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シンガポールに生きる女性たち by Girls Bee No.1 ジョーリーン・リムさん(31)

シンガポールに生きる女性たち by Girls Bee No.1 ジョーリーン・リムさん(31)

今回より『シンガポールに生きる女性達』と題して、私が現在のシンガポール生活の中で出会った素敵な女性たちの生き方をご紹介するインタビュー記事を定期掲載していくことになりました。

記念すべき初回の今回は、NY発祥で現在世界的な人気を博している"Strala Yoga"の初のアジア拠点"Strala Yoga Singapore"を立ち上げた創立者でありビジネスオーナーのジョーリーン・リムさん(31)です。


Strala Yogaは、タラ・スタイルズ氏がスタジオを持つニューヨークで始まった新しいスタイルのヨガ。タラのYouTubeチャンネルは世界中から24万人以上がフォローし、彼女のヨガビデオやブログなどは2千万人以上のビューアーを獲得していると言われてます)


そんなジョーリーン・リムさんのこれまでのこと、現在のこと、そしてこれからのことについてお話をお伺いしました。

Mana(インタビュアー):今日はお時間をいただきましてありがとうございます!ジョーリーンさんは今年の2015年5月よりStrala Sigaporeを立ち上げ、Strala Yogaのガイド(Strala Yogaではインストラクターのことを"ガイド"と呼びます)として、またStrala Yoga Singaporeの創立者兼ビジネスオーナーとして活躍をされていますが、この仕事をなさる前のことを教えていただけますか?

Jolene:私のこれまでのことを少しお話しますね。私はシンガポール人で、生まれも、育ちもシンガポール。これまで旅行は世界中いろいろな場所に行きましたが、生活をしているのは基本的にずっとシンガポールです。シンガポール国立大学(通称"NUS"と呼ばれるシンガポールNo.1の国立大学)を卒業してすぐに、香港企業の日用消費財を扱う会社にシンガポールで就職しました。そこでは会社が扱う様々な商材の日用品を中国の各地へ展開し、ビジネスを増やすことに従事していました。そこで3年ほど経験したあと、ポテトチップスで有名な米国企業のプリングルスのシンガポール拠点に移り、ブランディングのキャリアをスタートしました。そしてさらにそのあと、韓国企業大手ロッテにてブランディングマネージャーとして、シンガポールのみならず、マレーシア、インドネシア、タイなど東南アジア全域のロッテの商品に関わるブランディングをシンガポールで担当していました。

Mana:以前のお仕事もとても面白そうですね!そんな中、どういうきっかけでヨガに出会ったのですか?

Jolene:以前の仕事、韓国企業のロッテで仕事をしていたときにヨガに出会いました。ロッテでの仕事はとてもエキサイティングでしたが、同時にそれまでの会社とはまったく違う韓国独特の企業文化の中で、正直なところストレスを感じるところもすごく多くありました。そんな忙しく、プレッシャーのある毎日を過ごす中で、少しでも自分だけの時間がほしい、仕事や携帯電話から離れられる時間が必要だと感じて、そんな中で出会って始めたのがヨガでした。

Mana:そうだったんですね。韓国の会社は日本の伝統的な会社とも似ている部分があると聞いたことがあります。男性社会的な文化が強かったり、すごくタテ社会だったりとか。。

Jolene:まさにそうでした。ロッテのシンガポール拠点は東南アジアの統括拠点になっているのですが、20名のスタッフのうち女性は私と私のアシスタントの2名のみでした。

Mana:ヨガの中でも、どのようにしてStrala Yogaに出会ったのですか?

Jolene:きっかけは、現在Strala Yoga Singaporeを一緒に立ち上げ共同運営をしているスー(スラヤ・サムさん)に教えてもらったことでした。スーとは、ヨガを習いはじめた頃にヨガのクラスで出会いました。

※現在Strala Yoga Singaporeを共同運営するスラヤ・サムさんと

シンガポールのヨガのスタジオは、どこもものすごく静かで、ひたすら瞑想したり、鏡ごしにポーズをして自分と向き合ったり、場合によっては他の生徒と競い合っているような雰囲気を感じたり。。そんな中、スーからStrala Yogaの話を聞きました。Strala Yogaはもっと自由な雰囲気の中で、ポップスやヒップホップのような音楽を流したり、それぞれがヨガに取り組む中でも会話や笑顔がたくさんある空間。Strala Yoga自体がコミュニティとなっていてみんなすぐに仲良くなります。そんな話をStrala Yogaのサマーキャンプに先に参加したスーから聞いて、Strala Yogaに興味を持ち、その後Strala Yogaを教える資格をとることができるティーチャーズトレーニングにニューヨークに行きました。Strala Yogaの創始者であるタラ・スタイルズによる直接指導で、タラ自身から新しいヨガのスタイルのインスピレーションを強く受けました。

Mana:そして先生としての資格取得はもちろんのこと、スタジオ経営もスタートすることになったんですね?勤めていた会社を辞めることや、新しいビジネスを立ち上げることに対して、こわい気持ちはなかったですか?

Jolene:はい、そうです。もちろん、前の仕事を辞めるときには慣れ親しんだ業界や仕事を離れることへの不安や、本当にやっていけるのかという気持ちはもちろんありました。でも同時に、私自身が本当に楽しんで、心から好きだと言える仕事をしたい!という気持ちが強くありました。人生は短く、やりたいことをやらずに終わるのはもったいない。だからまずは信じてやってみようと、自分でビジネスを始めることを決めました。実際にビジネスをスタートをするにあたり、母をはじめ、とても協力的だった家族には本当に感謝しています。
以前、チャリティでヨガのセッションを行ったときに、セッションのあと、みんなが笑顔で喜んでくれたことをいつも思い出します。そのときのことが、私自身、ヨガを通じて気持ちよく生きられる人を増やしていくこと、そして世の中に貢献できるビジネスを作っていくことに強い想いを持つ原体験となりました。Strala Yoga SingaporeはStrala Yogaの本拠地のニューヨーク、そして創始者であるタラ・スタイルズから公式にフランチャイズ展開する権利を得て、ビジネスをスタートしています。

※Strala Yoga Singaporeのスタジオ、シンガポールの伝統的なショップハウスと呼ばれる可愛らしい可愛らしい建物の中にあります

Mana:そういう背景があったのですね。Joleneさんにとってこれまでの仕事で一番大変だったことって何でしょうか?

Jolene:そうですね、一番チャレンジングなのは今、まさにこのビジネスを『経営』していく、ということだと思います。今まで私が所属していたような大きな会社であれば、営業やマーケティング、PR、物流、法務、人事、などそれぞれの分野に部署があり、それを専門に担当する人がいました。でも今私たちのビジネスの場合は、それらのすべての分野を私とスーで回しています。すべてのことを自分たちだけでやらなければならず、特に今はビジネスの立ち上げ期なので、ほとんど休みもなく動いています。

やることがたくさんある!というのももちろんですが、どちらかというと、私もスーもこの仕事が大好きで『考えるのを止められない!』という感じでしょうか。スタジオから帰って、家でも仕事に関連する作業をしたり、寝る前までスーと仕事のことでチャットしたり(笑)大変ではありますが、同時にすごく楽しんでいます。

スタジオに来てくれる生徒の皆さんの前では、常にベストなコンディションで、エネルギー満タンの状態で教えられるように、ヨガのトレーニングはもちろん、朝はやくにジョギングをしたり、出来る限り早く寝て早く起きるようにしたり。そういう意味で、タイムマネジメントと健康管理にもとても気をつけています。長期のお休みをとっての旅行や夜遊び(笑)からは遠い生活になりましたが、でも毎日とても充実しています。

Mana:お話を伺っていると、とてもお忙しそうですが、充実されている様子が伝わってきます。ちなみに経営に関しては、学生時代に勉強されていたのですか?

Jolene:はい、私が在籍したシンガポール国立大学で、経営・マーケティングを専攻していました。NUSでは、ロレアルやニベアといった実際のグローバル企業とプロジェクトを行ったりととても実践的な勉強ができます。そこでの経験は実際に働き始めてからも生きていると感じています。

また、これまでの私のキャリアはマーケティングやブランディングといった分野が専門ですが、今はこの"Strala Yoga"というブランドのマーケティング、ブランディングしています。なので私自身しては、仕事の内容は以前と変わりないような感覚で、でもより健康的で、自分自身もHappyな商品に関わることができるようになった、という気持ちでいます。

Mana:お仕事のなかで、もしくは人生で、大事にしている言葉やモットーはありますか?

Jolene:ビジネスのモットーは"Move with ease"-まずはやってみよう、フットワーク軽く動いてみよう、という言葉です。またそれ以外では、"Do the things that makes you really feel good" -自分が本当に気持ちがよいと思えること、やりたいと思えることをやる、ということを大事にしています。好きでないことはすぐやめること、Be yourself -自分らしくいること、がとても大事だと思います。

Mana:これからやっていきたいこと、今後のビジョンをお聞かせいただけますか?

Jolene:もちろんです!実は、ここから2-3年のうちに、シンガポール以外の東南アジア周辺諸国でこのStrala Yogaを展開していくことを真剣に考えています。現在運営しているシンガポールでの基盤づくりをしっかりと進めながら、周辺諸国へ展開するにあたっての情報収集などを徐々に進めています。シンガポール以外でビジネスをするとなると、商習慣も、文化も、言葉も異なるため、そのあたりはしっかり見定めながら、どうしたら上手くStrala Yogaを東南アジア領域で広げていくことができるか考えています。新たな挑戦になりますが、とても楽しみです!

Mana:お話を伺って私もStrala Yoga Singapore、そしてジョーリーンさんの今後のことがとても楽しみになりました!最後にこれを読んでいる日本人の女性のみなさんへメッセージをいただけますか。

Jolene:私からみなさんに贈る言葉は"Step out and Step up"です。
"Step out"は、見慣れた環境や快適すぎる環境を飛び出して、自分自身の可能性を探ること。"Step up"は、自分の本当の気持ちを認めて声をあげること、そして新たなチャンスを掴みにいくこと。

この記事を読んでくださった日本人の女性が、自分の心の声を外に出して、自分の新たな可能性を探る一歩を踏み出すことができたら、とても嬉しく思います。


--- いかがでしたでしょうか。
実は私自身のStrala Yogaとの出会いは、シンガポールでの生活が始まったばかりの5月頃、何か体を動かすことを始めたいと思い体験にいったピラティス教室の帰りに、たまたま通りかかったことから始まりました。なんとなく気になったのでスタジオに入ってみると、ジョーリーンさんとスーさんが迎えてくださり、スタジオはその週にオープンしたばかり、営業3日目とのこと。
Strala Yogaのことはそれまでまったく知らなかったのですが、いろいろ調べてみると世界各地でStrala Yogaのイベントが開催され、創始者のタラ・スタイルズさんは来日してリーボックとのコラボレーションイベントを開催されたり、日本語の本も出版されていることを知りました。
スタジオの雰囲気や、ジョーリーンさん、スーさんをはじめとした先生方の雰囲気も素敵だったこと、そしてジョーリーンさん自身もおっしゃっていたStrala Yogaの自由な雰囲気が私自身もとても気に入り通い始めたのでした。
少々現実的な話ですが、シンガポールは賃料がものすごく高い場所です。そんなシンガポールで、素敵な場所にスタジオを構え、自分とあまり年が変わらない(ように見える)人たちがビジネスを始めている‥その背景にはどんなストーリーがあるのか‥スタジオに通いながらずっと考えていたことを実際にお伺いする機会を持つことができました。
ご協力いただきましたジョーリーンさん、スーさん、本当にありがとうございました!

※ジョーリーンさんとインタビュアーの私

これからこの企画を通じて、シンガポールに生きる素敵な女性たち、年齢、仕事等問わず、日本人以外の様々な国籍やバックグラウンドをお持ちの方をご紹介していく予定です。
どうぞお楽しみに!

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