
桜前線上昇中。
昨日近所の公園に行ってみたら、
ちらほら咲いていました♪
……ということで、桜色のネイルをしたくなり、
チャレンジしてみました。
桜つながりということで、余談なのですが。。。
ここ数年、桜を見ると思い出す短歌で、
花の色は うつりにけりな いたづらに
わが身世にふる ながめせしまに
小野小町
春雨で色褪せ、散ってゆく桜の花と自分の衰えた美貌を重ねた、
百人一首の中の一首です。
私が住む地域は、おそらくここ数日で満開を迎えますが、
盛りを過ぎ、
はらはらと花びらが散る桜を見ると、
なんとなく淋しさを感じ、
その姿を自分に投影した小野小町の気持ちが年々わかる年齢になりました。
絶世の美女と言われた女性にも、
そんな悩みがあったのかと驚かされた一首でもあり、
想像でしかない小野小町ですが、
女性としてやや身近に感じた短歌です。
……が、絶世の美女と称された小野小町には、あまり歌ってほしく無い気も
してしまいます。美貌が衰え、意中の男性に振り向かれなくなったとか、
かつてほどモテなくなったという悲しい気持ちも見え隠れした歌かもしれませんが、
小野小町には、生涯プライドを持って、
年齢ごとの美を追求して欲しかったな~という勝手な願望ですが。。。
また最近、桜にも寿命があることを知りました。
種の頃から特別に育てられた桜(ソメイヨシノ)以外は、
寿命が約60~70年と言う説があるそうです。
樹齢何百年という桜のニュースをよく耳にするので、
近所の桜の寿命なんて考えたことがありませんでした。
花を付けるまで数年、幹が太く、立派な木になるまで30年から40年、
生涯かけて、気長に育てなければいけない木なのですね~。
近所の公園の桜にも1本1本歴史があるのですね!
毎年、季節が来ると自然に咲いているように思う桜ですが、
寿命があると思うと蕾の頃から近所の桜の木が気になるようになりました……。
今年も無事に蕾を付けているかな~と。
そして、
時に愛らしく、時に妖艶で、命に限りある花。
なんだか、桜の木は、つくづく女性的だな~と感じました*****
ここ数日の強風(突風?)にも負けず、
耐える姿を見ると、健気に感じます。
一つ一つは小さい蕾ですが、
満開になるまで頑張る、強い花ですね……。

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