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NARS オーデイシャスリップスティックのミューズ その3

NARS オーデイシャスリップスティックのミューズ その3

*製品画像はNARS Cosmeticsよりお借りしました。




いつもお読みいただき、ありがとうございます。likeやコメントは大変励みになります。

2014年にブランド創立20周年を迎えたNARS。
20周年を記念して作られたのが、NARS オーデイシャスリップスティックです。
文字通り、大胆な発色を誇ります。テクスチャーはスーパーマットながら、滑らか。
各色は、ブランドのディレクター、フランソワ・ナーズがその人生においてインスピレーションを受けた女性の名前がついています。
その女性が誰なのか? 推測してみました。
あくまで、一個人の想像の範囲ですが、一緒にお楽しみいただければ幸いです。
なお、フランソワは、50代後半のフランス人男性です。

今回は第3弾。皆さんも一緒に「ミューズ」に思いを馳せてみませんか?





Rita = リタ・ヘイワース


スペイン系アメリカ人のリタの本名は、マルガリータ・カルメン・カンシーノといいます。
地毛のブルネットを赤く染め、1940年代のピンナップガールとして大活躍。兵士や囚人のアイドル、セックスシンボルでした。
代表作は「ギルダ (Gilda)」。NARS ブラッシュ 4002番(廃番)にもその名が刻まれています。






Geraldine= ジェラルディン・チャップリン

喜劇王チャールズ・チャップリンとその4番目の妻との間に生まれました。アメリカ人です。
デヴィッド・リーン(大好きな監督です)の超大作「ドクトル・ジバゴ」でトーニャを熱演しました。

他にもGeraldineの候補はいたのですが、Julieとの兼ね合いで彼女かなあと推測しました。







Deborah= デボラ・カー


スコットランド生まれのイギリス人女優。代表作は「王様と私」、「地上より永遠に」。
デボラといえば、「地上より永遠に」での波打ち際のキスシーンが有名です。ませガキだった私は、中学時代にこのシーンを見てドキドキ。それ以来、デボラのイメージは、「貞淑そうなのにエロい」です。貴婦人のような品の良さとのギャップがたまりません。
アカデミー主演女優賞になんと6回もノミネートされながら、惜しくも受賞ならず。「オスカーの偉大な敗者」と呼ばれました。







Barbara= バーバラ・スタンウィック

ニューヨーク出身。数多の巨匠とコンビを組み、幅広い役柄をこなせる女優として長年にわたり活躍。
代表作は、フランク・キャプラ「希望の星」、セシル・B・デミル「大平原」、ハワード・ホークス「教授と私」、ビリー・ワイルダー(こちらも大好きな監督です)「深夜の告白」など。
全員、映画史に残る名監督ですね。







Grace = グレース・ケリー

ご存知、悲劇の事故死を遂げた元モナコ公妃。
アメリカ・フィラデルフィア生まれ。父はアイルランド系、母はドイツ系。
クールビューティの代名詞ですね。スタンリー・クレイマー「真昼の決闘」でブレイクした後、アルフレッド・ヒッチコック監督の寵愛を受け、「裏窓」などで主演。ジョージ・シートン「喝采」でアカデミー主演女優賞を受賞しました。

冷たい美貌を誇るグレースですが、オリンピックのメダリストを父と兄に持つ彼女は、実家では「醜いアヒルの子」的存在だったと言われています。
そして、父との確執の影響からか、数多くの男性と浮名を流しました。お相手は、ゲイリー・クーパー(「真昼の決闘」で共演。私の大好きな俳優です)、クラーク・ゲーブル(「風と共に去りぬ」のレット・バトラー)、そして、ウィリアム・ホールデンと超豪華な顔ぶれ!
「昼は淑女、夜は娼婦」。私の中のグレースのイメージです。




とりあえず、今日はここまでにしましょう。
その4もお楽しみに!

















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コメント(6件)

  • 再コメ失礼します。過去記事、多数ご覧頂きありがとうございます☆ビリー・ワイルダー監督の作品、サンセット大通り、麗しのサブリナ、昼下がりの情事、アパートの鍵貸します等観て、オードリー・ヘップバーンの好きです(^_^)時々、ウイリアム・ワイラー監督とごっちゃになります(^^;;

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    2016/4/26 16:11

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    ☆peony☆さん、コメントありがとうございます。
    ワイルダー作品をたくさん観ていらっしゃるのですね! オードリーはウチの母(70代前半)の青春時代のシンボルみたいです。ウィリアム・ワイラーは大作が多いイメージです。母が一番好きな作品が、この監督の「ベン・ハー」なので、よく覚えてます(^_-)

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    2016/4/27 14:27
  • お邪魔させて頂いてます。
    ビリー・ワイルダー監督の作品私も数多く観てます。ハリウッドの映画、母の影響で数多く観てます。グレース・ケリーはデパートの写真展、以前記事にしましたが、お相手も豪華ですね。ハリウッド映画は、オシャレでお気に入りの映画は何度も観てしまいます。

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    2016/4/25 06:41

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    ☆peony☆さん、いつでもいらしてくださいね(*^_^*)
    ビリー・ワイルダー監督お好きな方がいたとは、嬉しいです! どの作品がお好きですか? 私は、「お熱いのがお好き」と「昼下がりの情事」が好きです。私も両親の影響でクラシック映画ファンになりました。グレースを記事になさったのですね。後で拝読

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    2016/4/25 17:31
    させていただきますね(-_^)
    お相手が豪華ですよね。ウチの母曰く、グレースのお母様が「ウチの娘が…」みたいな感じで彼女の男性遍歴を記者にベラベラ喋ったらしいです(-。-;
    どちらかというと、欧州・アジア・中南米の映画が好みですが、ハリウッド映画は基本ハッピーエンドなので、安心して観ていられます。

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    2016/4/25 17:38
  • どどんさん、フォローして下さって、ありがとうございます。ご挨拶遅れましたが、素敵な記事を読ませていただきました。boncouと申します。よろしくお願い致します♪「Anitaって、どの?」という永遠の謎になりそうだった疑問に、お答を授けて下さった!!有難や~でございます。他にも欲しくなっちゃいますね。

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    2016/4/6 21:38

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    boncouさん、コメントとご挨拶ありがとうございます!こちらこそ、よろしくお願いします。
    実は、anitaと聞いて真っ先に思い浮かんだのが、青森のチリ人妻でした(爆)。
    で、考えてみたら、既存製品に4つもDolce Vitaがあることに気づき、エクバーグだと。ネーミングの妙で購買意欲が増幅中です。

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    2016/4/6 22:05
  • シャーロット色が気に入りました。彼女の映画は見た事ありますけど、イメージにピッタリですね。あのような色を、何かの作品で付けていたような…。

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    2016/4/4 19:14

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    ホワイトヘーブンさん、コメントありがとうございます!
    シャーロット色、素敵ですよね。似合う方が羨ましいです。
    シャーロット、「さらば愛しき女よ」で似た色合いのリップをつけていたようです(多分)。
    彼女のように、薄い唇の、知的なのにエロスが漂う女性にはぴったりな色ですよね。

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    2016/4/5 10:38
  • こちらのリップ見てみたら
    昔の女優大好きな私にはもうウハウハものです。
    マレーネディートリッヒ、クラウディアカルディナーレ、キャサリンヘップバーン、グレタガルボ等々
    続き楽しみです♪

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    2016/4/4 18:57

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    NARSの米国サイトを見て頂ければわかりますが、口紅の名前にマレーネ主演映画のタイトルを沢山つけてます。
    私も、昔の映画や女優が大好きなので、口紅の名前を目にする度にニヤニヤしてしまいます。
    今後もブログを楽しんで頂ければ嬉しいです!

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    2016/4/5 10:32
  • シャーロットランプリングに
    アニタエグバ-グ
    往年の名女優達ですね
    それが名前なんて
    なんだかとっても気になるし
    ヨ-ロッパの昔の女優さんの方が
    セクシーで上品でうっとりしますよね
    素敵な記事ありがとうございます(*´ー`*)

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    2016/4/4 18:51

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    RyanRyanさん、コメントありがとうございます!
    往年の名女優の名を冠した口紅、NARSも粋なことをしてくれたものだと嬉しい溜息をついております。
    昔の女優の方が、「銀幕のスタア」に相応しいオーラがありますね。
    フランソワは、中でもマレーネ・ディートリッヒ(多分、お好きかと)がお気に入りのよう。

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    2016/4/5 10:27
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