生活から見直す乾燥肌対策法【おすすめの洗顔料はコレ!】

アットコスメ > 生活から見直す乾燥肌対策法【おすすめの洗顔料はコレ!】
生活から見直す乾燥肌対策法【おすすめの洗顔料はコレ!】
  • ツイートする
  • シェアする
  • 送る

乾燥が気になる秋から冬にかけて、乾燥肌対策は万全にしておきたいもの。カサカサ、ゴワゴワ、シワシワの乾燥老け肌を深刻化させない生活習慣や食生活、化粧品選びのコツをまとめてお届けします。しっとり潤いに満ちたハリツヤ美肌をキープして、化粧ノリのよいごきげん肌を目指しましょう♪

1.なぜ肌が乾燥するの?

肌が乾燥すると肌表面にある角質層がめくれ、皮膚の水分と油分のバランスが崩れてしまいます。
そうなると、バリア機能が低下し、水分と油分が肌表面から蒸発してカサカサの乾燥状態になってしまうのです。
その原因は、間違ったスキンケアや食生活、生活習慣にもあります。
間違ったスキンケアで多いのが、肌のこすりすぎ。肌の保湿能力が低下し、乾燥しやすい状態になってしまいます。
極端なダイエットや偏食、ファストフードの多用など食生活の欧米化も若い世代からの乾燥肌の原因に。
また、睡眠不足や空調、入浴法など日々の生活習慣でも乾燥肌を招く原因が潜んでいます。
肌の乾燥対策をするためには、全方位的なアプローチが必要です。

2.乾燥肌になる原因とは?

肌の乾燥には様々な要因があります。まずはその原因をひとつひとつ探っていきましょう。
肌のお手入れ方法から生活習慣まで、あらゆる角度から乾燥を防ぐように日頃から心がけることが大切です。

2-1.クレンジング&洗顔のやりすぎは乾燥の原因に

一生懸命スキンケアをしようと、つい手に力が入ってしまい、気付かないうちに角質層を傷つけてしまっている場合もあるので気を付けましょう。
乾燥肌の方に限らず、ゴシゴシ洗いはNG。
クレンジングや洗顔は手が肌に直接触れないくらい優しく、クレンジング料や洗顔料の泡で肌表面を撫でるように馴染ませ、よく洗い流すようにするのがポイントです。
また、クレンジングや洗顔の回数が多いのも乾燥肌にとっては負担が大きく、乾燥を進めてしまう要因に。
夜のクレンジングと洗顔、朝はぬるま湯ですすぎ洗いのみ、または拭き取り化粧水のみにしておくのも、乾燥対策にとっては有効です。
ゴシゴシ洗いや洗顔のしすぎは、肌の余分な汚れや皮脂だけでなく、肌にとって必要な皮脂膜や角質層のセラミドなどの細胞間脂質、NMF(天然保湿因子)
も洗い流してしまいます。そうすると、肌表面は乾燥し、肌本来の持つバリア機能が低下してしまいます。
乾燥肌の方は、洗いすぎに注意しましょう。

2-2.乾燥肌を防ぐ生活習慣

肌の乾燥を防ぐために、毎日の生活の中で意識しておきたい4つのポイントを紹介します。

【①睡眠の質を高める!】
新しい細胞を作り出す成長ホルモンは睡眠中に分泌されるため、睡眠不足になってしまうと、肌のターンオーバーにも悪影響がでてきてしまいます。
特に就寝後3時間の間は成長ホルモンが分泌され、肌のターンオーバーが行われるので、この時間の睡眠の質を高めてあげることが大切です。
寝る3時間前までに食事を済ませ、ストレッチや入浴で体温を上げておくと入眠しやすく、質の高い睡眠をとりやすくなります。
ストレスフルで眠りが浅くなりがちな方は、まずストレスをケアするところからはじめましょう。

【②入浴で乾燥を進めない!】
入浴やシャワーによって、角質層内の細胞間脂質やNMF(天然保湿因子)は流出し、皮脂膜も洗い流されてしまうのは避けられません。
肌にとって余分な汚れをしっかり落としながらも、必要な潤いは残せるような入浴法に気を付けてみましょう。
湯船は38〜39℃くらいの温度に設定し、浸かる時間は20分程度に抑えるようにしましょう。熱いお湯に長時間浸かると、肌に必要な潤いを奪い、バリア機能を低下させてしまいます。
手足や腰、お腹周りなど、皮脂分泌の少ない部分はボディソープや石鹸を使って洗う回数を減らすのもおすすめです。
毎日洗いたい場合は、洗浄力がマイルドなアミノ酸系のボディソープ等を使うようにしましょう。
タオルなどでゴシゴシこすらず、よく泡立てて手のひらで泡を伸ばすようにして洗うのがポイント。
お風呂上りはすぐに保湿し、肌が乾燥しないように注意しましょう。

【③寝具の摩擦に注意!】
枕カバーやタオルケット、掛け布団カバーは顔や首回りの肌に触れているので、寝ている間にこすれたり、刺激を感じて無意識のうちに掻いてしまうことがあるので肌触りの良いものを選ぶようにしましょう。質の良い睡眠のためにも重要なポイントです。

【④空気の乾燥から肌を守る!】
空気の乾燥は乾燥肌の大敵。保湿重視のスキンケアで乾燥から肌を守るようにするのは大前提です。
屋内では、室温が高いと乾燥しやすい状態に。暖房器具の設定温度を高くし過ぎないのもポイントです。
また、コタツや電気毛布、ホットカーペット、床暖房などの暖房器具に頼り過ぎないようにして。
肌に熱が加わると乾燥を引き起こすだけでなく、熱の刺激によってかゆみが生じ、掻いてしまうことで角質層を傷めて乾燥が悪化してしまうこともあるので注意しましょう。
暖房器具を使う際は、部屋の広さに合った加湿器を併用して湿度を保つことも忘れずに。

2-3.食生活を見直そう

しっとり潤いのある美肌をつくるためには食生活も大事な要素。
栄養の偏った食事や極端なダイエットなどを続けると、乾燥肌の原因になってしまいます。
タンパク質、炭水化物、脂質、ビタミン類は普段の食事でバランスよく摂取しやすいのですが、乾燥肌対策としては「必須アミノ酸」「必須脂肪酸」「亜鉛」の3種類を意識して摂取するようにしましょう。
「必須アミノ酸」と「必須脂肪酸」は、人間が体内で合成できない成分なので、食べ物で補う必要があります。
「必須アミノ酸」は、マグロやカツオなどの魚類、牛や豚のレバー、鶏むね肉、鶏卵、チーズなどに多く含まれています。毎日の食事で補うように心がけましょう。
「必須脂肪酸」の中でも“オメガ-6”(リノール酸など)と呼ばれている脂肪酸は現代人の食生活で不足しがち。サーモン、サバ、イワシなどの魚介類に多く含まれてるので積極的に食べるようにしてみましょう。
「亜鉛」は、肌に限らず健康維持にも大切なミネラルの一種。生カキ、豚レバー、牛肉、パルメザンチーズ、煮干し、ゴマ、卵黄、カニ、たらこなどに多く含まれています。意識的に適量を食べるようにしてみてください。

この他に気をつけておきたいのは、水分補給について。乾燥肌予防のためには、十分な水分補給が重要です。
新陳代謝を促し、肌の中で生産される保湿成分を増やすためには、栄養素を運ぶ血液の流れを良くしておくことが大切です。
冷たい飲み物は体を冷やして血流も悪くしてしまうので避けるほうがベター。温かい飲み物で体を温め、免疫力と皮膚のバリア機能を高めることで、乾燥肌対策にもつながります。
血行促進効果の期待できる、温かい生姜湯やハーブティーがおすすめ。ジュースを飲むなら、抗酸化力の高いビタミンCが豊富なレモンやグレープフルーツ、キウイを選んで!
食事に含まれる水分を除いて、一日でトータツ1.5〜2Lの水分を摂取しましょう。



2-4.加齢による乾燥も

年齢とともに肌の水分をはじめ、セラミドなどの細胞間脂質、NMF(天然保湿因子)は減少傾向にあります。
これらが減るとバリア機能は低下し、肌は乾燥しやすくなります。
また、女性ホルモンの減少も乾燥肌傾向になる原因のひとつ。通常の女性ホルモンとは別に、25歳〜30歳をピークにエストロゲンとプロゲステロンも減少。
コラーゲンの生成量も大きく減ってしまうことで、表皮だけでなく真皮の弾力性も失われ、肌全体が薄くなり、乾燥を招きやすい状態になってしまうのです。
年齢とともに誰もが乾燥肌傾向になるのは仕方がないのかもしれません。

2-5.季節に合わせたお手入れを

季節によって気温や湿度、紫外線量も変化するので、それに応じた乾燥対策が必要となります。
肌の乾燥を深刻化させないためにも、季節に合わせたお手入れを心がけましょう。
春や夏に比べ、秋〜冬は湿度が下がって空気が乾燥し、肌は皮脂分泌が減少、低温によってターンオーバーが遅れ、バリア機能が低下して乾燥しやすくなります。
逆に春〜夏は皮脂分泌が増え、汗をかきやすく肌表面は潤っているように感じて保湿ケアが十分にできておらず、インナードライ肌になってしまっているケースも。
季節に応じた保湿ケアが必要となります。
また、年中降り注いでいる紫外線も乾燥の原因となるので対策が必須。紫外線を浴びると、皮膚のバリア機能を低下させ、肌内部の活性酸素を過剰発生、角質肥厚が進み、乾燥だけでなく肌老化を招いてしまうことに。保湿ケアと同時に紫外線対策も万全にしておきましょう。
屋内では、冷房でも暖房でも長時間使用すると空気は乾燥し、肌のバリア機能は低下しやすくなっています。適度な湿度を保ち、乾燥を防ぐようにしましょう。

2-6.ストレスや疲労のケアも

精神的ストレスは自律神経系のバランスを崩してしまうと、交感神経優位の状態が続いてホルモンバランスが乱れ、肌の水分量が減り、乾燥の原因になってしまいます。
さらに体温が下がりやすくなり、代謝が阻害され、老廃物が蓄積されて慢性的に乾燥しやすい状態になってしまうことも考えられます。
自分がリラックス&リフレッシュできる時間を意識的に増やしてみましょう。
ぬるめのお湯で半身浴をしたり、適度な運動でリフレッシュすると、代謝や眠りの質も高まるのでおすすめです。
日々のストレスや疲れをため込まず、上手に自分を癒す方法を見つけておくことが、乾燥肌対策にもつながります。

3.乾燥肌を予防できる3大成分とは?

肌の乾燥を防ぐために絶対欠かせないのが、セラミドヒアルロン酸コラーゲンの3大保湿成分です。
それぞれがどのような働きをするのか理解しておくことで、乾燥肌対策の化粧品選びに役立つはず。
3大保湿成分を味方につけて、乾燥に負けない肌づくりを目指しましょう。

3-1セラミド

セラミドは表皮の一番上の層である表皮の角質層に存在する、細胞間脂質のひとつです。
角層は角層細胞と細胞間脂質がミルフィーユのように重なることで水分が保たれており、セラミドはその細胞間脂質の約50%を占める重要な成分です。
水を蓄えて保湿するとともに、角層の細胞と細胞の間を隙間なく埋めて外部刺激から守るバリア機能の役割があります。
セラミドには“セラミド1〜7”までの種類があり、その中でも「ヒト型セラミド」という名前で化粧品に配合されているのが“セラミド2”です。
「ヒト型セラミド」は、体内にあるセラミドと同じ形をしたもので、ナノ化させるなど浸透を高めたうえで化粧品などに配合されています。

3-2 ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は皮膚の真皮に存在し、網状の構造をしたコラーゲンやエラスチンの隙間を埋める、ムコ多糖類の一種です。
ヒアルロン酸はゼリー状で粘性が高く、1gで6リットルの水分を抱え込むことができます。角層の細胞と細胞の間で水分を蓄え、クッションのような働きをするので、肌のハリを高める効果を発揮します。セラミドとタッグを組むことで、さらに潤いと若々しい弾力を与えます。

3-3コラーゲン

コラーゲンは、身体の弾力やしなやかさを生み出すタンパク質のひとつ。
体内には29種類ものコラーゲンが存在し、その中でも代表的なのがI型コラーゲンとII型コラーゲンのふたつです。
I型コラーゲンは、皮膚や骨、腱などに最も多く含まれ、内側から支える柱のような働きをしています。
II型コラーゲンは、関節の軟骨などに多く含まれ、水分を溜め込む作用があることからクッションのような役割を持っています。
肌内部のコラーゲンは真皮層に網目のように張り巡らされ、バネのような働きを持つので、肌のハリ弾力キープに役立ちます。
その他にも、コラーゲンは丈夫な爪や髪、筋肉、傷に対する治癒力、血圧や血糖値を調整する役割を担う、重要な成分なのです。

4.日頃から気を付けたいポイント

乾燥肌を防ぐ生活習慣でも紹介した、睡眠の質、入浴方法、寝具の摩擦、空気の乾燥に毎日気を付けるようにすることがまずは大切。
全てをクリアできなくても、ひとつひとつ心がけて乾燥に負けない肌を保てるようにしましょう。
スキンケアで保湿する際は、水分と油分のバランスを保つことも美肌を左右するポイント。まず水分を肌(角層)に浸透させてから、足りない油分を補ってフタをするようにするのが基本です。
メーカーによってスキンケアの順番が異なることもあるので、推奨している使い方で最大限の保湿効果を引き出せるようにしてくださいね!
しっかり保湿された肌は、メイクのりも良く、化粧崩れしにくい状態をキープしやすくなります。
また、メイクを落とさずに寝るのはもってのほか。いくら疲れて帰ってきても、しっかりメイクを落とさないと、ニキビ黒ずみ、色素沈着の原因に。
肌のターンオーバーも遅くなり、乾燥の原因にもなってしまいます。きちんとクレンジング、洗顔をしてから保湿ケアすることも当たり前ですが大切です。
乾燥肌用のスキンケアを選ぶようにしてみてください。

5.まとめ

いかがでしたか?乾燥肌に悩んでいる方は知っておいて損のないトピックスだったはず。
カサカサ、ゴワゴワ、シワシワの乾燥老け肌にならないためにも、日頃の生活習慣や食生活を見直して、乾燥に負けない肌づくりを心がけましょう。
しっとり潤いのあるハリツヤ美肌なら、メイクのりも良く、気分も高まること間違い無し♪ ぜひ今日から実践してみてくださいね! さらに、乾燥に悩む方にオススメの洗顔料をピックアップ★ まずは洗顔から変えてみるのもオススメです!

  • ツイートツイートする
  • シェアシェアする
  • LINEで送る送る

注目トピックス

気になるコスメをLikeしよう!

2023年クリスマスコフレ&限定品特集

最新コスメ情報をチェック!

@cosmeクチコミまとめ特集

みんなに支持された2023上半期のベストコスメは?

2023年秋の新作コスメ特集