
美容情報:コラーゲンって有効? 低分子なら有効?(科学的根拠?)
2015/6/20 00:28
調べると、コラーゲンは入れても無駄で、小さくすればいいという風潮。
しかし小さくしても、吸収後、どこに使われるのかがわからないとのこと。
そして今、コラーゲン研究は新たな方向にも向かっているようです。
今でも、コラーゲンドリンクなど需要は増えていると思われ利用されている方も多いはず。
コラーゲンって有効なの? 専門的になりますが、
ちゃんと把握したいと思う方は、以前の記事ですがご覧いただければ幸いです。
【元記事】12/7/9 16:30
■コラーゲンボールは吸収しない?
居酒屋でコラーゲンボールのサービスがありました。同席者が、コラーゲンなんて、
分子量が大きくて吸収できないから意味がないと話していました。
(当時、コラーゲンを、繊維質(セルロース)と勘違いしており、
分子量が大きくて、分解できないからだと納得していました。)
個人的な志向ですが、健康や美容によいものを、
「食材以外の」経口的にとることは、抵抗がありました。ドリンク剤やサプリは敬遠。
コラーゲンボールという、あえて追加するという形も、
おまけならいただきますが、わざわざ注文することはありません。
コラーゲンも、世間では騒がれておりましたが全く関心なしでした。
■コラーゲン飲料の美容への有効性実証の新聞記事
2011/9/15 日経産業新聞にて、常盤薬品工業は大阪大学と共同で
コラーゲンを配合した飲料の美容への有効性を実証したと発表したと報じられたことを、
あとになって知りました。
2カ月間、就寝前に摂取し続けた結果、コラーゲンを作るもとのアミノ酸の血液中の量が
有意に増加するなどの効果がみられたといい、日本美容皮膚科学会で発表したそうです。
実験方法は、低分子コラーゲンペプチドを5000ミリグラム配合した飲料を試作し、
20人(平均年齢45.7歳)に2カ月間、就寝前に摂取してもらい美容効果を評価。
コラーゲンのもとになるといわれるアミノ酸「ヒドロキシプロリン」の量が
7.5倍に増えたほか、皮膚の弾性も改善し、しわの数も減少したとのことです。
■コラーゲンは、吸収できないの?
この記事を見た時、以前聞いた、鍋のコラーゲンボールの話を思い出しました。
そういえば、分子量が大きいから、吸収されないって言ってたっけ。
コラーゲンの分子量を小さくして吸収しやすくしたなら、信ぴょう性があるかも・・・
一般的なコラーゲンの分子量が約30万。低分子コラーゲンは、8000以下を指すそうです。
■コラーゲンが分子量が大きくて吸収できないのはなぜ?
当初、セルロースと間違えていたこともあり、
コラーゲンを分解する酵素がないからと、理解していました。
ところがコラーゲンは、真皮、靱帯、腱、骨、軟骨などを構成する「タンパク質」の一種。
分解はできるはずです。
〇コラーゲンの構造
そこで、コラーゲンの構造を調べてみました。
アミノ酸からなるペプチド鎖が3本集まり、縄をなうようにラセン構造となっています。
さらに、この基本単位が集まって、
より太く長い繊維を作ることがあり(コラーゲン細線維)、
これらが更に集まって、強大な繊維を形成したのが、コラーゲン線維(=膠原線維)です。
(「コラーゲン線維」といういう言葉を聞いたことがあったため、
「コラーゲン=線維質=セルロース=分解されない」と勘違いしてしまったようです)
つまり、コラーゲンとは、アミノ酸が集まって線維状になったものが、
さらにその線維が絡まってできた縄のような状態となったものと考えられます。
このあたりのわかりやすそうな解説はこちらにあります。
→http://collagen-day.com/about.html
〇コラーゲンの分解
この巨大なコラーゲン線維は、化学的に安定したタンパク質で、
通常のタンパク分解酵素(プロテアーゼ)では分解されません。
その理由は、コラーゲンの構造でお話した3重らせん構造や、
特有のアミノ酸配列などの構造が、
酵素分解を受けにくくしているためと考えられています。
そのため、健康なヒトの組織中コラーゲンの半減期は、
皮膚で15年、軟骨で117年と言われています。
しかし、生体内には、コラーゲンを分解する酵素群もあり、
コラーゲンの生成・分解は、いろいろな影響も受けており、
未解明のことも多いらしいです。
■コラーゲンの消化・吸収
では、このコラーゲンは、どのように消化吸収されているのでしょうか。
巨大なアミノ酸の固まりであるコラーゲンは、タンパク質の一種です。
一般的なタンパク質の消化は、
単独のアミノ酸や、アミノ酸2-3個の固まり(ペプチド)まで、
小さく分解されてから吸収されます。
ところが、前出のように、通常のコラーゲンは、分子量も大きく、結合も強いため(?)
一般的なタンパク分解酵素では分解されず、
分子量の大きいまま、排出されてしまっていたと考えられます。
低分子化することで、アミノ酸レベルへの分解が進み、
吸収されやすくなったと理解ができます。
大きな分子量のコラーゲンは、分解されていなかったことが考えられ、
小さくすることで、効率がよく吸収されることを狙った飲料が、
開発されたということのようです。
■低分子コラーゲンを摂取すると・・・
つまり、低分子コラーゲンを摂取するすると言うことは、
低分子になったコラーゲンをそのまま吸収して、
体内でコラーゲンとして利用されているわけでなく、
低分子のコラーゲンが、一度、最小単位まで分解されたアミノ酸の形で吸収されます。
その後、体内で再合成されてコラーゲンとして蓄えるということなのです。
■分解されたアミノ酸の行方
ところが、分解されたアミノ酸は、コラーゲンとして利用されるだけでなく、
他にもいろいろな用途のために使われてしまいます。
たとえば、体内でタンパク質が不足している部分があると、
そちらを優先してタンパク合成され、アミノ酸が使われてしまいます。
分解されたアミノ酸は、コラーゲンにはならないので、
コラーゲンとして有効に活用するには、
日頃から良質タンパクを摂って、体内のタンパク不足を補っていないと、
コラーゲンとして利用ができなくなってしまいます。
また、コラーゲンを合成する際、必須アミノ酸のリシンやビタミンCが別途必要なので、
コラーゲンドリンクには、そのようなものを入れて、
吸収後、コラーゲンを合成しやすくする工夫をしているものもあるようです。
つまり、摂取して分解されたコラーゲンの元であるアミノ酸は、
すべてがコラーゲンにはならないのでした。
コラーゲンを摂取して体内のコラーゲンを増やすというのは、
飲んだコラーゲンをそのままコラーゲンとして蓄えているわけではなく、
一度、コラーゲンを最小単位のアミノ酸レベルまで分解して吸収し、
体内でまた、再合成するという手間をかけて、コラーゲンを作らせていたというわけです。
さらに、分解されたアミノ酸は、
いろいろな場所のタンパクの元として使われてしまうのでした。
■コラーゲンの元、アミノ酸を吸収するなら・・・
コラーゲンが分解されたアミノ酸を吸収して、コラーゲンを作っているということなら、
摂取するのは、コラーゲンでなくても、同じアミノ酸を摂取すればいいのでは?
と思いました。
ところが、コラーゲンを構成するアミノ酸の大部分は、
食事からとる必要のないものが多く、
コラーゲンペプチドを摂取しても美肌効果はないと考えられていたそうです。
(しかし、本来、吸収されないとされた、コラーゲンペプチド(低分子コラーゲン)が、
吸収され血中の中に認められたという実験結果が出ています。
〇コラーゲン:吸収されない低分子コラーゲンが血中に
→https://beautist.cosme.net/article/259502 )
以上のように、コラーゲンが体の中でどのように分解されて、
合成されているかということを理解した上で、
このドリンクを飲んだ効果に対する実験方法について、
私が感じたこと、考えたことをご紹介します。
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■記事への疑問
○プラシボはとられた実験?
20人に摂取して実験していますが、プラシポは、とられた実験だったのでしょうか?
(コラーゲンの入っていないドリンク(偽薬=プラシボ)を摂取した
対照グループとの比較試験)
この実験がどのように行われたのか、探してみたら、
常盤薬品のHP内で紹介されていました。
→http://www.tokiwayakuhin.co.jp/news/2011/09/post20110908.htm
上記を見る限り、医薬品の効果を測るために行われる「プラシボ」の対照実験は、
行われていないようです。(実際に、確認もしました)
○どこで行われた実験?
大阪大学美容医療学寄附講座との共同研究とありました。
この研究は、大阪大学内で行われていますが、
「医学部」とはどういう関係なのでしょうか? 「医学部内」の講座ということ?
それとも、医学部とは切り離されたところで行われている、民間との協力研究?
「美容医療学」という「ジャンル」は医学部内に存在しているの?
美容医学って、医学のカリキュラムにあるの? 「寄付講座」って何?
「日本美容皮膚科学会」って医学界の中ではどんな位置づけの学会?
以上のようなことを、一つ一つ調べていくと、
この研究がどのような位置づけの研究かが次第に見えてきました。
参考: 阪大に美容医療学講座
→http://www.47news.jp/feature/medical/news/0130handaibiyo.html
■美容医療に対する世間の目
「美容医学」という世界が、医学の中で、どのような位置づけで、どう見られているのか。
これは、私の個人的な受け止め方になりますが、
いわゆる医学とはちょっと違うポジションにあり、
ある部分、偏見の目もあるように感じています。
医師の間でもいろいろな捉え方があるようです。
卒業後、形成や皮膚科などの経験を積んでから、独自に美容医学へと進むもので、
カリキュラムの中には組み込まれてはいないという認識をしています。
先日、美容外科を扱った「クレオパトラな女たち」というドラマの中に、
印象的なセリフがありました。
美容外科医の母、脳外科医の父に対し、子供が
「パパは優秀なお医者さんだけど、ママは医者じゃない」
といった言葉を投げかけていました。
世間一般の美容外科、美容医学に対するイメージを、
端的に表したセリフではないかと思いながら、見ておりました。
■「日本美容皮膚科学会」とは?
「日本美容皮膚科学会」について見てみると
「科学的根拠に基づいた」美容皮膚科診療を実施することを大前提とした学会組織で、
学会として, サイエンスとビジネスのバランスを取りながら,
「根拠に基づかない発表」や, 本学会を商業目的に利用しようとする団体に対しては
断固とした姿勢をとるべきとの挨拶がありました。
おそらく、ドラマのセリフに見られるような世間の目に対して、
「美容医学」を「科学的根拠」に基づいた「医学」と捉えるために、
根拠に基づかない発表は避けるべきという考えを持って立ち上げられたと想像されます。
しかし、その学会発表で、プラシボを取っていない研究が発表されているということは、
「美容医学」が医学としての基本的な手続きを抑えていない世界と、
穿った見方をしてしまうのでした。
「科学的根拠」を学会で謳ったとしても、こうした論文が発表されていることに、
「美容医学」が医学的な根拠とは、違うところに位置する世界と
個人的に感じさせられてしまうのでした。
■「美容医療学講座」
また、美容医学講座について、常盤薬品工業では、下記のような解説がされています。
→http://www.47news.jp/feature/medical/news/0130handaibiyo.html
ーーーーーーーーーーーーー
美容への関心が高まる中、美容医療の「科学的検証」および「美容効果の客観的な評価法の開発」などを通して、美容医療分野への展開を進めております。
近年、多岐に亘る美容治療が行われていますが、「エビデンスが必ずしも明確とは言えず」、消費者の不安の根源となっています。本寄附講座は、美容医療の専門医師と弊社から派遣された研究員が一体となり、「エビデンスに基づいた素材開発や評価などを行い」「確かな効果を実感できる商品の開発」に向けた取り組みを進めています。このような取り組みにより、「美容医療の健全な発展」に寄与できればと考えています。
ーーーーーーーーーーーーー
製造販売されているこちのメーカーも、
「エビデンスが明確でない世界に、エビデンスに基づいた評価を」
ということを掲げて取り組んでいると説明がされています。
その研究発表がエビデンスに基づいた実験であるかどうか、
見る人が見ればわかってしまう内容を掲げていることに、疑問を感じてしまうのでした。
(逆を言えば、こんなことを掲げなければ、
美容の世界のことだからと、許容できる内容なのに・・・
実態を伴っていない理念が逆に、疑問を抱かせる結果を招いているのでした)
■美容に関する実験
「美容」関する商品は、これまで、医薬品のようなプラシボ試験を
していなくてもいいと個人的には思っておりました。
それは、「医学」と「美容」は、別ジャンルのものと認識してきたからです。
(法律的にも規制がないとのこと)
美容商品というのは、もともとプラシボ効果をうまく利用した商品だと思っているので、
医薬品のような試験を求めにくいものと思います。
ところが、メーカーと医学部が共同研究し、
「学会やメーカーともに、”エビデンス”に基づく評価」
ということを掲げることで、信ぴょう性を持たせようとしている気がします。
エピデンスを語るなら、医薬品効果の検証実験は、
科学的根拠に基づく手法をとるのが当然だと思うのです。
科学的根拠を謳いながら、科学的な手法を伴わない実験を行なっていることに、
メーカーや大学、研究にかかわった人たち、学会への信頼を、失わせてしまうのでした。
■誤ったエビデンスの見分け方(看護職からの提言)
誤ったエビデンスの見分け方について、
看護職から一般向けに紹介されたサイトがあります。
→http://www.kango-net.jp/nursing/ebm/ayamatta_ebidensu.html
上記より引用
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探していた情報がみつかったとき、「この結果は正しい」と信じていませんか? 研究で明らかになったことはいつも正しいとは限りません。研究をした側が「この研究は役に立つ」と肯定的な評価をしているのは当たり前のことです。私たちは逆に「この研究は本当に正しいのか?」と批判的な見方をすることも必要なのです。
中 略
このほかにも、気をつけてみていく部分はたくさんあります。みなさんが医療情報を調べる時、直接論文を読むよりもテレビや雑誌、そしてインターネットを用いて情報を得る機会が多いのではないでしょうか?マスメディアの情報がいつも正しいとは限りません。また、営利目的の記事もたくさんあります。看護ネット上にも「インターネット上の保健医療情報の見方」について記事が書いてありますので参考にしてください。
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こちらのサイトは、ただプラシボの必要性だけでなく、
その取り方にまで触れて紹介されています。
このサイトは、医療者向けにではなく、
健康管理者である市民の手に届くような健康情報コンテンツ、
看護サービスの発信の場として提供されているものです。
同じ医療職である「看護師」が、実験の科学的根拠の見極め方を
一般向けに呼びかけていることに大きな意味を感じました。
■門前の小僧が王様を笑う(?)
これらのお話は、専門的な内容になると思いますが、
化粧品や健康食品を使うにあたり、詳細を知ろうと思うなら、
原著をあたらなければ真実はわからないのです。
しかし、ここまで詳細に調べてからコスメを使うというのは、一般的ではありません。
私は、美容情報に関して、自分が知っている知識と、
話のつじつまがあうかどうか、納得できる根拠を求めてしまいます。
他の方たちが見ないところまで見てしまう面があります。
科学的根拠が重要だと思っています。
しかし、実験内容までを調べて、判断するということが、
一般的にはなじまないことも理解しています。
しかし、看護師さんたちは、世の中に蔓延する怪しい情報を、
しっかり見極めるよう啓蒙しようと試みていることに志の高さを感じます。
医療人としてのプライドだと思うのです。
医師は世間に対し恥ずかしくないお仕事をしてください。と思ってしまうのでした。
医療界は、医師の指示のもとすべてが回るという
絶対的なヒエラルキーの世界と言われてきました。
その医師の元で働いている現場の看護師さんたち、一般に向けて、
エピデンスの正しさを見抜く大切さを訴えかけています。
日頃、研究データを扱う研究職、技術職ではない立場からの訴えです。
一方、医師、教授、研究者が、エピデンスに基づいていないことが明かな研究を掲げて、
エピデンンスの大切さを訴えているという恥ずかしさ。
看護師さんたちから笑われてしまいますよ・・・と思うのでした。
せめてこの実験にかかわった研究者は、
常磐薬品のHPの文言に、NGの意向を示す必要があったのでは、
と思ったのでした。
■医療界ではないところでプラシボをとった実験
美容医療の業界では、プラシボをとるという規定があるのかどうか、わかりませんが、
自主実験をしているメーカーもあります。
(のちに調べたところ、サプリ、健康食品などは、必要ないことがわかりました)
京都府立大学大学院 生命環境科学研究科 佐藤健司先生による
コラーゲンの肌への影響の実験では、プラシボがとられていました。
→http://xbrand.yahoo.co.jp/category/bodycare/6043/4.html
医学部による共同研究かどうかを問題にしたのは、ここにありました。
医学部以外のところで行われる研究なら、
私はプラシボをとらなくてもよいと思っておりました。
ところが、医学部でない生命環境科学研究科というところでは、
ちゃんとプラシボをとっているのです。
医学部がかかわった研究で、対象試験が行われていないのです。
医療人として恥ずかしくないのでしょうか?
■信じるためには・・・・
いろいろ堅苦しいことを書いてしまいましたが、
大学、教授、メーカー、新聞、といった報道がされると、
信ぴょう性があると感じてしまいますが、
実験がどのように行われているかということも大切だということです。
ただ、いちいち、こんなことまで調べてもいられません。
要は、根拠があろうが、なかろうが、結果オーライだと私は思っています。
実際に効果のない商品であっても、それを信じて効果が得られればよいと思います。
信じていれば、効くというのも事実です。
いかにして信じるかということだと思います。
「権威」と言われる人たちが「効く」と言ってるから効くのだろう・・・でもいいですし、
「こんなに、高いのだから効く」ということでもいいと思います。
私の場合は、自分が信じるために、根拠を求めてしまうので、いろいろ調べます。
調べた上で納得ができれば、信じて取り入れてみようと判断します。
■コラーゲンはプラシーボ効果以上の効果はなし
Wiki pedia でコラーゲンについて、下記のような記載が見られました。
(ウィキペディアは医学的助言を提供しません。)のお断りつき情報です。
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世間一般で謳われている美肌効果は誰もその効果を担保していないためプラシーボ効果以上の効果は見込めず、誇大広告と言わざるを得ない。端的に言えば消費者の無知に付け込み、限りなく効果ゼロに近いインチキ商品を薬事法に引っかからないようバイブル商法で謳い販売しているのが現状である。
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私は、コラーゲンの効果が、たとえプラシボ効果であっても、効くのであれば、
それは、その人にとって有用であると判断してよいと思っています。
しかし個人的には、コラーゲンだけでなく、
ドリンク剤、サプリ摂取に対して、抵抗感を持っているため、
調べた結果、たとえ効果があると判断できたとしても、
飲まないだろうということは、最初からわかっていたのですが・・・・(笑)
【追記】2015.6.20 wiki pedhiaより
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美肌効果について
コラーゲンを多く含む健康食品が、「個人の感想」との注釈や「体験談」の説明付きで販売。しかし「ヒトでの信頼できるほどの有効性は確認されていない 」
「コスメトロジー研究報告第12号」において、踵の骨密度と骨代謝マーカーを測定したが、「コラーゲン摂取群と対照群のこれら測定値の間に有意な差は認められない」とした。
皮膚表面に塗布することにより、皮膚からの水分の蒸発を抑えるという肌の表皮層に対する潤いの効果は期待できる。ただし、「この場合も皮膚に塗布したコラーゲン分子がそのままの形で皮下に吸収・利用されることは考えにくい」
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■もつ鍋でコラーゲン摂取は?
同じコラーゲンの摂取なら、コラーゲンを含む食材の鍋などから、摂りたいと考えます。
実際に、モツ鍋を食べた翌日、お肌がつややかになったのを実感しています。
これは、皮脂腺出る油脂成分が、モツ鍋の中に多かったから、という見解もあるようです。
確かに、コラーゲンの生成を考えたら、
翌日、すぐにコラーゲンができそうもないですが (笑)
でも、実感したツルツル感は、モツのコラーゲンがきいたと思いたいです。
ドリンクのメリットとして、鍋は毎日食べることはできないしカロリーも高い、
コラーゲン合成に必要なビタミンCもドリンクに入っているから便利と言われます。
それでも、私は、食事から摂ることの効果の方を信じたいと思いましたし、
回数は少なくても、1回のコラーゲン合成率が、高いと信じ込ませようと思います。
(このあたりは、科学的根拠は全くありませんが、いいんです 笑)
美容品の利用のコツは、いかに自分を信じ込ませることができるか。
ということではないかと思っています。
コラーゲンドリンクの対照試験がなかったことで、信頼に値しませんでした。
というより、掲げる理念と実態との矛盾に、アレルギーを示しました。
でも、信じて飲めば、効果はでるはずです。
きっと、お肌のシワも少なくなりハリもでるはずです(笑)
では、モツ鍋と、ドリンク剤、どちらが美肌効果が現れるでしょうか・・・
それは、信じる度合いと、
美肌になりたいという気持ちの強さではないかと
思っています(笑)
【関連】コラーゲン
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〇コラーゲン:コラーゲンって有効? 低分子なら有効?(科学的根拠?)
→https://beautist.cosme.net/article/248114 ←ここ
〇コラーゲン:吸収されないはずの低分子コラーゲンが血中に認められる(プラシボ)
→https://beautist.cosme.net/article/259502
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