
あなたがわたしの気持ちをわかって
あなたがわたしを愛して
あなたがなんとかして
あなたが
昔は、きっとこんなふうだった。
だからよくけんかをした。
家族や友達や好きなひとと。
学校や職場では、些細なことでピリピリしていた。
大人になって知ったこと。
自分の思い通りになるのは
自分自身しか いないということ。
相手に求め
相手の動きを逐一目にとめて
イライラしたり
”価値観がちがう” なんて
空の台詞吐いてみたり
わたしは子どもだった。
いまは自分の気持ちを
きちんと理解し、きちんと ことばにできる。
だまって思い通りになんて、
どんな世界でも通用しないことを知った。
自分がどんな感情でいるのか、
無意識じゃなく、意識できる。
それでも
それでも
ショックな出来事が起こったり
体調が思わしくなかったり
感情的になってしまったとき
そばにいてくれるのは
大事な友人と、
思い通りにはなってくれない
大事なパートナー
そして
思い通りにはなかなか育ってくれない
大事なこどもたち。
だからわたしはまた、自分自身を思い通りに
元気にすることが
できる。
誰もわたしの思い通りになんてなってくれないから
うれしいサプライズも、
ときどき おこる。