
考えてみると人間の体って、とても不思議なものですよね。
例えば、肌。
どんなものを食べて、どんな事をしたら、食べ物は「肌」という細胞になるんでしょうか。
同様に、髪や爪や目玉や内蔵や。。。
わたしたちが毎日口から取り入れている食べ物が、内部的要因と外部的要因(運動やストレスなども含まれるのでしょうか)と作用して、自分の体を作り上げているわけです。
そう考えると、短絡的には考えられないはず。
「ビタミンCを摂っておけさえすれば、なんとかなる!」とか、
「美容にはプラセンタ!」とか、そんな問題じゃなく、
「美しさは、まず健康であることを条件に成立する」と思うわたしは、栄養をきちんと取った上での美容食という考えになるわけです。
さらには、この飽食の時代。
「栄養をとにかくたっぷりと摂るのがいい」という訳ではありません。
まんべんなく、適量に摂ることが重要だということは、皆さんご承知のこと。
憎き脂肪と対峙するためにも、限られたカロリー内でいかに健康と美容のためになるものを摂取するかということが大切なんですね。
それらをふまえた上で、わたしが日々口にしているビューティフードと言えるものは、
「新鮮なフルーツと野菜」
です。
以前、ある高名なお医者様が、健康のために食事の前にフルーツを摂っているということを知って、(仕事の関係上食前というのが難しいため)毎朝フルーツをたべることにしました。かれこれ3年以上は続けています。
それも「フルーツ盛り合わせ」のような豪勢なものではなく、1種類だけ。これはフルーツ同士の酵素を喧嘩させないためだそうです。
バナナでもみかんでもリンゴでもキウイでもいいのです。
ドライフルーツとか、お菓子に混ぜられているフルーツではだめです。新鮮なフルーツをいただきます。
旬のフルーツはスーパーに行けば、たくさん、しかもお買い得なお値段で並べられています。
菓子パンを毎朝買うよりお手頃だし、意外と簡単に続けられる習慣です。
朝はフルーツ、では夜は?
ご察しのとおり、野菜です。
野菜をサラダやスープでいただきます。
体重を落としたいときは、夕ご飯はスープかサラダだけ。
サラダの場合は、大きめのボールに一杯くらい食べますし、スープは具だくさんにします。
30代になってから夕ご飯に炭水化物を摂ると体重が増えやすくなったわたしは、しばしばこの方法で体重の調整を図りますが、今まで、これによって肌が荒れたり、やつれたりしたことはありません。
と、偉そうなことを述べてきたわたしですが、実は大の肉好きであったりします。。。
もちろん、お肉もいただきます。ですが、約束事があります。それは、
1、お肉よりもたっぷりの野菜をいただくこと
2、そしてできればはじめに野菜をたべること
です。
メニューによっては、肉と同時に、または肉の合間に野菜を食べる方がおいしいものもありますが、そうでない場合は、はじめに野菜をごっそりと食べて、その後に肉を食べるようにします。
それから、どうしても、おつきあいというものがあります。とくにこの季節は飲み会が多いと思いますが、そんなときでも、なるべく野菜を食べるようにすれば、次の朝に後悔することは少なくなります。
唐揚げやフライドポテトにいく前に、サラダや野菜スティックを!
先日、素敵な送別会に参加させていただいたのですが、そこでとてもおいしいバーニャカウダをいただきました。ここぞとばかりに、バーニャカウダにありついた訳です。
珍しい、黒大根や、皮やひげのついたままのベビーコーン。野菜でおなかを満たしておいたおかげで、その後に出てきたハイカロリーな食べ物をあまり食べずにすみました。(といっても、話に夢中になりすぎて、途中から食べるのを忘れていたのも半分ありますが。。。)
以前読んだ本に「今日食べたものが明日の私をつくる」というような言葉を見ました。
そうです、今日食べているものは明日の、ひいては未来の自分の血と肉となり、それが肌を形成するということを考えたら、ジャンクフードや下手なものは食べられませんよね。
自分が選び食べたものが自分の健康と美容のためになると考えたときに、なにを食べるべきかが自ずと導きだされてくるのでしょう。
とはいえ、おいしそうなものを目の前にしたときに、果たして冷静にそれを判断できるのかが一番の問題です。。。
わたしにはまだまだ修行が足りないようです。。。
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