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クチコミ
資生堂のローズメインの香水で最初に使ったのは
『ばら園』の『芳純』と『パパメイアン』。
20年以上前のことなので記憶が曖昧ですが
青味のある『芳純』、フルーティーな甘さのある『パパメイアン』といった印象。
ローズの香水はとても多く名香も多いですが
資生堂が創りだしたこれらの作品は日本人の気質、風土、季節に合う素晴らしいものでした。
現在もブランドとして『ばら園』はあるようですが、
発売当時のボトルデザインも含めて再販されないのが不思議です。
あの香りは当時青春時代だった私の世代はもちろん
今10代20代の若さ溢れる女性、そして傍らに添うパートナーの方にも
愛されるローズの香りと思います。
さて、その後資生堂からは限定になりますが2種類、
2010年『ローズルージュ/パルファン32ml/¥21,000-[★5]』
2011年『ローズロワイヤル/パルファン32ml/¥20,000-[★6]』
そして、2013年11月クレド・ポー・ボーテ シネルジックより
『ローズシネルジック50ml/¥30,000-[★6]』
を最近この『ホワイトローズナチュラル』と同時期に購入しました。
香りのイメージは、ホワイトローズという印象通り気高さと品行方正な系統で、
肉感的なセクシーさは皆無といってよいと思います。
ただ、昭和時代の慎ましい女性から感じ取れる澄んだ色気、
たとえば…湯上がりの浴衣姿の女性の艶っぽさ
といった雰囲気は持ち合わせているように感じます。
そんな想像をしてしまうローズ系ですが、
ローズ70%、ジャスミン15%、ムスク10%、イランイラン5%。
というブレンドを思わせます。
甘みのある青味をミドルから微かに感じ、実際は全く違う香料かもしれませんが
このあたりのエッセンスが長い間魅了される理由の一つなのかもしれません。
持続は、香水/パルファンにしては短めで3-5時間です。
季節は、真夏以外であれば合います。
年齢は問わず、このローズが好きな方であれば10代からでもお勧めしたい香りです。
年を重ねても女性としての美意識を大切にされている方なら
この香水がある限りずっと人生に寄り添い似合うと思います。
水色は、グリーンがかったとても淡いイエロー。
ボトルは、クリアガラス。
末広がりのラッパ型で、広がりは12面、裾部分は6面、
キャップは上から見ると10面で楕円形にカットで
シンプルで潔さのあるカッティングです。
ネック部分には溝があり、そこにシルバーの糸で香水名の紙製タグ。
使用期限は3年以内が目安と思われます。
遮光状態で保管、使用方法は4mlのアトマイザーへ移して。
香水好きで所有本数が60-80本あり季節やシーンに合わせて使い分けるため
ゆっくりとした使用頻度で1本使い切るのに5年弱かかりました。
3年まではほぼ変わらない感覚でそれを過ぎると
ローズのフレッシュさよりイランイランの香りが増してくるイメージ
4年経過すると淡く油っぽさを感じるようになった気がします。
香水によっては10年経過してもほぼ変わらないものもありますが
こちらについては早めに使い切ることをお勧めします。
人生80年とするなら私は折り返していますが、
これからの後半も傍に置いておきたい1本です。
■サイズ:約φ80×h105mm[32ml]日本製。
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