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2013ハードロックコーリングのレポート(オフィシャル)…

2013ハードロックコーリングのレポート(オフィシャル)…

以前オフィシャル


?早速ですが、今回当選された時のお気持ちをお聞かせください。
まずは、今回はハードロックコーリングのレポーターに選んで頂いてありがとうございます。
電話が掛かってきた時、「オレオレ詐欺」だとまず疑いました。笑
『ハードロックカフェの…』とロンドン行きを告げられた時、やっと応募していた事を思い出しつつ、現実感がなくてまずは頭が真っ白に。
でも、まさか本当に自分が当選するなんて夢にも思っていなかったので、会社で電話を受けてヤッターって実は叫びました笑
そして、すぐにUKロックが大好きな同行者のamiに電話し、一緒に同行してもらうオファーを。。
もちろん彼女にも、初めは詐欺だと思われました笑



?ハードロックカフェには以前行かれたことはございますか?
はい。
私は勤務地から近い上野店と東京店には行った事があり、特に上野店はこっそり、ちょくちょく行ってました。
東京店にも何度か実はおじゃましてます。
amiは東京店はもちろん、以前ロンドンに住んでいた事もあるのでドイツへ行った時にベルリン店にも行った事があるそうです。


?ロンドンにまず到着された時の印象はどうでしかた?
父の影響で幼い頃からロックを聴かされ(ハードロック・プログレ等)親子で一番好きなのはQUEENです。
私自身は70‘sPUNKやネオロカビリーも好きだったので、ここが発祥の国なんだとヒースローについた時に心の中で感動してました。90年代のOASISやBlurももちろん好きなのですけれども。
私のルーツは完全にハードロックやプログレなので、もう、頭の中はフレディー・マーキュリー(QUEEN)、ジョニーロットン、ジョーストラマー、キャプテンーーー!!!(THE DAMM
ED)リーバイ・デクスター(ロカッツ)
とひと呼吸ずつロンドンの空気を吸いながら心の中でロックヒーローを叫んでました。
あとはそうですね、見るもの全てが私にとって目新しくて、全部脳裏に刻み込もうと必死でした。
そして、慣れてから気がついたのですが日本と違って多民族国家なので、不思議とそれに自分が自然に街に馴染んでいる事に気づいた時に嬉しかったです。




?今回宿泊された場所は?
セントラルラインのマーブルアーチ駅のすぐ上のホテルです。
アクセスが良くて、ホテルを出てすぐにオックスフォードストリート。
イギリスでも一番美味しいサンドウィッチに選ばれた「EAT」もあり
横断歩道を渡ってすぐにハイドパーク。
憧れの場所が集約されていたのと、買い物するにも観光するにも便利な立地でした。
写真が好きなので、街並みと道行く人を撮影してるだけでも様になるような素敵な場所です。
余談ですが、朝食のクロワッサンが物凄く美味しくて、やはり本場は違うと食べ過ぎたのは内緒です笑




?初日会場に行かれた時の印象は?雰囲気は?
「広いーーーー!!!」
「キレイーーー!!!」日本の野外フェス会場より過ごしやすそう!
バンドTシャツの人やオシャレな人たちでいっぱい。
はりきって早めに到着したのですが、既に多くの人が集まっていました。
そしてロンドンは曇りが多いと聞いていたので2日間とも晴れ日焼けしたほどお天気が良かったのも印象的です。
1日目はKASABIANがヘッドライナーという事もあって結構若いお客さんが多く、私もamiもロンドンっ子達のファッションをチェックして参考にさせてもらったり
2日目はBruce Springsteen&The E Street Bandがヘッドライナーを務めたので、家族連れの方や私の両親位の年齢の夫婦が二人で仲良くフェスを観賞している姿が多く見られました。
お客さんみんなに言えることなんですが、ものすごいフレンドリーで、一眼レフカメラとカメラバックを持って走り回っていたせいか人より目立っていたみたいで、「写真撮って」とお願いされる事が多かったです。写真好きなんですかね…笑?
でも、おかげで素敵な笑顔をもらえたのでありがたい気持ちでいっぱいです。

?何か、びっくりしたことや驚いたことは?(会場の大きさ、人の多さなど)
会場が大きいのはもちろんなのですが
トイレを含め、諸々の設備が日本のフェスよりしっかりしている事。
日本に現在のオーソドックスフェスのはじまりが、1997年のフジロック。
イギリスでのフェスの歴史はそれの比ではないのですよね。
来客数も全く桁違いですし。
感動したのは、多くの場所に車椅子用の簡易トイレがあったこと。
日本だと、絶対ないなとこれは感じました。
例えば車椅子でそう言ったところに来ていると物怖じしてしまっていて、楽しんでいるけどどこか遠慮がちであったり、席があったとしても一般のお客さんと完全に隔離してしまう事が多いです。

そういうところは、今回フェスに行って発見した事ですし日本でもしハードロックコーリングのようなフェスが開催される時は、その良い部分は本国イギリスに真似て欲しいです。
そして、何よりも専用のアプリは重宝しました。
タイムスケジュールが出てから、amiとも事前に何を見るか相談でき、海外初の私でも「ここで何時に」とLIVEを観賞してから目印の場所を作って合流できたのでこれはよかったです。




?会場はどんな感じでしたか?(ステージの数、グッズ販売)
ステージはpepsi max stage・Hard rock rising stage ・Main stageの3つで、Main stage以外は屋根付きのテント型でした。
pepsi max stage・Hard rock rising stage はアーティストまでの距離が近くて、撮影する時も便利だったのと思う存分アーティストさんをしっかり見てライブハウスのような距離感。
◎Main stage
メインステージはそれとは相反して、芝生が敷き詰められて、まさにフェスの醍醐味を味わうにふさわしく自然を楽しめる場所。
芝生のパワーおそるべしと思った事があるんですけど、もう太陽の光とお酒があるとそこにゴローンと自然と寝転んでました笑
それが気持ちよくて、2日間ともそこで昼間は日光浴も楽しみ、幸せを噛み締める。
好きな音楽があって、お酒があって…これ本当に最高でしたよ。
来年行く方にも絶対に体験して欲しい一つです。
◎pepsi max stage・Hard rock rising stage
メインステージから徒歩10分位のところにあるテント型のステージで涼しくライブをみることができました(もちろんLIVEは熱いです!!!)
このステージはお客さんとの距離が近いので、アーティストとグルーブを感じる事のできるステージです。
グッズは全バンドではなくマーチャンダイジングは1日目はKASABIANが印象的で購入すれば良かったなと後悔…日本だとタオル等多くのグッズを見かけるのですが、バンドTシャツがメインでした。
やはり国が違うとこれだけグッズが違うのだとそういう違いも勉強になりました。

?今回の出演者の中で印象に残ったステージは?
これについては『THE VIEW』!!!!!(mayumi)
見たライブ全部が印象的でしたが、特にTHE VIEWの盛り上がりはもーーーーう、まさに私が求めていた、イギリスのガラの悪そうなライブで、本場の臨場感を体感できて、これが一番でした。
出てくる前から『VIEW ALL ONE!』のコールが止まらず、テント外までも人が溢れ、始まった瞬間にモッシュにパンチ合戦。
こんなに暴れてライブを楽しんだのは『AIR JAM2011』のハイスタンダード以来で、ビールもワインも何度宙を舞った事でしょう。
そして、THE VIEWの時だけです…トイレットペーパーがひらひらといったんもめんの様に待って居たのは…笑 あの光景は一生忘れられない思い出になりました。
そして内緒ですが、このトイレットペーパーを投げたのは、私とその時に友達になったsamという女の子の二人で、にやっと笑ってトイレットペーパーを投げました。これも、異国ならではの楽しみ方の一つです。
そして、LIVEですが日本にはしばらく来日しないと聞いていたので、AB
Wasted Little DJs ・Grace ・Kill Kyleとアッパーなチューンを駆け抜け、最後のShock Horrorではもう爪が折れた程久しぶりに暴れました(もはやパンチ合戦に近かったです)
定番バンドですと
ほぼ最前列で観れたKodaline。
今年の夏フェスにも来日するのでしっかりとカメラにも抑えながら美しい歌声にもうっとり。
ポスト「coldplay」
こちらも来日が決まっているKlaxons。
CLUB MUSIC寄りエレクトロロックバンドは大体ライブはでCDとの大きな差を感じてショックを受ける事を感じる事が多いのですが、安定感のあるライブで
そしてThe Weeks、Deaf Havanaはもう「カッコイイ」のひとことにしかあらわせませんでした。
日本で見れないバンドも幾つかみたのですが、その中でも


◎LOWSON
4ピースバンドで事前に音源をチェックしていた時よりも、本物の方が骨太で自然に体が動いてしまいました。
オススメは「Standing in the dark」このバンドの入門編用曲です。
日本人が好きなロック要素が入っているので、絶対に日本でも売れるだろうなと思いながら聴いていました。


◎Josh Doyle
クマさんみたいな風貌のソロアーティスト。
基本的にはエレアコで歌うのですが、曲によってバックバンドを入れたり、今回曲名は分からないのですが、チェロとエレアコで歌う曲があり、それがとても叙情的で気に入りました。
しかし、バンドスタイルになると激情的でとても同じ人が歌っているようには思えなく、多面性とマルチな才能を感じました。
オススメは「Slarstorms(album ver)」この曲はバンドスタイルなのですが、ポップです。


◎CROWNS
THE アイリッシュパンク!!!!絶対に日本人では出せないグルーブ感だなと思いました。
フロッギングモリー・ポーグス・ドロップキックマーフィーズ(アメリカのバンドですが…)やはり多民族国家であったり、先述した2バンドに関してはもう、イギリス人故のグルーヴ感でした。
まだ、若いバンドでメンバーもおそらく20代前半位、しかし演奏がしっかりしているのと、うっかり最初から最後まで私はステップを踏んで踊ってました。
オススメは「Full Swing」これからの成長が楽しみなバンドの一つです。
もっと、もっと、ご紹介したいのですがキリがないのでこの辺にします。




?カサビアン、ブルーススプリングスティーンのステージはどうでしたか?
私もamiも元々KASABIANの大ファンで
メインステージで21時頃、まだ明るいロンドンの空の下でスタートし、だんだん暗くなっていく空もまるで演出のようでした。“Days Are Forgotten”でスタートし、続く“Shoot The Runner”、“Velociraptor!”ですでに大盛り上がり。Switchblade Smilesのコーラスワークのグルーブ感を感じながら、Reason Is Treason のでK-I-LL!で大合唱し会場の一体感は最高潮に。ビールは飛び交う、そして私は頭からビールをかぶり。
カメラをしまい、ライブを本格的に楽しみました。
会場はもう、飛べや歌えやの大盛り上り、みんなでハイタッチしたりビールをシェアしたり。
そしてトムとサージのパフォーマンス、二人の掛け合いが最高にクールな“Club Foot”の演奏あたりで空は暗くなり、“Goodbye Kiss”ではトムが手でハート型を
作ってキュートな一面を見せていました。私はこの曲が大好きでまさかやってくれると思わなかったので、トムの歌声を聴きながら涙をこぼし、こちらも感動の嵐。
そしてFatboy Slimの“Praise You”を
トムと観客が合唱してからの“L.S.F.”という演出。観客の中にはあちこちで肩車をする人々が出現して盛り上がりも最高潮。そしてラストはThe Beatlesの“She Loves You”をトムが歌い会場全員で合唱。アーティストと広い会場に集まった観客の一体感に感動したステージでした。

2日目のブルーススプリングスティーンは元々私が好きでShackled and Drawn からはじまり、そして60歳オーバーとは思えない迫力の歌唱力とパフォーマンス。
私が大好きな”I'm on Fire” をやってくれたのが嬉しかったのと、洗脳的に父に幼少時から聴かされていたので、段々と陽が落ちて行く中、”Born in the U.S.A”.を会場で皆様とアイコンタクトを取りながら大熱唱。
ここまで来ると、テンションがどこまで上がってしまうの?という位でした。ここからエンジンがかかったように”Cover Me ”・”Darlington County ”・”Working on the Highway ”・”Downbound Train” ・そしてI'm on Fire でまさに燃え尽きました。アンコールもお腹いっぱいの2回で
”Tenth Avenue Freeze-Out (with Zac Brown)”・”American Land” ・
そして”My Lucky Day” で大フィナーレ(フィナーレのゲストでポール・ウェラーが出てこないかなと期待していたり笑)。
これで終わりなんだと思うと後ろ髪を惹かれつつ、会場をあとにしました。

?ハードロックカフェロンドンにはいかれましか?どうでしたか?
ロンドンに到着した28日に夕飯にと…行ったのですが、大混雑していて、いつ入れるか分からないと言われました。
そして、リベンジに日本に帰って来る日のランチに来店したら運良く入れて(テラス席ですが)本店を堪能できました。
もちろんメニューは私の大好きな「チーズバーガー」日本でも、ロンドンでも「チーズバーガー」
どこの国でもやっぱりチーズバーガーは裏切りませんでした。
本当は店内で食事して、ロックスター達のサインを見たかったのですが、これは次回の楽しみにします。

?全体を振り返っての感想は?
すごーーーーーーーく楽しかったですし、夢の時間でした。
いつも日本のフェスに行って思うんですけど、もっと各々に好きな音楽だったら楽しんでも良いと思います。
日本は割と右に習え的なところがあると思うんですが、
今回のフェスはみんなマイペースに楽しんでるというのが一番良いなと思いました。
『好きな時に、好きな事をする』というスタンスなのでしょう。
日本と違ってみんな各々にフェスを楽しんでいる事に慣れているからなのか、国民性なのか好き勝手状態だな~と文化の違いをまざまざと感じました。
見てていいな~と思ったのは、芝生に寝っ転がったり、自分の好きなバンドの時は思う存分踊ったり、ステップを踏んだり、カメラマンをしていた私としては結構その状態で撮影するのが大変でした。笑
そのおかげか、会場の雰囲気を切り取ったような写真の撮影はできたかな??と思います。
踊るのが恥ずかしいとか、グルーブに身を任せたりすることに恥ずかしい、という概念が私にはないので笑、好きな曲が流れたら、好きなバンドが出てきたら、彼らがライブに対して本気で望んでるように私もいつでも本気で楽しんでます。これは私のどこでも変わらないスタンスです。

ロックが好きだからというわけではないのですが、いつ死んでも良いって思える位ロックのライブは幸せをくれて、だから、こっちも本気で、悔いが絶対にないように楽しんでます。
それがあるから、きっとロックという音楽が発展してきたのだろうし、ロックという音楽がイギリスに根付いているのだろうと思います。
社会的な背景もあると思うのですが、ビートルズから始まり世界を巻き込み、色々な音楽と融合しても愛される音楽であり続けるという事は、ロックだからこそ。
そして、60年強でこんなにも世界を圧巻する音楽に発展したのはロックだけだと思います。

?ハードロックコーリング またチャンスがあれば行きたいですか?
はい。絶対に。来年も私を選んで下さい。と言いたいところですが…
同じロックファンの方にも体験して欲しいので、他の方にもぜひ行って見てもらいたいです。
むしろ、お恥ずかしながら今度は腕を上げてカメラマンとして行ってみたいなと思いました。
音楽を切り取る写真の難しさと楽しさを知ったので、また別の切り口から伝えられたらいいなと思います。

拙いレポートですが、すこしでも皆様に伝わればと思います。
本当にハードロックジャパンの皆さんありがとうございました。
また、ちょくちょく遊びに行きますね!…

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