眺めてやってください。
本日ご紹介するのは、YVES SAINT LAURENT OPIUM。
(梅雨時期に似つかわしくない濃厚な香りですが)初代Ver.です、多分、た~ぶ~ん(強調)、
ご存知の方のほうが少ないかと思います…。(1977年リリース)←また昭和な話をする女。
今でも展開のあるYSLのOPIUMですが、デビュー当時のビジュアルをお届けいたします。

モデルはJerry Hall。この頃のJerryはイギリスのバンドROXY MUSICのBrian Ferryの恋人として華やかな話題を振りまいておりました(その後ROLLING STONESの御大Mick Jaggerとの長い恋愛期間を経て結婚)。
オリエンタルノートというジャンルはこのOPIUMから始まったのです(力説)。
現在のOPIUMはモダンなパッケージですが、デビュー時はパルファム、オーデトワレ、バスラインと
それぞれ趣の違うパッケージで登場。



*それぞれ商品説明のちっこいリーフレットより
普段使いはオーデトワレ…ってゆーか今は国内ではトワレしか取り扱いないし(涙)。
(本国サイトでは取り扱いがある)
初代からパルファムだけは見た目も変わらずで印籠みたいで、猫じゃらしっぽい
フリンジがついてます。
ボトルの色は漆をイメージした朱赤。
オリエンタルをもろに意識したビジュアルでしたな。フランス人から見たオリエントって
こんなんなんですね。
で、そのパルファム。
多分一番の年代モノと思われるものを発掘。

携帯用のアトマイザータイプです。底のねじで開封してリチャージ出来ます。
が、このデザインはとっくの昔に廃番。

朱赤と言うよか、海老茶っぽいかね?箱内部もゴールドでキンキラしてます。

高さ約10.5㎝強、幅約3.5㎝の楕円形のアトマイザー、ちょっとデカい?
そういやこれ、どこぞの空港免税店で買ったのだけど、「ギャランティーカード」が
ついてました。まがいもの多かったんでしょうかね?
今のモダンなボトルよりも「香り」を物語ってるルックス、好きやったわぁ~。
この初代ボトルで想像がつくかと思いますが、濃厚な香りです。甘くはない、
ウッディアンバーってゆーか、スパイシーってゆーか、決して一般受けしないであろう香り。
季節に全く相応しくないんで、今年もまたしばしのお別れです。
RyanRyanさん
目指せ@beautistの最高齢ブロガー
Cosm'Mediciさん