新宿の美容室　Lille 大森です。

市販のシャンプーの大半は石油が原料で高級アルコールが含まれているものが大半です。

高級アルコールとはネイルのリムーバーと同じようなもので、揮発性が高いもの。髪の水分も一緒に飛んでしまいがちです。そこで、手触りを良くするトリートメントやコンディショナーがあるという感じです。


まずは、ダメージの原因から分析すると解決に繋がるかと思います。最近多い原因をいくつかあげます。


「紫外線を多く浴びる環境にいる事が多い」「コテやストレートアイロンを多く使う」「ブリーチをした」「パーマをかけて４ヶ月以上経つ」


上記にあげた項目に当てはまるようであれば、

髪のタンパク質が熱変性を起こしている「熱変性毛」が原因の可能性が高いです。


「熱変性毛」を簡単に説明します。

髪の毛はタンパク質です。身の回りにあるタンパク質は例えば、「卵」「お肉」などですね。

それらをフライパンで焼くと硬くなります。


毎日アイロンやコテを使っている場合や、上記項目はそういった、タンパク質が硬くなりしなやかさや潤いがなくなっている状態です。



これらを改善するには、特殊な成分が必要となります。美容室で順を追って成分を髪に入れ込む必要があります。


普段使いのシャンプーであれば、「アミノ酸系」「プラセンタ」「phコントロール」のいづれかの特徴を含むもの。

コンディショナー。トリートメントであれば、「植物系保湿成分」「加水分解のタンパク質」「シルク」のいづれかの特徴を含むものが良いでしょう。


市販では、なかなかみつからかもしれません。


美容室のシャンプーは高いというイメージがあるかもしれませんが、今は本当に良いものがお安く求められる事が多くなっています。

参考までですが、私達のサロンでのお客かのコスパのお声は、シャンプーとトリートメントの月換算額は「1000円」くらいだとおっしゃっていただいております。

ドラッグストアでちょっと高めの「シャンプー　￥７００」「トリートメント　￥７００」で２ヶ月もつ事と比較してもさほど変わらないかもしれません。


もしよければ、サロンシャンプーもご検討候補の１つに入れて頂けると幸いです。



追伸。ヘアオイルであれば、「オリオセタ」が最高のオイルです。

現状のオイル全て試しましたが、これを超える使いやすさと手触りのオイルはありません。