
ボディ(全身)・マインド(心)・スピリット(精神)。
その多角的なアプローチから、訪れたものを幸せに導いていくれるスパがある―――
東京都庁を正面に構える、ハイアットリージェンシー東京。
その中にあるスパ&ウェルネス 「JOULE(ジュール)」。
ハイアットリージェンシー東京の28階という高層階に位置する完全予約制デイスパで、もちろん極上なウェルネスタイムを約束してくれる。
デザインコンセプトは都会のオアシスとのことで、無駄のないハイセンスなインテリアがスタイリッシュかつ、色合いや手触りにこだわったほっと憩える空間作りがなされています。
前にもスパのレビューを書きましたが、二度目のご招待に預かりました( ̄▽+ ̄*)
まる一日施設の利用を許されたゴージャスな時間ですので、有効に使うべく朝イチで予約。
カウンセリング、ウエルカムドリンクさえソワソワ待ち遠しく、ロッカーで着替えたらまずはプールでひと泳ぎ♪
平日の週半ばなので貸切です。マイプールです、もう。もうったらもう。
最上階のプールは都庁を正面から見据える独特のロケーション。都庁はもちろん、新宿の並み居る高層ビルも眼下におさまっちゃう。
ぼーっと水着でガラスにへばりついて観察していると、いろいろ考えちゃって複雑な気持ち・・・。
ここは、「皆さんお仕事な中わたくし優雅で失礼いたします~」なコンセプトなの? 働く人びとを眺めながら、水着で貸切のプールにぷかぷか浮いていると、ひどく場違いなようで申し訳なくなってきます。
たまたまこうしていられるけど、自分で払ってとなるとそうそう難しい。
逆にリピートする人の深層心理は?とか考えてしまった。
セミオープンの天井から斜めに空を切っていく飛行機が見える。
ガラス貼りの天井からはまばゆいばかりに照らす陽光、ゆったりと流れていく時間・・・時間・・・時間・・・
あ~~
わたしはだれ~~
ここはどこ~~
途中、別フロアにあるジャグジーやアロマサウナにも入ってみたり・・・。でもどこも勿体ないほど貸し切り
さっきまでの日常生活→非日常的過ぎるタイムトラップに気が遠くなりそう。
不景気だからこその贅沢のありがたみというか、相反する真逆の感情がぐるんぐるんと深く絡み合ってる。
スパにもいろいろあるけど、二度目にして思う「ジュール」の才覚は、メンタリティの満足度対価が高い点になるのかな。
単に施設が豪華であるだけではダメで、また施術だけがすばらしくてもバランスが悪い。
そこからどんな感情を与えさせてくれるかまで踏み込んでこちら側が感受する退店の瞬間の感情まで予測できるかどうかが、スパに限らず飲食店でも接客でもキモなのだと思います。
そういう意味で、プールやマッサージルームで一人になったときの膨大な(無駄なような)五感のアップダウンは無駄ではなかったとホテルを出たあと思い知るわけで・・・。
複雑な想いを抱かせながら単純に一時間を一時間として感じさせない、この高層階に鎮座するジュールは確信犯というか、鮮やかなお手並みだなと「二度目まして」の身で思うわけでした。
カラダはリラックスしていくのと反比例して、でもなんか脳は冴えていく。
満足した。でももっと満足したい。
「また来たら私はもっと研ぎ澄まされていくんじゃない?」と思わせるマジック。(マジックじゃなかったら最高なんだろうけど~夢なら覚めないでですね。)
きっとそこに3万円以上を支払うんですな。
――― という私のよもやまはいいとして、お次はマッサージ編です。
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