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千羽鶴

千羽鶴

昨日は結局






川端康成「雪国」「千羽鶴」






太宰治「ろまん燈籠」を借りて、川端さんの2冊は早速読み切ってしまいました。













「雪国」






川端康成の著書、始めて読みました。純文学にしてはさらっとしていて、でもその軽さの中に何かとても伝えたいものや意味が込められているのだろうなぁ~。。でもそれが何であるかを汲み取れないまま読み終わってしまい、分かったような分からないような複雑な感じ。レビューを見てみたら、多くの人が「難しい」「ついていけない」と書いているのを読んで、ちょっと安心したり(笑)













川端さんて、日本人の心情表現をうまく書くことで有名なんですねー。でも「雪国」ではあまりそれを感じられなかったかなー^^;



























「千羽鶴」






これはー、久々のヒット本でした(*^^*)「雪国」よりも断然、人間の本質を突いている、というか人間臭い生々しさがあったなぁー。。いやがらせや嫉妬や嘘や愛や死や。。。でもすごいいい話!すーごいいい話!













タイトルの”千羽鶴”というのは、物語に出てくるある令嬢の着物の柄なんだけど、実はその令嬢は本中にたった2回しか出てこず、大した台詞もないのです。主人公がこの令嬢を回想するシーンも特に印象強い部分ではなかったし、なぜこのタイトルになったのか知りたいね。うーーん。



























川端さんの物語の設定って、王朝時代の男女の密会とか、女同士のねちねちした争いをもとにしていると書かれているけど、普通に現代にも通用する気がする。













人間の本質って、いつの時代もきっとそう大して変わらないんだな~。

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