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THE BODY BOOK/キャメロン・ディアス

THE BODY BOOK/キャメロン・ディアス

八月も末、朝晩はずいぶん肌寒くも感じる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

体調を崩しやすい季節の変わり目に、本日ご紹介いたしますのは、
「THE BODY BOOK」(キャメロン・ディアス著/SB Creative)です。


キャメロン・ディアスといえば、勿論、皆様ご存知のハリウッド女優ですね。
「メリーに首ったけ」や「イン・ハー・シューズ」、「ナイト&デイ」などの出演作以外にも、20代からキープされている素晴らしいモデル・ボディで知られる、女性の憧れ的存在です。

そんなキャメロンが執筆したこの本のタイトルには、
「The Law of Hunger, the Science of Strength, Power of Knowledg and Other Ways to Love Your Amazing Body 」
(食欲の法則、強さの化学、知識の力、そして自分のボディを愛するための様々な手段)という長いサブタイトルがついています。

彼女は2008年の父親の死をきっかけに、それまでの乱れた食生活を振り返り、自身の健康を考え直し始めたのだとか。
また、自らのネームバリューを上手に活用することで、若い世代へ健康の重要性を伝える活動を始めようと考えました。

同書では、彼女自身が自らのダイエットやエクササイズを通じて悟ったことに加えて、 トレーナーや栄養師など、ヘルス・ケアのエキスパートから学んだことが、 サイエンスをベースに記述されています。
食生活のアドバイスから始まり、次にフィットネス、 そして 心、精神状態へのアドバイスという内容で、構成されています。

特に印象に残った章は、『「チャーリーズ・エンジェル」が教えてくれたこと』という章です。

キャメロンは幼いころから、食べても太らない体質だったそうです。
やせっぽちで手足だけがひょろりと長い。
そんな自身にコンプレックスを抱き、やがていい加減なものを好きなだけ食べて運動はまったくせず、身体のことは全く顧みなくなった20代半ば。
そんな折「チャーリーズ・エンジェル」への出演が決まり、その時出会った武術指導のユエン・チュンヤンによる厳しい修行により、彼女は強い身体と精神力を得たのです。

彼女はこう記しています。
「自分の身体を受け入れ、愛することを知ったとき、私の生き方は大きく変わりました。
仕事への姿勢が変わり、家族との過ごし方が変わりました。自分自身に対する態度も変わりました。」

ワークアウトやダイエットの目的はきっと、身体の数値や容貌を理想に近付けることでもありますが、その先に、自身を受け入れ、大切なひとへ愛情を向けられる自分になるためなのだと感じる一文でした。

ヘルシーな身体になるためには、適切な情報を自ら得て、それに従ったライフスタイルを、
生涯続けることが大切であるというのが、この「THE BODY BOOK」のメッセージです。

ゆくゆくはアメリカ国内の高校を訪れ、食の重要性に関する講演や話し合いをもつつもりとか。
あの見ると元気になれそうな、屈託のないニカッとした笑顔は、こういったセルフコントロールのたまものなのかもしれませんね。

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