歩けばネイルサロンに当たるというくらい街中にお店がたくさんあり、ほとんどの美容院でもネイルメニューが当たり前にあります。
日本と違ってネイルサロンといえばジェルではなくマニキュアがメインで、単色塗りが一番ポピュラーなメニューです。
現地のお洒落な女性たちは、週に一度サロンに通ってネイルを整えているのだとか。
せっかくそんなネイル大国にいるなら一度は体験してみようと、先日初めてサンパウロのネイルサロンに行ってみました!
初めてだったので、店舗数の多い有名チェーン店に行ってみました。
今回は単色塗りに、片手1本ずつだけネイルアートをしてもらうことにしました。
勇気を出してお店に行ってみると店内はガラガラ。
これなら今すぐやってもらえるかもと思って聞いてみると、なんとネイルアートができるネイリストはサロンに一人しかおらず、しかもその人はお休みとのこと。単色塗りだけならいつでもできると言われてしまいました。
お客ゼロでネイリストはたくさんいるのに、誰一人ネイルアートができないなんて......さすがブラジル、と思いました(^_^;)。
仕方なく別の日に予約をとってリベンジ!
結果、こんな仕上がりになりました↓

デザインはあらかじめネットで見つけたブラジル国旗モチーフのネイルの写真を見せてやってもらいました。
近くでみるとあちこち粗は目立ちますが、遠目には見本通りの仕上がりでいい感じ(^^)
塗っている最中は全ての指でマニキュアが盛大に爪からはみ出ていて「大丈夫か?!」と焦りましたが、最終的には除光液を含ませたコットンを先端に巻いた棒でグリグリっと爪のまわりをふいて整えてくれました。拭き取ったマニキュアが実際爪に塗った量と同じくらいで、なかなか面白かったです。
日本人の感覚だとマニキュアは「はみ出さないように塗る」と思いますが、ブラジル人は「はみ出て当然。あとで拭けばいい」という逆の発想のようです。
「ネイル=繊細な作業」というイメージでしたが、ブラジル流は全てが「豪快」で、こういうやり方もあるのかと驚かされました。
それと同時に「不器用だから」と尻込みせず、自分でももっと思いきったデザインのネイルに挑戦してみても良いのかも、という勇気ももらいました。だって失敗してもあとで拭けばいいのだから笑。
ブラジルのネイルサロンはクオリティーはさておき、気楽で前向きな考え方を学べるところでした☆
頑張れない人
カーチャンさん
わんぱく小学生&おてんば園児のママ
imozouさん