
1738年創業のスイス時計ブランド『ジャケ・ドロー』は、先日VIP顧客を対象に世界で28本しか発売されない『チャーミング・バード』のお披露目会を行った。
1対1の接客ができるようにと、会場には15人弱のゲストと10人ほどのスタッフ。伝説とも言われる時計をこの目で確かめるために東京都内外からゲストが集まった。

ムーブメントは手巻きで、ボタンを押すと小鳥がさえずりながら羽根やくちばしをぱたぱた動き回るからくりが仕掛けられている。哀愁に満ちた動きとさえずりをみているとつい「カワイイ(チャーミング)」と言いたくなる高級な中に可愛さが満ちた1本だ。ちなみにストラップはアリゲーター。1本作るのに、職人がパーツパーツを丁寧に組み合わせて完成させるのに約1ヶ月かかる。そのため、他の『ジャケ・ドロー』の時計に比べても一段と高めの値段設定となっている。

細々とした構想になっているため非防水。そもそもこの時計をつけて海でダイビングをしたり、運動したりなどまず誰も考えないことだろう。毎日腕にはめる時計ではなく、コレクターが大事に保存する芸術作品であるのだから。

会場では、他にダイアモンドが7カラットついた女性用の時計もお披露目してくれた。多くのファンにお披露目するために、この2本はジュネーブ、パリ、東京、上海、香港へと世界中をまわっている最中。高級時計を運ぶ最も安全な方法をきくと、「腕にはめて移動する」ことだそう。詳しくは企業秘密だそうですが、数千万円もする時計を世界中に移動させるのも一苦労だなとつくづく思った。

この素晴らしい時計達をお目にかけることが出来て本当にラッキーなMIKI TVでした。