
モニター記事は参考にならない? お宝発見の楽しみも・・・
2015/6/28 10:20
美ログを書いて、記事の内容に関わるアイテムを
「関連商品」として登録をすると、「美容記事」として登録されます。
書いた記事を、より多くの人の目に触れやすくする効果がある機能だと
理解していました。
ただ、口こみを見る人が、この「美容記事」をどの程度、
見ているのかというのは、よくわかりませんが・・・・
私は、興味のあるアイテムは「美容記事」まで閲覧してきました。
■美容記事にまでモニター記事が進出
最近になって、この「美容記事」の様相が変わってきてきているのを感じていました。
「美容記事」にまで、モニター絡みの記事が増えてきているのです。
たとえば、先にあげたSK2のHPで口こみを書いたらプレゼント。
の対象商品となっている「セルミネーション オーラ エッセンス」の「美容記事」は、
こんな感じです。
https://www.cosme.net/product/product_id/10073559/blogs
記事リストを見た瞬間に、モニター系の記事で占められているのを感じさせられます。
記事リストに掲載されている写真とタイトル。
そのあたりから、モニター記事のニオイが漂っています。
そして記事を開くとモニター記事、独特の共通の特徴が・・・・
商品を演出効果を加えた撮影。
詳細なフォルムのアップ写真。
「セルミネーション オーラ エッセンス」で言えば、
スポイト部分を引き上げたアップ写真。
商品を手につけた写真、テクスチャーのアップ、浸透後の写真。
お決まりの形式です。
■モニターに当選しやすいブログの書き方がある!?
「コスメ系モニターに当選するためのコツ」
→http://matome.naver.jp/odai/2139166495908489501?&page=1
なんてまとめ記事があります。
そこにブログの書き方という項目があって
ーーーーーーーーーーーーーー
・商品の写真は当然ですが、
・使用しているところ
・ビフォーアフター
出典
コスメモニターの当選のコツ :: コスメブログ☆ピーターパン症候群女子の日記|yaplog!(ヤプログ!)byGMO
ーーーーーーーーーーーーーー
なんだそうです。
これをそのまま、実践されていると思われる記事が、
SK2のセルミネーション オーラ エッセンスでは並んでいます。
この「美容記事」を見ていると、モニター記事が多くなっている
メーカーというのを感じていたところでした。
口こみのみならず、美容記事にまでモニター評価を増やそうとしているということ?
■モニター記事は参考にならない?
モニター記事を書くことを否定しているように捉えられてしまいますが、
決してそんなことはありません。
こうした、横並び記事の中にも、参考になる記事を書かれる方がいらっしゃいます。
最初からモニター記事を否定してしまうと、
貴重な情報を逃してしまいます。
とは言っても、そのような記事は、ごく少数なので、まずめぐり合うことはないのですが、
モニターさんの中には、
当選したからと言って褒め称えるだけの記事は書きたくないという信念を持って
書かれている方もいらっしゃいます。
最近、私がみつけた、なるほど・・・・と思った記事です。
○ハリ感アップという肌質革命★★「エリクシールシュペリエルシリーズ」★★…
→https://beautist.cosme.net/article/1127975 (by gokkie55 さん)
個人的にエリクシールのCM
「スキンケアが、医学の進歩のスピードに負けてはいけないと思う」
というコピーを快く思っていないということがあり、
このコピーによる影響みたいなものを調べていました。
使う人にどんな印象や影響を与えているのかな?
と思って目に止まった記事でした。
○化粧品と医学の関係とマーケティング(追記:資生堂のマーケティング改革)
→https://beautist.cosme.net/article/1122778
ほ~ら、資生堂は「医学の進歩のスピードにも負けない」
という自信の表れのメッセージとして、受け止められちゃってるじゃない・・・・
マーケッターの思う壺・・・・
と思いながら、さらに読み勧めていたら、
あっ! この製品の本質をきちんと捉えていらっしゃって、
それをご自身の言葉で、噛み砕いてわかりやすく説明されている!
使い方の写真も、工夫して撮影されていて、
モニター記事として、オリジナリティーがあって参考になると、
久々に、納得させられた記事でした。
モニター記事は、商品の説明をそのまま転記する人がほとんどなので、
同じ表現の言葉が並びがちです。
それを噛み砕いてわかりやすく解説している人は、まずいないです。
ところが、一番の肝の部分を、ご自身の使い勝手へと誘導しながら、
読む人の興味をひきつけつつ、そこからこの製品の説明をされようとしていました。
よく、モニター記事は、ハナから参考にしません。
という方もいらっしゃいますが、そういう目で見てしまうと、
数少ない貴重な記事も見逃してしまうことになります。
モニター記事だからダメなのではなく、結局は内容で、
その内容も自分にとって必要かどうか、参考になるか、
それを拾い上げられるかどうかということなのだと思います。
ただ、@コスメの「セルミネーション オーラ エッセンス」の「美容記事」
のリストのように、見るからモニター記事がずらりと並んでいる・・・・
それを感じさせられてしまうと、もしかしてそこにお宝があるのかもしれないのですが、
一つ、一つをめくって見て見ようという気にはならなくなってしまうのでした。
■メーカーの口こみを増やす対策?
●@コスメへの口こみの変遷は下記のとおりです (発売は2014/2/21)
SK2の「セルミネーション オーラ エッセンス」の購入者の割合をチェックしていました。
750という大量の口こみがありますが、購入者は20%程度です。
購入者 32/191 (16%) (2014.5.27) 発売 3ヶ月
48/280 (17%) (2014.7.20) 発売 5ヶ月
163 /749(21%) (2016.6.28) 発売 2年4ヶ月
●HPへの口こみをしたらプレゼントキャンペーンがあって
○SK2のプレゼントは、口こみをしてから・・・・
→https://beautist.cosme.net/article/1130046
●美容記事の閲覧したら・・・・ モニター記事がずらりラインナップ
→https://www.cosme.net/product/product_id/10073559/blogs
なんでもいいから、口こみを増やす。
そんなことしか考えていない会社に思えてしまいました。
モニター記事なんて参考にならない。というのも一つの意見。
しかし、そこから自分に参考になる口こみを見つけることができたとき、
お宝発見の楽しさがあります。
以前、口こみから自分に必要な情報を取り出す方法を紹介したので抜粋
■口こみを参考にする場合
点数やランキングはあてにならない
これは、いわずもがな・・・
@コスメと何年か付き合ってきた方なら、
新製品が出た時のランキングや点数があてにならないことは、
おそらく、感じているはず・・・
愛用しているエストの新製品のファンデが、
発売前のアイテムなのに、ランキングで2位に入ってました(笑)
まあ、これも、大人の事情・・・
こうしたタイアップがあるからこそ、私たちは、この場をタダで使えるわけで・・・
ただで使わせてもらうための、ビジネスモデルと割切って、
こちらも大人の対応を・・・
と思うのですが、やはり一言、ふたこと言いたくなってしまって、
ブツブツ、つぶやくわけです。
○エスト パウダーファンデーション シルキースムース
https://www.cosme.net/product/product_id/10090070/reviews/ord/point
同じように感じている人は、他にもいてそんなクチコミも散見されます。
この時、口こみの見方が変化したということを書いていたので抜粋します。
ーーーーーーーーーーー
どんな方が口コミしているのか
→プレゼント →モニター →店頭サンプル →タッチアップ
発売前は、提供品が大半ですが、店頭サンプルやタッチアップ口コミがどれくらいかで、
商品への興味や潜在的なブランドの支持が伺えます。
また、点数でなく内容で判断
→エストを利用している方の評価 →他社ブランド利用者の評価
そして、どれだけ口こみが詳細に記載されているか(深度)。
そうしたことをトータルで見ていくと、エスト口コミは、他社の口こみと違った。
発売直前、口こみも増えたところでlike順に閲覧すると、
商品ときちんと向き合っている方が多い。
それぞれ違う肌に、どう作用したか、何がダメなのかを書かれています。
口コミワード数も、真剣評価の指標になります。
また初エストの方が、商品のプラス面を、どれだけ「具体的に」書かれているか、
そんな口コミの割合がどれくらいかもポイント。
また、手や部分へ使用した感想は、本来の使用感を反映しにくいので
参考程度に・・・
当選が多いと、口コミup→ 数が増える →貰い物なので高評価 →点数が上がる
発売前 2位 という結果に。
でも、それぞれの利用者がつけた点数は見ずに、内容で判断すると、
この新商品、良さそうということが伝わってきます。
そろそろ@も評価軸の見直しが必要では?と思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
上記は、カウンターでお試ししただけの口こみで使っていませんが、
現在394の口こみの中で、トップのLike数です。
モニターの口こみばっかり・・・・という口こみを投稿すると、
Likeが増えます。経験者は語る(笑)
■集まったクチコミのLike数の多い順にソート
Like順に見ると、上位のクチコミは、「モニターの口こみばかり・・・」
と嘆いているものが多いです。
やはり、多くの人が、そう思っていてわかってて、しょうがないなぁ・・・
と思いながら、付き合っている現状が、伺えます。
ここで、点数や、ランキングが、あてにならないなら、あてにしなければいいだけ。
口こみの内容で判断すればいいことで、
自分に必要な情報を拾い上げればいいことなんです。
■モニターの口こみは参考にならない?
モニターさんのクチコミは参考にならないから見ないという声があります。
しかし、マイナス面をきちんと、書いている方たちもいらっしゃるので、
それらを参考にするようにしています。
モニタークチコミが多くなってくると、マイナス評価のクチコミを
拾うのが大変ですが、ちょっとしたコツがあります。
■低評価の拾い読み
まず、トップの絞込みの条件のところの
「おすすめ度」を「1以上」に選択します。
年齢は、任意で「すべて」でもいいですし指定しても・・・
そして枠外の
並び替え:「おすすめ度」 を選び 「▼」をクリックすると、
おすすめ度「1」からクチコミが並ぶので、
低評価の内容を、効率よく見ることができます。
■低評価のクチコミの判断法
低評価をされていた場合は、なぜ低評価となったのかを見極めます。
その理由は様々ですが、多くは個人的な理由が多いです。
たとえは・・・
○個人の肌質、アレルギー、体質などによる発疹、かゆみなどが出た場合、
低評価となりかなり辛辣なクチコミがされることが多いです。
しかし、これはその方の体質によるもので、その方特有の反応にすぎないわけです。
ある人にとってマイナスでも、自分にとってマイナスとなるかはわかりません。
もし、自分も同じような肌質、体質だった場合は、その反応は参考になります。
ただもしかすると、発疹、かゆみなどが、
個人の体質によってもたらされるものではなく、
正常な人に対しても、影響を及ぼす反応が僅かに潜んでいることもあるかもしれません。
そのあたりは、注意して見ておく必要がありそうです。
○個人の好みによる低評価
個々のテクスチャーの好みが違う場合も、低評価になりやすいです。
好みの問題による低評価なので、自分と好みが違う場合は、無視していいです。
一方、低評価をつけている方と好みの傾向が同じ場合は、参考にすることができます。
○年代による低評価
アンチエイジング系のコスメは、若い世代には不評なことが多いです。
重いとか、栄養過多で吹き出物が出た・・・などなど
クチコミ評価している年代分布が、若い人たちが多いと、
評価が低くなることも・・・
一方、アンチエイジング世代でも、軽いつけ心地が好きな過多もいらっしゃるので、
重いという評価が見られたりします。
あとは思いつくままに・・・
○価格による低評価
○使い方の好みによる低評価
→容器の形状や材質、使うステップなど、
○合わせる他の化粧品との相性による低評価
(違うメーカーのものと組み合わせてよくないという評価)
○使い方が間違っているための低評価
○偏愛コスメの存在
溺愛するコスメがあるため、他の評価が厳しくなる
このように、その人がなぜ、低評価をつけたのかを読み取り、
その理由が、自分が使う上で、影響があるかどうかを判断。
自分には支障のない理由で低評価をされていることも、
意外に多いので、それらは無視してOK。
自分が参考にするべき、低評価を選び、
それは、自分が使用する上で、問題となるかどうかを判断。
■モニタークチコミの高評価で参考になりそうなのは・・・
これは、視覚的な判断となりますが、
短いクチコミは、見る価値のないものが「多い」です。
(というか、見る価値がないと言い切ってもいいくらいです 笑)
参考になるモニタークチコミは、比較的長く書かれていることが多いです。
ちゃんと、判断しようと思ったら、2~3行では書けないですよね。
モニターだから参考になるクチコミはないと決めつけず、
自分の参考になる情報をみつけることが大事だと思います。
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