足りなくなったので、新たな記事にしました。
■ターンオーバーについての解説いろいろ
個人的には、ターンオーバーというのは、医学用語ではなく、
化粧品業界のマーケティング用語ではないかと思っていました。
ところが、皮膚の組織図の写真、清水宏著「あたらしい皮膚医学」には、
ターンオーバーという文字の記載がありました。
そこでその本がどんな本か調べてみると・・・
◆あたらしい皮膚医学 清水宏著
http://www.derm-hokudai.jp/textbook/pdf/1-02.pdf
その中に、ターンオーバーに関する解説はありあせんでしたが、
「ターンオーバー時間」という言葉があり、次のように解説されていました。
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基底細胞が分裂し、娘細胞が生まれて表皮表面で脱落するまでの時間をターンオーバー時間とよび、45日と言われている。
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原著の写真には、赤矢印のターンオーバーの記載はなく、
ブログの引用者が補助として加えたものであることがわかりました。

また、こちらの本では、ターンオーバーは45日と記載されています。
この本は、昨今の皮膚医学の進歩にともない新知見を加え、
さらにオンラインでも読めるという画期的な本とのこと。
その本の中では、45日、美容業界では28日。
そのあたりにも、何かおもしろそうな話がありそうです。
この本について、解説している皮膚科医のブログがありました。
著者の清水宏氏の講演も聞かれたそうです。
◆そが皮膚科 あたらしい皮膚科学より
http://sogahifuka.com/blog/?p=124
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近年、特にこの10年皮膚科学の進歩は目覚ましいものがあります。「分子生物学の長足の発展」はコンピューターの発展と呼応して「医学分野でも新発見」が相次ぎました。特に皮膚の「表皮基底層部の構造が分子、蛋白質レベルで分かるようになり」水疱症を始めとした皮膚病の病因、名前、分類項目までも変わってきました。古典的な教科書に比べ先生の教科書はその斬新な情報も多く取り入れているとのことです。そして英語版と共に、ウェブサイトでも無料で閲覧することができるなど画期的な教本です。
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教授の教科書は学生に人気があり、第1版の「あたらしい皮膚科学」は3万部もの増版を重ねたそうです。その後英語版も出し、最近全面的に改定して第2版を上梓したとのことです。11万枚の写真から厳選して550枚の写真を差し替えたということです。
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皮膚科領域では最新の記述があるらしい皮膚医学書、
最新の第2版がネットで内容も見れるので、ざっと調べてみましたが、
その中に「ターンオーバー」という解説はみあたりませんでした。
◆Me Dic 医学用語辞典
http://word.e-medic.net/word/%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC
医学用語辞典の中に、ターンオーバーって言葉が存在してる・・・ 意外・・・
でも、このサイト、信用しても大丈夫?
運営者や運営方針などの記載はみあたりません。
「編集参加」なんてコーナーが準備中なので、医学用語のwiki版みたいなものを、
目指しているのでしょうか?
私は、辞書と名のつくものまで、疑ってしまうというのは・・・(苦笑)
ここでは、下記のような解説がされていました。
【ターンオーバーの周期】
角化の新陳代謝の周期のこと。体の各部位の皮膚によって、期間は異なる。個人差があるが、顔の皮膚なら20代で28日前後、60代を超えると100日以上になると一般に言われている。
【ターンオーバーの乱れ】
加齢や健康状態によってターンオーバーが長くなると古い角質が残り、皮膚が厚くなり、くすみやシミの原因となる。
紫外線による光老化の一つとしてターンオーバーの乱れがあり、うまくターンオーバーが出来ない細胞が出来ると肌のトラブルの原因となる。それを改善させる方法の代表として、ケミカルピーリングという治療法がある。
◆wiki pedhia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC_(%E7%94%9F%E7%89%A9)
生物を構成している細胞や組織 (生物学)が生体分子を合成し、一方で分解していくことで、新旧の分子が入れ替わりつつバランスを保つ動的平衡状態のこと。また、その結果として古い細胞や組織自体が新しく入れ替わること。生物種や細胞・組織の種類、分子種によって、ターンオーバー速度には大きな差異がある。
組織レベルのターンオーバーの例として、例えばヒトの表皮細胞は基底層で形成され、約28日かけて角化し、角質細胞になり最後は垢として剥落する。組織のターンオーバーに要する時間は、一般に個体の老化とともに増大する。
以下は、あくまで参考程度のサイト
◆肌らぼより
http://hadalove.jp/turn-over-612
肌のターンオーバーとは、“皮膚細胞の生まれ変わり”のことです。
この皮膚細胞とは、一番表面の「表皮」のことを指し、ターンオーバーはこの部分でのみ行われます。
◆サッポー
http://sappho.jp/wp/hissu/turnover.html
肌のターンオーバーとは、わかりやすくいうと表皮が新陳代謝している様を言い表したものです。表皮細胞が日々誕生し、代謝活動をしながら押し上げられていき、やがてペチャンコの平べったい角質として完成(角化)、身体を守るバリアーとして働き、やがて垢となって剥がれ落ちていきます。
◆スキンケア大学
http://www.skincare-univ.com/article/000006/
肌の新陳代謝、肌の生まれ変わりをターンオーバー
基底層で生まれた細胞は形を変えながら表面に押し上げられていき、無核となり死んだ状態で角化細胞となりますが、この細胞は新しい細胞に押し上げられるようにして表面まで上がり、最後はアカとなって自然にはがれ落ちる構造となっています。このサイクルがターンオーバーです。
いろいろ散策していたら・・・
■角層に関する研究
【蛇足】資生堂サイエンスシンポジウム'97 より
コットンを使って化粧水をつけること、そしてコットンで角質除去することに
ある種の信念を感じさせられていた資生堂。
角質が取れるような素材選び、化粧水の保水力なども十分考慮された
コットンを特別に作ったりされています。
角質層のターンオーバーのメカニズムを考慮すると、
コットンで除去する方法が、どのような考えに基づいて推奨されているのかしら・・・
と思っていました。
すると、1997年の古いシンポジウムになりますが、
資生堂の角質ケアに関する情報が、ひっかかってきました。
角質の機能、角質形成におけるタンパクの代謝、そして、
資生堂の研究所の方が、
「角層のディスコメーション・メカニズムとスキンケアに対する役割」という
発表をされていました。
http://www.shiseidogroup.jp/rd/doctor/seminar/1997_01.html
内容は、こんな感じ・・・・
気になるテーマと資生堂の方の発表をリストアップすると
3)角層の働きと疾患 田上 八朗氏(東北大)
4)皮膚バリヤー機能のホメオスタシスの生化学的基礎とその調節
Mr. Kenneth R. Feingold(カリフォルニア大学 サンフランシスコ校)
5)角質層形成における表皮細胞の蛋白代謝:細胞接着と細胞骨格分子
北島 康雄氏(岐阜大)
6)角層のディスコメーション・メカニズムとスキンケアに対する役割
小山 純一(資生堂 ライフサイエンス研究所)
8)表皮-真皮接合部複合体の構造と機能:上皮細胞の基底膜および真皮への接着構造の特徴について
Mr. Robert E. Burgeson(ハーバード医科大学)
11)皮膚の構造機能制御における表皮-真皮相互作用の役割
西山 敏夫(資生堂 ライフサイエンス研究所)
12)より優れたスキンケアのための皮膚バリアー機能調節
Mr. Peter M. Elias(カリフォルニア大学 サンフランシスコ校)
13)スキンケア化粧品の有効成分:新規スキンケア有効成分の開発を中心に
北村 謙始(資生堂 薬剤開発研究所)
15)シンポジウム総括 21世紀へのプロローグ
尾沢 達也(資生堂)
その中で、
(6)角層のディスコメーション・メカニズムとスキンケアに対する役割
※ディスコメーション(古くなった細胞が脱落すること)
が興味深かったので以下引用
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ディスコメーションに対して何が影響しているのか、どのようなスキンケアが有効かを明らかにするためにディスコメーションの機構を研究した。その結果「デスモソーム」が「角層細胞の接着に大きな役割」をはたしており、この「デスモソームを二種類のセリン酵素(トリプシン様、キモトリプシン様)が分解することにより角層細胞が脱落する機構」を明らかにした。
酵素によるデスモソームの分解は「角層中の水分に影響」されることが明らかになった。このことは「冬季の乾燥条件」では酵素による「デスモソームの正常な分解が妨げられた結果」、落屑が発生すると考えられた。「加齢」により「トリプシン様酵素の活性が低下」することが明らかになり、「加齢による角層の肥厚に酵素活性の低下が関与」していることが示された。
ディスコメーションの観点からスキンケアを考えると「乾燥により引き起こされた肌荒れの落屑の発生」には「保湿により角層水分量を適正」に保ち、酵素を正常に働かせることが有効である。また、「酵素活性が低下」することにより引き起こされる「角層肥厚、落屑」の発生には「デスモソームの分解を促進する薬剤」が有効であると考えられた。
ーーーーーーーーー
どのように、角層細胞が脱落するのか、
それは「デスモソーム」(*1)というものが角質を接着しており、
それを2つの酵素が働いて、角質細胞が脱落することを解明できたのだそう。
(*1)二つの細胞間の結合を強める装置の一。上皮細胞によくみられる。接着斑。
その酵素の働く条件が、水分に影響するということから、
保湿ということに力を入れたアイテムの開発。
あるいは、デスモソームの分解を促進する成分の開発などが有効とされた。
ということは、わかりましたが、
なぜ、積極的に角質を毎日、コットンで除去しなければいけないのか
ということについては、私には、まだ理解にいたりませんでした。
■美容を医学的にとらえるのなら
「スキンケアが、医学の進歩のスピードに負けてはいけないと思う」
と語られるエリクシールのCM
自然なターンオーバは、角質一枚、一枚が剥がれていくこと。
そこにコットンを使って毎日、角質除去するとよい医学的根拠を知りたいと思うのでした。
正常なターンオーバを維持するために、
血流促進し代謝をよくすれば、角質ケアは必要ない
というスキンケアの方が、
医学の進歩のスピード云々より、私には納得できます。
また、角質ケアは増えた状態になったら行う。
あるいは、部分的な蓄積を感じたら部分的に行うという、
オバジのピーリング理論なら、理解ができます。
■資生堂の肌診断
資生堂の肌診断は、厳しい。Aが出ることはほとんどない。と聞いていました。
ふと思ったことがあります。
A出た人は、過去にいるのか? 散策してみました。
いるにはいました。 ところが、その方は、資生堂製品を一切使っていませんでした。
なぜ? と不思議だったのですが、こんな仮説が成り立ちます。
資生堂では、まちにコットンで角質ケア推奨。
また、週1回のマスクをすすめ、これまた角質ケアを含みます。
そうやって、角質をどんどん減らして、未熟な細胞を増やして、
角質がたまっているという肌診断になる。
それによって、肌が次第に薄くなっていくのを、
お客様のお肌は、薄いので・・・と保湿をすすめたり、クリームを勧めたり、
新たな美容液をすすめたり・・・・
それで均衡を保たせてC判定。良い時でB判定。
ところが、全く資生堂を使っていないと、
角質ケアをしていなかったりで良い状態を保っている。
そのため、A判定が出てしまった・・・・とか。
私も、当初Cから、Bになったのですが、
一度のサンプルで、Bになったのではなく、
いつも使っているエストの効果ではないか・・・・と。
その後、資生堂を使うたびに悪くなり最後は「E」判定まで・・・
(この時は、角質ケアをしすぎたせいでもありますが)
資生堂を使っていない人ほど、いい結果がですのかも?
という仮説が出てきました(笑)
■皮膚科学の進歩
30年前の皮膚の構造
20年前、10年前・・・・その進化は、
「表皮基底層部の構造が分子、蛋白質レベルで分かるようになった」と言われるように、
コスメの世界も、分子レベルで語られるようになってきました。
あるいは、これまで聞いたこともなかったような細胞が表れて、
なんだ、それは? という感じです。
■ランゲルハンス細胞って何?
たとえば、ランゲルハンス細胞・・・・
何それ? ランゲルハンス島の間違え?
それにしたって、すい臓の細胞が何で皮膚にあるの?
と思いきや、「ランゲルハンス細胞」というのがあるんですね。
そんなもの、皮膚のどこにあるの?
と調べてみたら、表皮の有棘層に存在していました。
そんな細胞、見たことも聞いたこともなかったけど・・・
(30年前の医学大辞典には掲載されていません)
というように、新たな聞いたこともない細胞や組織などが出てくると、
それ、どこにあるの? と組織図を見て、本当にあることを確認するところから、
始まってしまうのでした(笑)
■幹細胞コスメの疑問
だから、最近の「幹細胞」に作用するというコスメがイマイチ、わかりません。
幹細胞って、骨髄の中で血球を作る大元の細胞だったはず。
発生学的な位置付の細胞だったはずだけど、
そんな細胞、皮膚の組織にあったけ?
という状態なので、なんだか幹細胞に働くコスメって信用できないと思っていました。
どうやら、再生医療などの医学の進歩で、幹細胞が使われ、
皮膚にもこの幹細胞があるらしく(?)、
コスメ業界にも進出しているらしいというぐらいまで、なんとなくわかってきました。
新しい皮膚医学の本を見ると、幹細胞が組織の中で記載されていたりするようです。
新知見を理解しないと、そのあたりのコスメ理論は、
理解できなさそうということが、少しわかってきました。
■ターンオーバーは医学用語?
ついでにターンオーバーを医学大辞典で引いてみました。
物体内の組織で物質が合成されるときの、物質の変化
というように、物質代謝の意味あいとして解説されていて、
wiki pedhiaの最初の解説と同じような内容でした。
お肌のターンオーバーについての記載はありませんでした。
組織における物質の半減期という形で示されていますが、
組織も「肝臓」「筋肉」「脳」で
「皮膚」は取り上げられていませんでした。
(ほら、美容業界で使われるターンオーバーは、医学用語とは
やっぱり違う・・・・と思ったのでした 笑)
■ル・セラムと肌細胞
ついでにいうと、クレドポーボーテのル・セラム
この美容液は、肌の「根本細胞」から目覚めさすそうです。
「根本細胞」って聞いたことないけど、新しい細胞がみつかったのかしら?
と思ったら、調べてヒットするのは、資生堂のサイトだけです。
そんな細胞は世間的には存在していません。
実は「角層」を意味するそうです。なんだかまやかしを感じてしまいました。
「角層」って言えばいいことではないでしょうか?
いかにも、新しい細胞を我々は見つけましたというニュアンスを含む表現。
日々のケアで、角層を、コットンで取り除きながら、
残った未熟な角層に、美容成分を届けて、なんとか平衡を保とうとしてるのでは?
と思ってしまったのでした。
クレドポーボーテ、
たまには作用機序の違うコスメを使うと、
肌はカンフル的な反応を示すことを経験していたので、
たまに取り入れてみるのもいかもと思い検討していました。
しかし、調べれば調べるほど、先端の科学や知見を取り入れているのに、
製品の説明に整合性がないと感じてしまうのです。
エリクシールのCMで「医学」を持ち出して、一般向けにも訴求するなら
イメージワードに置き換えたりしないで、医学的な言葉を使って、
ちゃんと説明をして欲しいと思うのでした。
今は、特にトラブルもないので、これらを使うと返って
荒れさせる原因になりそうな気がしてきています。
■ランゲルハンス細胞に着目したコスメ
ついでにランゲルハンス細胞に働くアルテミューンについて調べてみました。
ランゲルハンス細胞に早くから着目。
20年の時を経て、製品になったと言われるとなんだかすごいと思ってしまいます。
しかし、それなりの化粧品メーカーは、そうやって研究をしているもの。
花王でも、30年の研究の末、開発したハリ美容液を出した時は、
へ~、すごい。って思ったのですが、これは、コスメを世に送り出す上での訴求ワード
なんだと気づきました。
美白美容液の時も、「○年前から着目し研究を経て今、ここに・・・」
なんてセールストークがあちこちで見られました。
ということは、これから何十年先を見据えた美容液が、今、研究されているわけです。
新製品の目新しさをプッシュされていますが、
その裏では、すでに新たな知見のもと。何年も先を見越して、
スタートしているということなんです。
女優さんが映画の撮影が終わり、公開され、なにがしかの賞を受賞する。
しかし、女優さんにとっては、既に過ぎ去った過去の作品にすぎない。
今更、受賞と言われても、ご自身は、新しい作品に向かっているので、
ああ、どうも・・・って感じなんだそう。
コスメと似てるなと思いました。
最新作と言いながら、その裏では、新たな技術の元、
新しい製品に向かって研究が行われている。
CMで最新技術なんて言ってますが、その裏では、
次世代の研究が行われているということなんです。
ランゲルハンス細胞を知らなかった時に、その研究を見てたら、
そんな細胞にいち早く着目してたんだ。すごいな・・・と思って見ていました。
今、改めてみると、なんだ、すでにわかっているランゲルハンス細胞の
機能を解説しているだけの動画じゃない・・・って。
この細胞の機能を資生堂がみつけたわけじゃないでしょ(笑)
http://www.shiseidogroup.jp/technology/detail/28.html
大事なのはそのあと。
そのランゲルハンス細胞が、外部刺激にたいして鎮静化する酵素の量が、
年齢によって違うことを資生堂が発見したそうです。
そして、ランゲルハンス細胞に直接、はたらきかける成分を開発しているとのこと。
じゃあ、その成分は、どんなもので、どうやって活性化させてるのか?
そこが知りたいのです。
しかし、この時点では、研究の紹介なので、詳細を表に出せないということは
理解できます。では、製品になった今、どんなふうに解説しているのでしょうか。
https://www.shiseido.co.jp/gb/skincare/ultimune/
ーーーーーーーーーー
自然免疫によって外的悪影響に打ち勝ち、古代より生きぬいてきた植物の生命力。
アルティミューンには、その驚異的なパワーが込められています。
乾燥・紫外線などの悪影響にさらされた肌のために、
高い生命力で古代より生きぬいてきた「イチョウ」と、
高い抗菌作用をもつ東洋・西洋のハーブ「しそ・タイム」に着目。
植物由来の保湿成分ハイドロフィトフォース*を配合しました。
*イチョウ葉エキス、シソエキス、ワイルドタイムエキス、
PEG/PPG-17/4ジメチルエーテル、グリセリン(保湿成分)
ーーーーーーーーー
ランゲルハンス細胞にどう、働きかけているのか、
この説明からでは、よくわかりませんでした。
なんだか、イメージだけのワードに思えてしまいます。
○古代より生きぬいてきた植物の生命力
○驚異的なパワー
高い生命力で古代より生きぬいてきた「イチョウ」
→「高い生命力」「古代」 ではなくて、
どうしてイチョウの生命力が強く、古代から生き抜けたのか、
何が、作用しているのか、そこを知りたいです。
高い抗菌作用をもつ東洋・西洋のハーブ「しそ・タイム」
→植物が持つ、もともとの抗菌作用では?
それが、ランゲルハンス細胞に働きかけているということがわかったのかしら?
植物由来の保湿成分ハイドロフィトフォース
→この保湿成分も、ランゲルハンス細胞とどのような関係があるのか?
単に植物由来の保湿成分、加えたってだけじゃない?
というように、研究の結果と、提供される商品が
どう結びつくのかがわからないのでした。
ランゲルハンス細胞を活性化する酵素が、年齢によって少ないことがわかったなら。
→少ない酵素でもより、効果的に酵素が働くようにする
→酵素が増える、生成されやすくする何かを加える
そんな作用をイメージしていたのですが、
植物の抗菌作用や、保湿成分を加えただけなら、
ランゲルハンス細胞、関係ないんじゃない?
と思ってしまいました。
【追加】
○素肌の美しさを決める育てる、角層の5つの知識
→http://hemue-online.com/?mode=f2
(一部の転載も禁止とのこと)
○化粧水は付けない方がよかった
→http://hemue-online.com/?mode=f1