
ここ最近、飼い猫に午前4時半前後に起こされる毎日。
ただでさえ少ない睡眠時間なのに、毎朝、決まって午前4時半前後に鳴き声で起こされております。。。
布団の中で「あきらめてくれないかなー」と淡い期待を抱いても、
さすがは猫。
そう簡単にはあきらめません。
「あー、もう仕方ないなー」と、重い体を起こすと、
「やったー!やっと起きたよ、この人。ほら、早く~!」って、目を爛々とさせて窓際にかけよる猫君。
外に出してくれってことなんです。
窓を開けると、からだを半分だけ窓から外に出して、耳を澄まし、左右を見て、じんわりと今日の外の状態を確認している様子。
それからおもむろに伸びをして外に出て、また四方八方に注意を凝らす。
それから突然思いついたように、スタスタと大好きな散歩に出かける猫。
それにしてもなぜ4時半。あと数時間後に起きるんだから、どうせならこっちの時間に合わせてもらいたいものだが。。。なんて思うのだが、窓を開けていつも見て思う。
「もしかしたら、この時間が1日のうちで一番美しい時間帯かもしれない」と。
日が出たか出ないかのこの時間、空はぼんやりと明るく、
まだひんやりとした空気がピンと張りつめ、
夜の間に植物の呼吸によって清められた空気が漂い、
音もない静寂で神聖な雰囲気。
この時間帯、この時間を有効に使わないと、なんだか損な気がしてきた。
1年前からヨギーニの私。
静寂の中、瞑想をして、スリヤナマスカラ(太陽礼拝という一連の火我のポーズの流れ)を繰り返し行ったら、心も体も浄化されて1日を最高の気分ですごせそうな気がする。
それから本好きなのに、会社の行き帰りの電車の時間しかまともに読書ができなくて欲求不満気味だから、この時間に起きれば出社までにたっぷり本が読める!
そんな風にも思ったりするが、なにぶん、睡眠不足がモロに応えるお年頃なもので、早々にベッドに戻ってしまうのでありました。
もしかしたら、我が愛猫は、
「こんな素敵な時間に自分の一番お気に入りのことをしないなんて、もったいないよ」と言っているのかもしれない。
最近、「朝活」なんて言葉を耳にするし、電力不足対策にサマータイムを導入する会社も増えて、早起き人口が増えていると思うが、実際にサマータイムで出勤している人によると「結構つらい」と聞く。
それでも早朝に起床し、このキレイな朝の時間を使って、自分の内と外を磨くと、もっときれいになれるような気がしてきた。
とはいえ、実行に移すには難題がある。最低6時間の睡眠時間を確保するには、10時半には床につかないといけないし、だいいち、帰宅時間自体がそれをとうに過ぎているなんてこともある。
生活の見直しが必要だが、もしかしたら、実行に移したら意外と簡単なことのなのかもしれないのだが。
とはいえ、猫がいなかったら、猫に起こされていなかったら、こんなに早朝の時間が美しいことに気づけなかったのは事実。
猫に起こされることが不幸と捉えるのか、ラッキーだと捉えるかの違いなのだ。
やっぱり、猫ってすごいな~と思うことにする。
ヒトヤさん
美容に興味津々アラフォー主婦です。
バウ姉さん