残ったシャンプー＆コンディショナーを使い切る、意外な11通りの使い方

シャンプやコンディショナーは、定期的に色々な商品を試してみる方が多いと思います。気がついたら、シャンプーラックに入りきらず、バスルームの床やバスタブのへりに、たくさんのボトルが立ち並び、ボトルの底にカビがはえてしまった…なんてことも！
余ったシャンプー、コンディショナー、トリートメントを早く使い切り、バスルームの片づけにひと役をかう、意外な活用方法をご紹介します！

シャンプーの多くは、水と油をなじみやすくし、汚れを落とす洗浄の働きをする“界面活性剤”が入っています。界面活性剤は、バスタブ内についた皮脂やタンパクなどの汚れを落とすのに効果的です。なお、そうじに使うと、ぬめりやすいので、お湯や水で薄めて使うのがポイントです。

水で塗らしただけでは、寝ぐせが直らない…、そんな時には、コンディショナーかトリートメントをスプレーボトルに少量入れ、水で薄めた後によく振れば、即席の寝ぐせ直し用のミストに！
また、いい香りがプラスされ、ヘアフレグランス代わりにもなります。

シャンプーやコンディショナーを、マットの洗たくやじゅうたんにスプレーして利用すると、洗浄＆柔軟剤の代わりになり、柔らかい使い心地とお部屋にいい香りをプラスすることができます。

シャンプーやコンディショナーの多くに入っている“界面活性剤”が、静電気防止に役立ちます！ 界面活性剤は、電気を通しやすくする効果があるため、ふいた素材との電気抵抗が下がり、静電気を大気中に逃がします。

ふきそうじをする時に、バケツの水の中に、シャンプーかコンディショナーをたらして混ぜ、雑巾をかたくしぼって、棚などをふくと静電気を防止して、ホコリが吸着しにくくなるのです！

コンディショナーやトリートメントを薄めた水につけて、しぼった雑巾で、床そうじをすると、そうじ後にお部屋がいい香りになり、さらにフローリングにツヤがでます。

シャンプーをトイレそうじに利用すると、そうじ後にトイレがシャンプーのいい香りに包まれ、トイレの芳香剤いらず！

ヘアブラシの毛についた、頭皮や頭髪の皮脂や汚れをすっきりキレイに取る方法です！

(1) 洗面器に水またはお湯をため、シャンプーかコンディショナーをたらします。
(2) ヘアブラシのブラシ部分でまぜて泡立ててから、ブラシ全体をつけ、数時間放置します。
(3) ヘアブラシを取り出す際に水の中でバシャバシャと振り、汚れをおとします。
(4) 流水ですすぎ、タオルで毛先を下にして軽くたたき、風通しの良いところで乾かします。

※つけ置きする時間は、ブラシの素材によって異なりますので、様子をみながらお試しください。

バスタブそうじやふきそうじに役立つ“界面活性剤”が、洗たくにも利用できるのです！ 「しまった！ 柔軟剤が切れてる！」なんて時には、コンディショナーを水に溶くと即席の柔軟剤に早代わり☆

手洗いする際におしゃれ着洗い用の洗剤としても代用できます。

自宅で洗たくしたら、ちぢんでしまってもう着れない…というニット製品がおうちにある方に朗報です！ コンディショナーをお湯に溶かし、つけ置きしておくと、ちぢみが改善されます。

塗らしたタオルに少量のシャンプーをつけ、窓ガラスや鏡をふくと、くもり止め効果が！
また、寒い季節に結露でびっしょりぬれてしまう窓ガラスには、シリコン入りのコンディショナーやトリートメントでふくと、窓ガラスを水分からコーティングする効果があり、結露対策になります。