構あります。
そこで質問ですが、声優さんが亡くなってキャラクターの声が交代することは作品やキャラクターにとって汚点になると思いますか?
アニメでレギュラー出演や主役キャラの声を担当している声優さんが亡くなってから、十分な時間もかけずにオーディションをして後任の声優を選ぶというパターンも多々ありますが、このパターンは作品やキャラクターにとって汚点になると思いますか?
ドラえもんの元声優の大山のぶ代さん(当時68歳)は、ドラえもんの声優として活躍していた2001年に直腸がんを患われました。
大山さんは療養期間が当初の予想より長期化し、入院期間が長引いてしまったそうです。
そのため、手術が成功してがんは完治しましたが、年齢や体調面などに不安が出てきてドラえもん役の降板を2001年頃から繰り返し申し入れていた話は有名です。
そして、これは大山さんご自身の「ぼく、どらえもんでした」という著書に以下の様に記載されています。
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そうだ、早くスタッフの方たちにお話して、何事もないうちにドラえもんを、降ろしてもらわなくちゃ。早く辞めないと、急になにかあってもいけないから…。まだ今だったら、録音する元気もある。少し録音して、余分にVTRを作っている間に、早く次のドラえもんの声をやってくれる俳優さんを決めてもらって、私はこの子と、別々でいなくっちいけない。ドラえもんみたいな素敵な子に、出演中の俳優の死なんてひどい汚点を残しちゃいけない。
【ぼく、ドラえもんでした。P219ページより引用】
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また、大山さんは直腸がんの手術後、大山さんの夫である砂川啓介さんに、下記の心境を打ち明けたそうです。
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「病室に連れてきたドラえもんのぬいぐるみに、『せっかく22年もアンタと一緒に楽しくやって来たのに、私だけいなくなったら、アンタどうするの?』って尋ねてみたのよ。そうしたらね、なぜか涙が止まらなくなって、ワーッて泣いちゃった。
でもね、のび太くん、しずかちゃん、ジャイアン、スネ夫は22年間、ずーっと同じ仲間でやってきたでしょ。だから、あたしだけが、どこかに行っちゃうなんてできない、できるわけがないって。そう思ったら、『ガンになんて、負けないぞ!』って急に勇気が湧いてきたの」
【娘になった妻、のぶ代へ 大山のぶ代「認知症」介護日記】より引用
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また、大山さんは夫の砂川啓介さんにもドラえもんを降板することについて相談したそうです。
下記の会話は、砂川さんと大山さんの会話について記事で紹介されたものを引用します。ちなみに、ペコとは大山さんのあだ名だそうです。
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「ペコ、突然どうしてなの? せっかくガンを取って元気になったのに、どうしてペコにとって一番大事なドラえもんを辞めたいだなんて言うんだい?」
「でもね、啓介さん。私がまた今回のように、急に入院したり、突然倒れたりしたら、迷惑がかかっちゃうでしょ。だったら、元気なうちに自分から辞めちゃったほうがいいんじゃないかなって思い始めて……」
https://crea.bunshun.jp/articles/-/45170
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つまり大山のぶ代さんは、「私に何かあった時に、俳優の死と云う汚点を残したくない」という考えが気持ちとして固まり、そしてドラえもん役の降板の申し入れをしたという趣旨の心境を著書で明かしています。
確かに、大山のぶ代さんの考え方も理解できますが、しかし一方で、アニメでレギュラー出演している声優さんが亡くなってキャラクターの声が交代することが汚点という考え方は少し極端だとも感じます。
声優さんが亡くなってキャラクターの声が交代するパターンは作品やキャラクターにとって汚点になると思いますか?
それとも、生涯現役でキャラクターに向き合う生き方をする声優さんの考え方の方がプロの考え方だと思いますか?
ちなみに、大山のぶ代さんは2001年にドラえもん役の降板を申し入れてから、3年後の2004年に正式にドラえもん役の降板が決定し、翌年2005年3月いっぱいで他のレギュラー声優陣・製作スタッフと一緒に降板しています。
大山のぶ代さんは72歳でドラえもん役を降板しています。
そして、2005年4月から声優陣・製作スタッフが刷新されてドラえもんはリニューアルスタートしました。
そこで質問ですが、声優さんが亡くなってキャラクターの声が交代することは作品やキャラクターにとって汚点になると思いますか?
アニメでレギュラー出演や主役キャラの声を担当している声優さんが亡くなってから、十分な時間もかけずにオーディションをして後任の声優を選ぶというパターンも多々ありますが、このパターンは作品やキャラクターにとって汚点になると思いますか?
ドラえもんの元声優の大山のぶ代さん(当時68歳)は、ドラえもんの声優として活躍していた2001年に直腸がんを患われました。
大山さんは療養期間が当初の予想より長期化し、入院期間が長引いてしまったそうです。
そのため、手術が成功してがんは完治しましたが、年齢や体調面などに不安が出てきてドラえもん役の降板を2001年頃から繰り返し申し入れていた話は有名です。
そして、これは大山さんご自身の「ぼく、どらえもんでした」という著書に以下の様に記載されています。
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そうだ、早くスタッフの方たちにお話して、何事もないうちにドラえもんを、降ろしてもらわなくちゃ。早く辞めないと、急になにかあってもいけないから…。まだ今だったら、録音する元気もある。少し録音して、余分にVTRを作っている間に、早く次のドラえもんの声をやってくれる俳優さんを決めてもらって、私はこの子と、別々でいなくっちいけない。ドラえもんみたいな素敵な子に、出演中の俳優の死なんてひどい汚点を残しちゃいけない。
【ぼく、ドラえもんでした。P219ページより引用】
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また、大山さんは直腸がんの手術後、大山さんの夫である砂川啓介さんに、下記の心境を打ち明けたそうです。
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「病室に連れてきたドラえもんのぬいぐるみに、『せっかく22年もアンタと一緒に楽しくやって来たのに、私だけいなくなったら、アンタどうするの?』って尋ねてみたのよ。そうしたらね、なぜか涙が止まらなくなって、ワーッて泣いちゃった。
でもね、のび太くん、しずかちゃん、ジャイアン、スネ夫は22年間、ずーっと同じ仲間でやってきたでしょ。だから、あたしだけが、どこかに行っちゃうなんてできない、できるわけがないって。そう思ったら、『ガンになんて、負けないぞ!』って急に勇気が湧いてきたの」
【娘になった妻、のぶ代へ 大山のぶ代「認知症」介護日記】より引用
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また、大山さんは夫の砂川啓介さんにもドラえもんを降板することについて相談したそうです。
下記の会話は、砂川さんと大山さんの会話について記事で紹介されたものを引用します。ちなみに、ペコとは大山さんのあだ名だそうです。
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「ペコ、突然どうしてなの? せっかくガンを取って元気になったのに、どうしてペコにとって一番大事なドラえもんを辞めたいだなんて言うんだい?」
「でもね、啓介さん。私がまた今回のように、急に入院したり、突然倒れたりしたら、迷惑がかかっちゃうでしょ。だったら、元気なうちに自分から辞めちゃったほうがいいんじゃないかなって思い始めて……」
https://crea.bunshun.jp/articles/-/45170
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つまり大山のぶ代さんは、「私に何かあった時に、俳優の死と云う汚点を残したくない」という考えが気持ちとして固まり、そしてドラえもん役の降板の申し入れをしたという趣旨の心境を著書で明かしています。
確かに、大山のぶ代さんの考え方も理解できますが、しかし一方で、アニメでレギュラー出演している声優さんが亡くなってキャラクターの声が交代することが汚点という考え方は少し極端だとも感じます。
声優さんが亡くなってキャラクターの声が交代するパターンは作品やキャラクターにとって汚点になると思いますか?
それとも、生涯現役でキャラクターに向き合う生き方をする声優さんの考え方の方がプロの考え方だと思いますか?
ちなみに、大山のぶ代さんは2001年にドラえもん役の降板を申し入れてから、3年後の2004年に正式にドラえもん役の降板が決定し、翌年2005年3月いっぱいで他のレギュラー声優陣・製作スタッフと一緒に降板しています。
大山のぶ代さんは72歳でドラえもん役を降板しています。
そして、2005年4月から声優陣・製作スタッフが刷新されてドラえもんはリニューアルスタートしました。
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