そこでも肌診断が行われているらしいのですが、これまで利用したことがありませんでした。
先日、ちょっとおでかけをした先のデパートで、様々な相談を受け付けていて、
ファンデーション選びやポイントメイクのアドバイス、肌測定などが行われており、
ブランドの垣根を超えた商品紹介をされています。
予約はすでに一杯だったのですが、
たまたま訪れる日の予約がひと枠だけ、ぽっかり空いていました。
どうやらキャンセルが出たようで、これは、せっかくの機会と思い、
初めての総合カウンターでの肌診断を予約してみました。
デパートの総合コスメカウンターの肌診断については、
また改めて記事にしようと思っているのですが、
診断していただいた結果が、とても驚異的な(?)結果で、
目を疑うような内容だったのです。
■診断項目
「水分」「油分」「明るさ」「色素沈着」「毛穴」「シワ」「キメ」で、
色素沈着はさらに、「大きいもの」「小さいもの」に分け、
それぞれに、「数」と「面積」で表されていました。
診断結果は・・・・・

それ以外の項目は、5段階のランクで「5」
「3」が平均の★数のようなので、極めて良好な状態といえます。
なんと驚いたことに、肌年齢が「39歳」という、にわかに信じがたい結果でもありました。
しかし、この結果、正直言ってありえない・・・・
ここまでくると、内心、おちょくられているのではないか・・と思ってしまいます(笑)
この機械、かなり結果をかさ上げしているのでは・・・
やり過ぎは、返って不信感につながります。(笑)
■肌診断の傾向と測定機器
肌診断機の結果は、いろいろなメーカーのものを利用してきたので、
各社、それぞれに傾向があり、
高めに出るところもあれば、低めに出るところがあることはわかっています。
こちらの機械は、かさ上げというわけではなく、
相当甘い判定のプログラムになっているのだろうと思いながら、冗談で
「お客さんを、喜ばそうとして、甘めの診断になる機械使ってませんか?」と伺ったら・・・
「そんなことないですよ。
こちらの機械は、医療用のものなので、皮膚科のクリニックでも使われているものです。
各メーカーでいろいろ診断機が使われていますが、
こちらは正確に診断できるものを使用しています」とのこと。
えっ? そうなの?
それを聞いたら、かなりテンションが上がりました! (笑)
皮膚科で使う機械なら、信用ができます。
ということは、お肌状態は、結構、いい状態なんだと納得(笑)
それにしても、エストの肌診断は、常々、甘いと感じていましたが、
甘いと思っているエストの診断でも、この医療用の診断機器と比べたら、
厳しい判断をしているということになります。
資生堂の機械は、医療用の測定機器から比べると、
相当、厳しい診断結果になっているということを、
改めて感じさせられました。
いずれにしても、各メーカーの測定は、
実際には厳し目に出るような設定をしているようだということがわかりました。
それにしても、39歳は驚異的な結果でマイナス15歳です。
うれしいことではあるのですが、この結果に全く思いあたることがなく、
何かを変えたとか、新たに加えたもものないし、
しかも前日は、午前4時まで起きていました。
となると逆に信頼ができず、機械におちょくられているのではないか・・・・
という疑念につながってしまったのでした。(笑)
■結果の原因
そこで、はたと気づいたのが、
1週間前にクレドポーボーテのエステを受けたことでした。
えっ? もしかして、その効果がこの結果に現れたということ?!
クレドポーボーテの効果は、1週間ぐらい持続すると言われていました。
しかしそれは、エステ後、ちゃんとクレドポーボーテのラインをしっかり使って
維持した場合の話と理解していました。
エステ翌日、肌診断したら、激的な悪化をして、その次の日に持ち直しました。
その後、じわじわ良い状況になって、1週間たち、マイナス15歳肌にまで改善された!?
いくらなんでも、ありえないでしょ・・・・・(笑)
■アドバイザーの方のお話
アドバイーザーの方に、エステのことをお話をしてみました。
翌日、非常に悪くなって、翌日、持ち直したこと。
持続させるには、シナクティフのラインで維持させる必要があると言われたこと。
エステが、この結果をもたらしているのか・・・
すると、
「エステの効果は、絶対にあると思います。
同じラインでアフターフォローすることはもちろん大事で、
それにこしたことはないですが、
これまで使われてきた、エストでちゃんと、
その後、お手入れをされたと思われます。それが大事なんです。
もとももとお肌状態のよいと思うのですが、そこにエステで効果が得られ、
その後も、きちんとお手入れされた結果がここに現れているのだと思います。」
「よくエステを受ければそれでいいと思って、そのあとのお手入れをおざなりに
してしまう方がいらっしゃるのですが、それだとやはり効果はありません。
月1回のペースで、エステを受けてなにもしないなら、
毎日、コツコツお手入れをしていた方が効果的です。
エステを受けたら、同じラインでなくてもいいので、
自分にあったお手入れを、きちんとすることが大事なんです」
というアドバイスをいただきました。
■エステ後のフォローが大事
エステを受けたら、大抵、そのブランドのアイテムをオススメされます。
しかし! 同じラインでなくても、結果を維持することができる!
ということが、今回の測定で証明(?)されたことに・・・?
エステを受けたままにせず、
その後も、ちゃんとお手入れをすることが、
いかに大事かということが、わかりました。
■改めて、測定機器の差を確認
そこで、医療で使われる肌診断機と、
各メーカーの肌診断機がどれくらいの結果の差があるのかを
確認してみたくなりました。
肌診断が甘いと言われるエスト、判定が厳しいと言われる「資生堂」
それらを同時測定してたらメーカーによる傾向が、より顕著になるのではと・・・
ところが、その日は、お時間がなく断念。
翌日、測定してみることにしました。
◆エストのカウンターへ・・・・
「肌診断だけしていただくことできますか?」と伺うと
「いいですよ~ エストは初めてですか?」と、フレンドリーな好感触な接客。
いろいろお話ししながら、和やかに測定。
やっぱりエストの方って、どこに行っても感じがいいです(笑)
測定しながら、デパートの総合カウンターでの測定したことなどをお話して、
あまりによすぎたので、エストの肌診断と比較してみたいと思って伺ったこと。
エストの診断は、比較的、他社と比べると甘いと感じていたので、
コスメカウンターの機械とどれくらい違うのか比べたかったというお話をしました。
すると、
「確かに、他社と比べて、甘いとおっしゃる方も多いです。
8項目で判断するので・・・・」
と言われ、エストの方も、それは把握しているんだってことがわかりました。
ところで、「8項目で判断するから・・・」ってどういう意味なのでしょう。
ちょっと考えてみたのですが、
8教科の偏差値で、総合学力を判断するのと、4教科の偏差値で、判断する場合。
4教科だと、何か一つ悪い教科があると、それがかなり足を引っ張って
総合力に影響してしまいます。
しかし、8教科だと、1つが悪くても、なんとなく全体で平均化され、
他にいいものがあれば、ならされてしまう感じがします。
そういうニュアンスだったのかな? と思ったのですが、
エストでは総合判断しているわけではないし・・・・なんて考えながら(笑)
コスメカウンターの結果を見せながら、
エストカードの記録から、これまでのエスト診断履歴などもご覧になりながら、
「もともと、お肌の状態は安定されているようですね。
水分やキメなどが、平均よりも低く出ていますが、
時間も時間なので・・・」とのことでした。
今回の結果がこれ

夕方、17:00すぎていたので、その影響があると思いますとのことでした。
前日のかなりよかった水分値は、そのままの状態は維持されておらず、下がっていました。
前日の劇的な変化と同じような結果は、得られませんでしたが、
ずっとエストを使い続けてきた結果が、コスメカウンターの測定の結果に
なったのかなと思われました。
「エストの診断は、ずっと甘いと思っていたのですが、
医療で使われる肌診断機で、よい結果がでるというのは、
本当に効果が出ているんだなって思いました。
それと、担当されたアドバイザーの方が、エストの炭酸はいいと
おっしゃっていて、くすみぬけがして、肌色がよくなると、
実際に使われているそうです。
良い結果と、そんなお話のご報告も兼ねて来たんです。
お肌診断だけすみません・・・・」
とお話したら、
「こちらもうれしいです。わざわざ、お知らせいただいてありがとうございます。」
と言いながら、
「何か必要なサンプルがございましたらご用意致します」と言っていただきました。
提示したカード履歴を見れば、どこでお買い物をしているかは一目瞭然のはず。
「美肌WAYのカードをお作りします」とも言われたのですが、
こちらには、ほとんど来ることがないので・・・と丁重にお断りもしていました。
一見さんであることは明らか、こちらで、買い物をしないことも
わかっていらしたと思うのですが、
サンプルのお声かけまでしていただけるのは、うれしいです。
よくサンプル、くれるくれないで、いろいろカウンターの評価がされてしまいますが、
肌診断だけお願いします、と利用の見込めないお客さんに対しても
エストは優しいのだなと思いました。
急いでいたので、サンプルもお断りして、
そのあと、クレドポーボーテへ向かいました。
◆クレドポーボーテ
こちらのクレドポーボーテは、お客さんが一杯でした。
お休みの日の夕方でしたが、高級コスメのお客さんがこんなにいるのだな・・・と。
待っていると、資生堂の方が対応されました。
隣接していて、購入品が決まっているようでしたら、私が対応しますと・・・・
相談などがあるようでしたら、順番待ちのカードを発行しますとのこと。
同じデパートでも、場所によって、「クレドポーボーテ」と「資生堂」の関係が
随分、違うのだと思いました。
こちらでは、協力体制が整っているようで、ブランドの垣根やBAさんの垣根も
なさそうだと感じさせられました。
(こういう、第一印象って大事だと思いました)
ウエイティングカードをいただいて、先にエストに行ってました。
「戻られた時に、お待ちのお客様がいらしても、優先的にご案内致します」
といわれました。
ちょっとしたことですが、そういうフォローの一言を添えているのは、
好印象を与えてくれます。
エストの診断を終えて戻ると、お客さんはおちついていました。
そして、
「他店でクレドポーボーテのエステを受けたのですが、
丁度、1週間たつのだけれど、昨日、
コスメカウンターの診断を受けたら、劇的変化をしていた。
資生堂の肌診断でも、そんなに変化しているのか、比べてみたい」
という話をしました。
すると・・・・
「夕方になると、水分量などは、かなり変化して低くなります。
比較するなら、同じ条件で測定することが好ましいのですが、
昨日は、何時頃、測定されましたか?」
と聞かれ、測定したのは12:30頃でした。
その時が、18:00ちょっと前だったので、
「このお時間ですと、比較するには、あまり参考にならないかもしれません。
よく、クレドポーのいろいろなお店で測定される方もいらして、
随分、結果が違うと言われることがあるのですが、
測定時間や、睡眠など、条件を同じにして測定しないと、
正確な比較はできないんです。
肌診断するなら、いつも、測定する時間を決め、
睡眠状態も、寝不足の日は避け、同じような睡眠ができた時に、
測定した方が・・・・」
ということで、「キメ」だけの測定になりました。
混んでるわけではなかったので、あくまで、参考。
ということで、全項目、測定して欲しかったな・・・・
というのが正直な気持ち・・・・
たぶん、今の肌状態を見て、それほどよい結果がでないと
判断されたようにも思いました。
(実際、エストで測った水分も平均以下になっていました。)
それと多分、他店のお客さんで、ここを常時、利用しているわけではない
ということを、察せられていたような気がします。
実益にならなさそう・・・って思われたかな?
そして、肌診断結果も、よくないことが、見てわかったと思うので、
測定はしない方がいいという判断があったように思われました。
測定していただいた、「キメ」の状態がこれ。

画像写真を見ても、かなり悪い状態。
水分も、17 年齢57歳
エストでも、キメの状態は、平均以下でした。
水分も、平均以下だったので、なんとなく傾向は同じ。
昨日の39歳は、一夜の夢物語でした(笑)
肌診断、機械のよっても違えば、たった1日でも大変化。
そして時間帯によっても、思った以上に変わるもの。
マイナス15歳肌も一夜にして、プラス2歳肌へ・・・・
エステ後のケアを、しっかりして下さいと、
ラ・クレームのサンプル、3日分をいただきました。
■医療用の肌診断機
ちなみに、医療機器用の肌診断の水分量。
どんな原理なのかをあとで確認してみました。
医療用といえども、肌内部の水分量を測定しているわけではなく、
表面の水分量で、誘電率(?)で測定。
「肌の水分」「汗」「化粧水」など、「肌の水分」を特異的に、
検知しているわけではないらしいです。
医療用だと、肌内部の水分を測定したり、
同じ水分も特異的に測定できるのかな? と思っていたのですが、
そうでもなさそうでした。
なんとなく、答える方もよくわかっていない感じでしたが、
聞く方も実はあまりよく分かってませんでした。
■覚書メモ
肌の水分測定は、「伝導率」だと思っていたのですが「誘電率」?
○アーティファクト・フリーの角質水分量測定
皮膚表面(角質)の水分量を、導電率に関係ない誘電率だけを測定。
「伝導率」=「導電率」
○やさしい導電率の話
SI単位系の導入により、S/㎝からS/mに単位表記が一般化され、(私は、導電率の方がなじみがなかったです。)
正式名称も「電気伝導率(electric conductivity)」に統一されました。
ただし、実社会では今でもなじみのある導電率という名称、
およびS/㎝という単位表記も広く使われています。
「誘電率」・・wikiの説明に、
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分。
出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。
と表示されていました。
(物理用語でこんなinfoが出ること、あまりないのように思うのですが)
「誘電率」聞いたことがありませんでした。物理わからないから・・・
「インピーダンス」
○肌水分を計る
■肌水分計
肌水分計は、肌表面の角質に水分が含まれると電気が流れやすい性質を利用して、肌表面の電気抵抗を、生体電気インピーダンス法(BIA法)で計測し、肌水分を求める方法です。今回用いた肌水分計は、肌水分を 0±5 の11段階で表示するもので、水分値の精密な数字は表示されませんが、0 を標準として、-2、-1、1、2などの簡単な数値で肌の状態を評価できます。数値の意味は次のとおりです。
始めて測定した皮膚科の診断機は、どんな測定原理なのでしょうか?