
生のにんじん、大好きです。よく生でぽりぽりと、おやつとして食べています。
むかしむかし家庭科の授業で、油と一緒に食べることで、にんじんに豊富に含まれるカロテンを効率よく摂取できる、と教わりました。
また母が、生のにんじんはビタミンC を破壊する、と言っていましたから、にんじんを食べるのには栄養の面から見れば油分とともに加熱、がよいのかな、と思っていました。
数年前に読んだ新聞記事かなにかで、母の話に合点がゆきました。
にんじんにはアスコルビナーゼという、ビタミンC を駄目にする酵素が含まれていて、これをそのまま摂取すると、にんじんそのもののビタミンC や、一緒に食べる他の野菜のビタミンC を破壊してしまうそうです。なんとややこしい野菜なの。
空気に触れることで活動が活発になり、反対に熱を加えることで活性を失います。
この酵素、酸に弱いので、生で食べるのなら酢やレモン果汁などと一緒に摂るとビタミンC を壊さずに済んで、よいそうです。
生のにんじんをそのままぽりぽり、は本当に、栄養の面から見ると残念な食べ方のようです。でもおいしいからやめられません。
フランスの代表的なお総菜に、carottes rapees(キャロット・ラペ)というのがあります。千切りにんじん、という意味。
お総菜屋さんには必ず売っている、皆が好むお総菜です。
色々なところで食べますが、極細の千切り、幅広の薄切りなど切り方も千差万別ならば、おろしにんにくが入っていたり干しぶどう入りだったりと、味付けも様々。
薄切りにんじんならなんでもいいのかもしれません。
我が家のキャロット・ラペにも色々あります。
アーモンド入り、すり胡麻入り、干しぶどう入り、レモン果汁入りやオレンジ果汁入り、バルサミコ酢入りなど、組み合わせを変えるとバリエーションは幅広いです。
にんじんの切り方はいつも千切り、これは私の好みです。
チーズおろし器で薄く小さくおろした(?)ものも好きです。
キャロット・ラペ
材料(2~3人分)
・にんじん(小) 4本
・干しぶどう 適宜
・アーモンド 適宜
・オリーブ油 大さじ1杯
・レモン汁 大さじ1~2杯
・塩 小さじ1/2杯
手順
1 アーモンドを刻んでフライパンで軽く煎る。
2 器に塩を入れ、レモン汁を加えてよく混ぜる。
そこにオリーブ油を加えてよく混ぜ合わせる。
3 にんじんを切る、あるいはおろす(お好みで)。
4 切ったにんじんとアーモンド、干しぶどうを2の器に入れ、よく和える。
5 冷蔵庫で1時間以上(一晩置くと味がなじんでもっと美味)置いて、召し上がれ。
要するに、千切りにんじんをなんらかの酸で和える、というものです。
レモン果汁とオレンジ果汁を混ぜたり。オレンジジュースだけで作る人も多いようです。
すり胡麻・しょう油・米酢の組み合わせも美味なのでおすすめです。キャロット・ラペの存在を知らなかったときから、実家のお総菜でした。呼び方も、「にんじんの和えもん」でしたしね^^
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