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歯ブラシだけじゃ落ちません!歯周病予防のお話。筆者未熟バージョン

歯ブラシだけじゃ落ちません!歯周病予防のお話。筆者未熟バージョン


こんにちは!


最近ホワイトニングが流行っていますよね( *`ω´)白い歯って素敵!


わたしもホワイトニング、したいんです‥




お金が貯まったらやりたいと思います!( *`ω´)笑









私は歯科の仕事に携わる者ですが(現在転職活動中です(^◇^;))







ホワイトニングをやりたいという方も時々お見えになります。






(前職は歯周病予防、治療に力を入れた専門のドクターの医院だったので患者さんの層も偏りがあるかもしれません、ご了承ください(^人^))












歯を白くしたい!と来院される方は少なくないですが、お口の中を拝見すると汚れが残り、歯茎が腫れている方もいらっしゃいます。もちろん磨けている方も多いのですが( ̄▽ ̄)







一見よく磨けているように見えても歯と歯の間を見落としているという方が多い印象です。








どんなに器用で上手な人が磨いても、歯ブラシだけだと全体の約60%しか磨けないと言われています。




それは歯ブラシや磨き方が悪いわけではなく、歯ブラシの届く範囲が6割で、のこりの4割は物理的にブラシが届かないということです(´・_・`)
















こんな感じ!歯ブラシ届かなそうでしょ!!?笑


ということで、
私の元勤務先では、ほぼ全ての方に歯間ブラシについて説明していました。












ご存知の方も多くいらっしゃるとおもいますがこれが歯間ブラシです。

いろいろな形のものがありますが、持ち手の先にブラシがついているものです。







市販ではシリコンのものが流行っていますが、汚れ落ちの面ではシリコンではなくこう言ったブラシのほうに軍配が上がります。






シリコンは気持ち良くてマッサージ効果はありますが、実はあまり汚れが落ちないのですよね(´・_・`)








歯間ブラシについて説明をすると


『こんなの入りませんよ(笑)』



と言われてしまうのですが、意外と入ります!






歯並びや歯の形の関係で入らないところももちろんありますので入らないところに無理やり入れないようにだけ注意してください!












こんな感じ



歯と歯の間の歯と歯茎の間に差し込み、一箇所5回ほど前後に動かしてください。(わかりづらい!笑)









今迄歯と歯の間のケアをしていなかった方は結構出血の量が多いかもしれません。






これが『歯茎が腫れてる』ということです。






残っていたプラーク(汚い話、プラーク1グラムあたりの細菌の数は、便1グラムの細菌数とほぼ同じなんですよ‥)の細菌が悪さをして、歯茎が炎症を起こしている状態です。







そこで

『わー血が出た!!!歯間ブラシって良くないのかも‥!』

と、やめてしまう方、多いです







やめたら‥ずっとそのままですよ!(;゜0゜)











やり方が下手だから血が出た、というわけではないのです。(最初は難しくて歯茎に刺さって血が出てしまうこともあるのでそこは難しいところですが‥)








今迄磨けていなかった、未開拓だった炎症地帯を触ったから血が出ているのです。


これは毎日正しく歯間ブラシを使っていると、大抵の方は1?2週間ほどで治まってきますo(`ω´ )o













ダサい!笑









このように引き締まると、今迄腫れた歯茎で埋まっていた部分出てきます。すると??

歯間ブラシ今迄使っていたのがユルい!?という現象が出てくることもあります。



(上記の絵はかなり大げさです。)








ここでまた疑問が








歯茎が下がってきて根が見えてきちゃうってことでしょ?そんなのいやよ!やっぱり歯間ブラシなんて!









こう言った声は時々聞きます









歯間ブラシを使うと歯茎が下がる????





そうですね‥腫れていた部分が引き締まるという意味では歯茎が下がるという表現もありだと思います。







ただそれは‥『歯茎としては健康な状態になっている』ということです。







ここで知っておいて頂きたいのが、歯周病の存在です。



最近アットコスメでも歯周病ケアというワードを見かけたりして嬉しい限りですo(`ω´ )o




説明は下手ですが簡単にご説明します。






一般的によく聞く歯茎の状態。




①歯肉炎

これは、名前の通り歯肉の炎症ですね!





歯茎が腫れてる。
歯茎だけが腫れています。


これはおうちでケアをしっかりすれば数日で治ります。






②歯周炎(歯周病)

ダサくて雑でわかりづらい絵を‥





歯肉、歯槽骨、歯根膜、セメント質と呼ばれる4つの歯周組織。




そこまで炎症が及んでいる。それが俗に言う歯周病です。








歯を支えている組織たちです。






歯肉炎を放置していると‥











どんどん絵が雑になってる!






左側、さっきより骨とか歯肉の位置が下にありますね!(セメント質と歯根膜は面倒という理由で省きました(^◇^;))



これは歯周病原菌が骨を!溶かしてしまったのです!







恐ろしいことをいいますが‥



歯槽骨は戻ってきません。今の技術では!(特殊な技術で骨を再生させたりする技術もあるそうですが)(iPS細胞みたいなものに頼ればアリかもしれませんが)


と、とにかく!(自信がないからスルーしてくださいね)





骨は基本的に戻ってはこないのです。



そしてそれがどんどん進行すると、支えてくれた骨がなくなった歯は、グラグラ‥ポロっ(Σ(゚д゚lll))






これが歯周病の末路‥








でも、もし発症していてもしっかり治療とケアをすれば進行を遅らせることができるのです。








でも歯周病になってしまったら1人の力で治すことはほぼ不可能です。なぜなら見えないところに溜まった汚れはご自身では落とせないから!






これめちゃめちゃかたいんですよ!!



機械使っても取るの大変です。


でも取れた時の快感はひとしおです。(^_^*)笑






歯茎に近接しているのでほとんどの場合は麻酔をしてガリガリと取ります。








これを取らない限り良い方向には向きません。














何の話をしていたか‥



歯間ブラシをお勧めしたかっただけなのですが汗

おしゃべりですみません(^◇^;)










ですので、歯間ブラシをしてあまりにも歯が伸びた!?と感じるのであれば歯周病で骨が溶けてしまっているのかもしれない??という可能性もあるということです!また、出血多量でいくら毎日やっても改善しないのも歯周病の可能性があります。

全く自覚ないけど歯周病ってこともあります!
わかりづらい病気です


是非歯科の受診を!





ちなみに‥年齢とともに罹患率は高くなってきますが、遺伝や体質が大きく関わっているのも歯周病の大きな特徴です。


20代で発症する方もいらっしゃいますし、30代の方でも意外と少なくないのです。反対に歯をあまり磨いていない80代の方でも歯がちゃんと残っているということもあるのです。なんて不平等な‥。







『今歯医者に来てよかった!!』という声もたくさんいただきます。歯はもう生えてきませんので、もう一度言いますが、ぜひ歯科の受診を(^人^)

できれば、定期的な受診を(^人^)














歯間ブラシのサイズ選びはたくさんあって大変なので、検診も兼ねて、適正な歯間ブラシやグッズを教えてもらいに行くのもいいと思います(((o(*゚▽゚*)o)))








前勤務先では歯間ブラシ10種類くらいサイズがありました(^◇^;)どこを受診したら良いかわからない場合は歯周病に力を入れている医院がいいと思います(^_^*)


真ん中の軸はワイヤーになっていますので無理やりサイズの合っていないものを入れると、そのワイヤーで歯が傷ついてしまうこともあるので、適正なサイズ選びはかなり重要です!

小さすぎても汚れ落ちないので(´・_・`)







フロスやワンタフトブラシというものも大好きでオススメですが、あまりにも長文になってしまったので省きます!自己都合!(^◇^;)










ぜひ歯間ブラシ使ってみてください( *`ω´)










未熟者なので歯科関係者様間違った表記があればご指摘下さいm(_ _)m




長々とした文失礼しました!
最後まで読んでくださった方ありがとうございました(^人^)




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