2012年、新しい年の始まりを皆様いかがお過ごしでしょうか?
美容のために食べ物で心がけていることは、
野菜をたっぷり摂ることと、お魚やお肉、豆製品も積極的に摂り、
海草などもしっかり摂って、バランスの良い食生活を送ることです。
何かに特化したダイエットなどが流行したり、
テレビで何かが体に良いと言えば、スーパーからその食べ物がなくなってしまったり、
またたんぱく質や脂質を極端に減らしたり、
とかくそのようなことが起こりがちですが、固く考えず、
いろいろな食品を幅広く摂ることが健康と美容への第一歩と考えています。
わしの場合、料理が好きなこともあり、手作りが基本です。
それでも、バターや生クリームぶりぶりのお菓子が食べたくなるときもあるし、
インスタントの焼きそばが無性に食べたくなるときも年に1回くらいはあります。
食生活というものは、もちろん体のため、命をつなぐためのものですが、
人間の場合、胃袋さえ満ちればそれで良いわけでもありません。
だから、ぶりぶりケーキも、焼きそばUFOも、それは心が食べたがっているのだから、
身体や栄養素を満たすためではなく、心を満たすために食べます。
(ただし、頻度や量はきちんと自己管理のうえ…ですけどね(^^))
アルコールも同じです。なくても命に別状はありませんけれど、
丁寧に作られた美味しい料理と共に嗜む、ビールや日本酒の美味しいことといったら…
若い頃はわかりませんでしたが、
年齢と共にアルコールの美味しさを理解するようになりました。
そして、酒席ならではの、わいわいがやがやの楽しい雰囲気や会話を楽しめることも、
アルコールの良さだと思います。
気の置けない家族や友人との一杯は、至福のひとときですよね。
(こちらも、頻度や量は自己管理ですね★)
そんなことを心がけながら生活していくと、
その時々で体が食べたいもの、心が食べたいものが、だんだんわかるようになります。
まあそうお固いことではなく、
飲み会の翌日はさらさら食べられるうどんやそばにしているとか、
体力を消耗したときはお肉をもりもり食べているとか、
多分、そういうことを自然にやっている方も多いと思うんですが、
きっと、それでいいんだろうなと考えています。
というわけで、まあ格好良く能書きを垂れてみましたが、
ま、要は体壊さん程度に喰いたいものを喰う!ということです。
ええかっこしいしてしもて、すいません~。
ということで、お正月料理のあまりですけれども、本日のメニューを一部ご紹介します。
梅型の深皿に入っているのは、お正月用に作った「がめ煮」です。
これは、全国的には「筑前煮」と呼ぶみたいですね。
わしが生まれ育ったマイホームタウン、福岡では、「がめ煮」と呼びます。
かしわ(鶏肉)、根菜、こんにゃくなどを炒め煮にしたものです。
(以前、松田聖子さんがテレビのインタビューで「お正月にはがめ煮を作ります」
とおっしゃってて、なんだか妙に感心しちゃいました…ミーハーなわし^^;)
福岡のお正月には欠かせない料理で、他にもお彼岸やお盆など、
親戚が集まる席では必ずあったように記憶しています。
わしは生まれ故郷を離れてから、
祝いの席で必ずしもがめ煮があるわけではないことを知りました。
きっと、福岡のローカルな習慣なんでしょうね。
味付けは、もちろん、福岡県民として、
砂糖や味醂、酒をしっかり入れて甘く炊くのがわし流です。
(九州は甘い味が好まれる土地柄で、どうかすると醤油にも砂糖が入ってます…)
今回は、かしわ、蓮根、ごぼう、人参、こんにゃく、里芋、
椎茸、筍、きぬさやを炊き合わせました。
この時期、根菜はうまみをぎゅっと根っこに閉じ込めて、とても美味しくなりますし、
かしわと炊き合わせることによってうまみも倍増しますので、オススメです。
食べ物には体を温めるものと冷ますものがありますが、
根菜は体を温める食べ物なので、積極的に冬に摂りたいですね。
蓮根やこんにゃくなど、繊維質が豊富な食材も含まれています。
そして、もうひとつ、お椀に入っているのはぜんざいです。
ぜんざいの材料は小豆、砂糖、塩、餅(もち米)ですが、
小豆には、老廃物を体外に排出する働きがあるそうです。
こころなしか、同じお菓子でも、和菓子は洋菓子に比べ、
あまり体に溜まる感じがしないのも、
もちろん動物性脂肪の割合が一番大きいと思いますが、
案外そのあたりに理由があるのかもしれません。
ぜんざいは、もちろん小豆を炊いて作ります。
ゆであずきの缶詰なんかを使うと、お湯で溶くだけですから楽ですが、
味は豆から炊いたものには到底かなわないので、手はかかりますが、
休日家にずっといるときなどを利用して作っています。
小豆は大納言を使うと粒が大きくてふっくら炊けますが、
普通の小豆でも構わないと思います。
小豆は、大豆や金時豆などと違って、水に長時間漬けておいても、
煮炊きする時間に大差はないので(多少は変わりますが)、
水につけずにいきなり鍋で炊いても構わないです。
ただ、大事なことは、必ず茹でこぼすことですね。
小豆を水と一緒に鍋に入れて火に掛け、沸騰したらお湯を全部捨ててしまいます。
新豆だと1回、古豆だと2回などと言いますが、とにかく1回以上は茹でこぼします。
小豆には、たしかサポニンという名前だったと思いますが、
渋みの原因になる成分が含まれていて、そのまま炊いてしまうと味が悪いからです。
わしはさっぱりした風味が好きなので、餡でもぜんざいでも2回茹でこぼしますが、
小豆のしっかりした味が好きなら1回でも良いかもしれません。
その後は、空焚きにならないように適宜お湯を足しながら、アクも取りつつ、
常に豆全部がお湯に浸かっているように気をつけて茹でます。
しっかり火が通るまで数十分から1時間程度はかかると思うので、
石油ストーブをお持ちでしたら上に置いておけばガス代も節約できます。
我が家に石油ストーブはないので、普通にガスコンロでトロトロ弱火で炊きます。
大抵の煮物は、弱火~中火でコトコト煮るのが鉄則ですが、小豆もご多分に漏れません。
煮加減はお好みで、豆がしっかり残っているのがお好きであればその時点で、
わしは若干潰れているくらいほっこり煮えているのが好きなので、
そのあたりで砂糖を入れて、最後に少々の塩で整えて出来上がりです。
すぐに食べないのであれば、余熱で火が通ることも計算すると良いと思います。
砂糖は、一般的な上白糖を使うとしっかりとした甘さになります。
多めに使うと、ちょっとくどいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
グラニュー糖を使うと、もう少しすっきりすると思います。
わしは、料理(煮物)に使っている白ざらめを使います。
売っているお店が限られるのが難点ですが、
煮物なども、白ざらめを使うと、すっきりした上品な甘さに仕上がります。
ぜんざいも、もちろんすっきりした甘さになります。
量もわしは控えめにして、さらっとしたぜんざいにしています。
このへんは、お好みで好きなお砂糖をお好きな分量、使われると良いと思います。
うっすらと見えているお餅は、昨年購入したGOPANで搗いてみました。
おこわをふかすのが好きで(手はかかりますが炊かずにふかすのが美味しさの秘訣です)、
家にもち米が常備されているため、改めて餅を買うのもということで搗いてみました。
わしは西日本の人間なので、餅は丸くなければならない(笑)のですが、
手で丸めてきれいな丸餅にするのがなかなか難しくて、
初心者として試行錯誤を重ねております。
バットに出して冷まして切って、
切り餅にしてしまえば楽なのは毛頭承知しておりますが…
これも、汁に浸かって誤魔化されておりますが(苦笑)、不恰好なボコボコの丸餅です。
餅の丸め方については、今後も研鑽を重ねていきたいと思っております。
ということで、今日はこのへんで♪
また随時、お料理についてはアップしていきたいと思います♪
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