
コラーゲンに関する自分用メモ ビタミンC 硫黄の作用
2015/6/20 01:05
コラーゲンだけを摂取してもダメで、「ビタミンC」をはじめとする
様々なものが必要だということが言われています。
コラーゲンを小さくしたものを摂取するだけなく、
ビタミンCを入れましたというものも増えてきました。
コラーゲンを生成するためには、ビタミンCをはじめ、
鉄、硫黄、亜鉛なども必要と言われています。
まずは、ビタミンCはどのように作用しているのでしょうか?
■wikiより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%B2%E3%83%B3#.E3.82.B3.E3.83.A9.E3.83.BC.E3.82.B2.E3.83.B3.E3.81.AE.E7.94.9F.E5.90.88.E6.88.90
正常なコラーゲン分子の合成には、「2価の鉄イオン」や「ビタミンC」が別途必要
■コーゲンの生成でビタミンCが必要なわけ
○わかさの秘密 ビタミンCより
→http://www.wakasanohimitsu.jp/seibun/vitamin-c/
コラーゲンを合成する時に必要な「酵素の働きを助ける補酵素 」として働く。
補酵素とは、消化や代謝で働く酵素を助ける役割をするもの
これだとよくわかりません。
■アスコルビン酸=ビタミンC
http://ebn.arkray.co.jp/disciplines/collagen/anti-aging-02/
プロトコラーゲンからコラーゲン線維の形成には、
「酸素」「鉄イオン(Fe2+)」「アスコルビン酸(Vc)及び「 α-KG」が必要。
プロトコラーゲン(ペプチド鎖中の特定の)では、
「プロリン」と「リジン」が各「ヒドロキシラーゼ」の作用により「水酸化」される。
その後「ヒドロキシプロリン」(コラーゲン線維内の)は
3本のペプチド鎖間に「水素結合を形成」して、「らせん構造」を安定化させる。
さらに「ヒドロキシリジン」と「リジン」は「リジルオキシダーゼ」のはたらきで
分子間に「架橋結合」(アルドール結合による成熟架橋)を形成し、
コラーゲン組織特有の「強い線維構造を作る」
■ビタミン
→http://hobab.fc2web.com/sub4-vitamin.htm
「ビタミンCは、コラーゲン(注4)合成の際に、プロリンやリシン残基の水酸化」に必要。
ビタミンCは水酸化反応の補因子
■コラーゲンを飲めば肌は若返るか?
http://www.bandoheart.jp/aiironokaze/028/03.html
コラーゲンは50個以上のアミノ酸が組み合わさってできている。
コラーゲンを構成しているアミノ酸の中には「リシン」と「プロリン」がある。
■生体内コラーゲンの合成
→http://ebn.arkray.co.jp/disciplines/collagen/anti-aging-02/
【アミノ酸】 → 【プロトコラーゲン】 → 【コラーゲン繊維】
「リシン」 → 「ヒドロキシリシン」
「プロリン」 → 「ヒドロキシプロリン」
↑ ↑
「ヒドロキシラーぜで水酸化」 3本のペプチド鎖間に水素結合
★★補酵素としてビタミンC★★ 螺旋構造の安定化
↑
「酸素」「Fe2+」「α-KG」も必要
「リシン」・・・・・・・・・「ヒドロキシリシン」
↑
「リジルオキシダーゼ」
分子間に架橋結合(アルドール結合による成熟架橋)を形成
コラーゲン組織特有の強い線維構造
「プロコラーゲン」(細胞内粗面小胞体上のポリソーム(リボゾーム)で合成)は、
凝集することなく細胞内を通過して細胞外に放出され、
「プロコラーゲン」は、「プロトコラーゲンに変化」
(細胞外で酵素分解によってN末端ペプチドの一部が切断される)。
「プロトコラーゲン」から「コラーゲン線維の形成」には、
酸素、鉄イオン(Fe2+)、アスコルビン酸及び α-ケトグルタル酸が必要。
「プロトコラーゲン」では、ペプチド鎖中の特定の「プロリンとリジン」が
各「ヒドロキシラーゼ」の作用により水酸化。
その後コラーゲン線維内の「ヒドロキシプロリン」は
3本のペプチド鎖間に水素結合を形成して、らせん構造を安定化。
さらに「ヒドロキシリジンとリジン」は「リジルオキシダーゼ」のはたらきによって
分子間に架橋結合(アルドール結合による成熟架橋)を形成し、
コラーゲン組織特有の強い線維構造を作る。
コラーゲンは化学的に安定なタンパク質であり、
皮膚や骨、関節などに存在する場合、長期間分解しない。
これはコラーゲンが持つ特有のアミノ酸配列構造、架橋結合、3重らせん構造が
酵素分解を受けにくいためと考えられている。
健康なヒト組織中のコラーゲンは皮膚で15年、軟骨で117年の半減期を有すると報告。
しかし発育期や創傷治癒時の結合組織ではコラーゲンの生成・分解が盛んに行われ
組織が再生。コラーゲンを分解する生体内酵素にはコラゲナーゼおよび
MMP(マトリックスメタプロテアーゼ)ファミリーと呼ばれる酵素群がある。
コラーゲンの生成・分解は、炎症の強さ、ホルモン量などの影響を受けることが、
「線維芽細胞」を使った実験で確かめられている。
しかし「生体内での関与については未解明な部分が多々」ある。
このようにコラーゲンは古くから利用され、重要な生体化合物でありながら
未解明な部分が多いタンパク質の1つ。
■市販のコラーゲン飲料は
コラーゲンが小さく分解された「コラーゲンペプチド」が含まれている。
このコラーゲンペプチドは「ヒドロキシリシン」「ヒドロキシプロリン」を含むが
これらの「水酸化されたアミノ酸」を飲んでも、コラーゲン合成に必要な
元の「リシン」「プロリン」にはもどることが証明できない。
「リシン」「プロリン」からでなければコラーゲンは合成できない。
したがって「コラーゲンの分解産物を含むコラーゲン飲料をのんでも」
それを材料として「皮膚の繊維芽細胞がせっせと新しいコラーゲンを作り、
弾力のある、みずみずしい皮膚を作ってくれることはない」
コラーゲンを多くするにはどうすればよいのか?
「たんぱく質を含むいろいろな食べ物をバランスよくとること」
◆資料 コラーゲン その機能と代謝
http://lifesciencedb.jp/dbsearch/Literature/get_pne_cgpdf.php?year=1986&number=3101&file=gAT16an1NanvKVuI9vJwmg==
■ビタミンCの性質からみた、コラーゲンへの働き 重合に必要
→http://www.vit-c.jp/vitaminc/vc-01.html
ビタミンCは
「合成されたばかりのプロコラーゲンに含まれるアミノ酸、プロリン、リシンを
水酸化する酵素を助ける働き」がある。
「プロリン、リシンがきちんと水酸化されないと
3本のコラーゲン繊維が重合した三重らせん構造が出来なくなってしまう」
こうなると当然、「肌荒れが酷く、血管が脆くなり、骨粗鬆症に」もなりかねない。
■コラーゲン生成にSが必要なのは
タンパク質の結合 繊維構造、螺旋構造を作る際の
「S-S結合」(ジスルフィド結合)の素材として?
◆ジスルフィド結合
https://kotobank.jp/word/%E3%82%B8%E3%82%B9%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%89%E7%B5%90%E5%90%88-766754
S-S結合ともいう.硫黄が-S-S-のように結合した構造をもつ化合物.シスチンや酸化型のグルタチオンはその例で,タンパク質もシスチンのこの結合で特有の立体構造を作る.
◆ジスルフィド結合
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%B9%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%89%E7%B5%90%E5%90%88
◆タンパク質の基礎
http://mikilab.doshisha.ac.jp/dia/research/person/yoneda/research/2002_5_29/protein/01-protein.htm
3.2 タンパク質の高次構造を支える力
タンパク質の高次構造は,様々な力によって保たれている.
ポリペプチド鎖上の多数のアミノ酸残基の側鎖どうしの相互作用や,
ポリペプチド鎖の主鎖(ポロペプチド鎖の骨組みであるペプチド結合のつながり)の
ペプチド結合どうし,または,側鎖と主鎖との相互作用がある.
さらに,側鎖や主鎖と溶媒である水との相互作用がある.
これらの相互作用は,種々の非共有結合によって生じている.
また,共有結合である
「ジスルフィド結合も高次構造を支える大きな結合力」となっている.
非共有結合には,イオン結合,水素結合,ファンデルワールス力,疎水結合がある.これらの非共有結合は,一つ一つでは共有結合に比べてはるかに弱い力であるが,多数が集まって強い結合力をもたらしている.結合をまとめると以下のようになる.
共有結合
・ポリペプチド鎖および側鎖を形成する共有結合
・「ジスルフィド結合(S-S結合)」
非共有結合
・イオン結合
・水素結合
・ファンデルワールス力(分子間に働く弱い力)
・疎水結合(疎水性残基が集合しようとして生じる結合)
■鉄 亜鉛は
◆コラーゲンと亜鉛
http://collagen-laboratory.com/effect/%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%B2%E3%83%B3%E3%81%A8%E4%BA%9C%E9%89%9B/
●鉄
鉄は「補因子」として、コラーゲンを構成するアミノ酸の「プロリン」と「リジン」を水酸化する酸化還元酵素(ヒドロキシラーゼ)の反応に使われます。
酸化還元酵素の補因子として?
プロリンが水酸化された「ヒドロキシプロリン」は、3本のペプチド鎖間に水素結合を形成して螺旋構造を安定化させます。
リジンが水酸化された「ビドロキシリジン」とリジンは、酵素(リジルオキシダーゼ)の働きによってコラーゲン分子間に架橋結合を形成して、コラーゲン組織特有の強い線維構造を作ります。
●亜鉛
亜鉛はどのようにかかわっているのか?
亜鉛の主な働きに、酵素の構成成分がある。
コラーゲン生成には「酵素」が必要で
コラーゲンが「線維芽細胞」などの小胞体内で生成される過程の中で、
10種類近くの酵素が関わっている。その酵素が働くために必要。
また、コラーゲンを生成する細胞自体の生成にも亜鉛は重要。
というように、コラーゲン生成は、単純なものではなく、
相互作用によって生成されるということなので、
単独に摂取しても、効果にはなりにくいのでした。
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